真面目すぎる人の特徴や仕事・恋愛の仕方6つ
by camerazn
仕事に関して、真面目を通り越して、真面目すぎる人がいます。もしかしたらあなたの周りにも一人や二人ぐらいはいるかもしれませんね。
では、その真面目すぎる彼らはどのような仕事のやり方をしているのでしょうか。
そこで本日は真面目すぎる人の仕事の仕方や特徴をご紹介しますので、あなたやあなたの周りの人のやり方に当てはまるかどうか、確認しながらご覧ください。
真面目すぎる人の特徴
「出来ない」と言えない
真面目すぎる人の典型ですが、仕事を持っている状態でさらに別の仕事を頼まれたとき「出来ない」と言えません。
「出来ない」というと負けだ、と思っているわけではなく、自分が出来ないと他の人に仕事が回ってしまい迷惑をかけると思っていることばしばしばあるのです。
仕事が増えるのが1つや2つの案件なら、この状態でもなんとか引き受けて対応出来るものですが、自分の手に負えないほどの量が来ても真面目すぎる人は断る事が出来ず、自分のキャパをオーバーし、結果休憩を削ったり、残業をたくさんして無理をした挙げ句に仕上げる事になってしまう傾向があります。
人を頼る事が出来ない
「出来ない」と言えず引き受けてしまうなら少し人を頼ればいいのですが、断れないほど真面目なひとは人に頼むことも出来ません。
どんなに手が空いている人を見ても、その人に自分の仕事を手伝ってもらおうとは思わないのです。
これも「手伝ってもらったら負け」と思っているわけではなく、人に迷惑をかける事を極度に恐れているのです。
逆に人を手伝うのは得意です。というより頼まれたら嫌とは絶対に言いません。自分がどんなに忙しくても、です。
結果、もともと仕事を持っていた人より、手伝いのはずの自分が多く仕事を引き受けてしまうハメになったりもします。
休まない
真面目な人は自分の手が空いてしまう事を恐れます。ギュウギュウに詰めた仕事が終わった後でやっと時間が空いた時でも、他の人の仕事を手伝おうとしたりもするでしょう。
そして休憩時間もそこそこに仕事に取りかかろうとします。決して仕事が遅いわけでも、仕事量が最初から多いわけでもありません。積極的に「仕事を増やそう」とするのです。
結果「仕事好き」だと勘違いされてしまいがちですが、決して仕事が好きなわけでもありません。
本人は給料分働いているだけのつもりなのです。ただ他の人とはその「給料分」の認識が違うだけ。
普通のひとはそこまで無理をして仕事を引き受けませんし、休憩中以外にもトイレ休憩やタバコ休憩など一息入れる事に抵抗がありません。
一方で真面目すぎる人は「勤務時間中はめいっぱい働く事」だと思っているので休憩時間以外に「一息入れる」なんてことは言語道断なのです。
人の話を全て聞いてしまう
まじめすぎる人はどんな人に対してもすべての話を最後まで聞いてしまいます。自分の意見を話すのは、相手の話が終わってからという場合が多いものです。
人の意見を遮ることができず、聞き入ってしまうため相手の意見に賛同しがちなことも多々あります。
自分の意見を話すタイミングを失いがちで、損をしていることも多いと言えるでしょう。
仕事に関してはいくら真面目すぎるとはいっても、相手の意見が間違っていると気づいたときはすぐに反論することも時には必要です。
時間に余裕を持ちすぎる
今の時代、どこでも仕事ができる世の中ですが、真面目すぎる人は、顧客との打ち合わせ、社内の会議、出勤時間に余裕を持ちすぎて、時間を無駄にしがちです。
約束された時間の10分前に集合しているのは一昔前の話です。
10分あればメールのチェックや、見積書、提案書のチェックができますし、ホスト役でない限りは1分前に集合で問題ないケースが増えてきました。
真面目な人は何かあってからでは遅いとあれこれ考えすぎてしまい、常に心に余裕がありません。
これでは周りのことがよく見えず、部下や同僚から細かすぎる人だとか、心が狭い人だと思われてしまうでしょう。
事情があって時間に間に合わないこともあります。
事情を話してわかってもらえない相手なら、仕事上の関係を見直す必要があるのではないでしょうか。
ペーパー出力で書類を保存する
真面目すぎる人は書類が紙でないと安心できない人が多いようです。
パソコンやタブレットで会議資料を見るよりも、紙出力されたものをもっていないと不安になり、出力された用紙でないと確認作業ができない人が多いようです。
パソコンやタブレットは電源が無いと確認することができないと不安で仕方ないようですが、そもそも電源がないということはほとんどありませんし、予備の充電を持っていれば全く問題ありません。
ペーパレスの時代ですから、紙出力するよりもパソコン、タブレットを使いこなすようにスキルを上げることが必要です。
パソコン等の電子媒体にわかりやすく、文書等を保存し活用することができれば、紙出力するよりもデータは多くの人が有効に利用することが可能になるでしょう。
真面目すぎる人の恋愛
なかなか次のステップに進まない
真面目な人というのは誠実そうで人気がありますが、その実態をしっかりと知っておかないとこんなはずではなかったと思ってしまう危険性もあります。
真面目な人との恋愛で女性がよく言うのが、真面目な男性は全然手を出してこない、という事です。
また真面目な彼女を持つ男性も同様に、なかなか彼女が手を出させてくれない、と悩んでいます。
真面目過ぎる人というのは、恋愛においてなかなか次のステップに進まないという特徴があるのです。
良く言えば軽くないという事なのですが、相手からしてみたらかなりじれったい事は間違いないでしょう。
この特徴に感心できてあわせる事ができるというのであれば何も問題はありませんが、なかなか次のステップに進まない事で本当に自分を好きなのかと不安になる方もいるでしょう。
その場合には、しっかりとその不満もぶつけるべきです。
そうすれば、相手も真面目に考え直してくれるはずです。
デートの計画はきっちり立てる
そこまで真面目ではない人同士の恋愛であれば、デートをする時にも特にやる事は決めずに待ち合わせだけして、そこからダラダラお店などを決めるというコースもよくあるでしょう。
そうやって一緒にあれは?これは?と緩く過ごすというのも、恋愛においては悪くない時間です。
しかし、真面目過ぎる人と付き合うと、こういった緩いデートはあまり好まれません。
というのも、真面目な人はデートの計画はきっちと立てたいのです。
何時に集合して何時にどこのお店へ、何時の映画を見てその後は何時までカフェへ、何時の電車に乗り帰宅、など最初から最後まで時間まで決めているケースもあります。
色々決めてくれているので楽と言えば楽ですが、毎回ちゃんとしすぎていてかえって退屈だったり息苦しいと感じる事もあるでしょう。
そういうタイプには、一度主導権を渡してもらって、自分なりのそこまで決め過ぎないデートで楽しませてあげてみてください。
それで相手が納得すれば、また今後もたまには緩めのデートができるようになるでしょう。
付き合うイコール結婚前提
真面目過ぎる人というのは、恋愛と結婚を別に考えないという傾向にあります。
というのも、付き合うイコール必ずと言って良い程結婚前提なのです。
そんな相手にこちらから別れを切り出してしまうと、そんな軽い気持ちで付き合っていたなんてとかなりショックを与えてしまう可能性もあります。
真面目過ぎる人と付き合いたいと思ったら、このあたりの事をしっかりと理解してあげないといけません。
その相手と付き合うとなったら、結婚もしっかりと意識した付き合いをする事になる、予めそういった覚悟を決めて本当に付き合うのか決めないといたずらに相手を傷つける事になってしまいます。
この延長で、真面目過ぎる人と付き合うとすぐに親に会わせたがる、または親に会わせてもらいたがるなんていう事もあるでしょう。
恋愛のつもりでこう言われるとちょっと驚きますが、相手はもう結婚前提で考えていると思えばこうなるのも無理はないでしょう。
真面目過ぎる人はこういった特徴がある事は知っておかないとうまくいきにくいです。
待ち合わせよりにはだいぶ早く着いている
真面目な人は待ち合わせ時間には遅れない、できれば5分程度早く着くという人は多いです。
しかし、真面目過ぎる人はどんなトラブルがあっても待ち合わせに遅れないようにと色々考えてかなり早く家を出る事が多いです。
その結果、当然何もトラブルがなければかなり早く待ち合わせ場所に着く事になります。
あまり待たせてしまうのも心苦しいですが、相手にあわせて自分も早く着くようにするとさらに相手がまた気を使ってそれよりも早く着ようとしたり、そういった不器用なすれ違いが生じてしまう事も真面目な相手ではあり得ます。
一番確実なのは、相手の家まで迎えに行ったり自分の家まで来てもらう事です。
相手の家に自分が行くのであれば外で相手を待たせるような事はなくなりますし、自分の家に来てもらえば多少早く着いてしまっても家で飲み物でも出して待ってもらえるのでこれまた外で一人で待たせるよりは良いでしょう。
真面目すぎる性格を直す方法
自分自身を認める努力をする
ただ真面目なだけに留まらず、融通の利かない真面目すぎる人というのは、基本周りの誰よりも完璧主義者です。
だからこそ自分自身を含めて他人の小さなミスも許せませんし、手を抜くという行為ができません。
もちろん真面目な姿勢というのは褒められるべきものですが、自分と同じ意識の高さを人の強要したり、自分や人の短所を認められないのは少し問題です。
こうした考えは自己肯定ができない自信のなさの表れであることが多いため、真面目すぎることを自覚して直したいと思っているのであれば、まずは自身の長所も短所も認めてあげることが大切になります。
そうでなければ常に周囲に自分がどう思われているのか、自分が認められているのかどうかが気になってしまい、真面目すぎる振る舞いや考えをやめられなくなってしまうのです。
少しずつでいいので、自分自身のことを好きになっていってください。
断る勇気と他人を頼ることを覚える
真面目すぎる人というのは、何もかもを一人で抱え込もうとしてしまいます。
どんなに忙しくても頼られると断ることができなかったり、やることが手一杯になってしまっても荷物を人に預けて楽になろうという気持ちになることができません。
人の頼みを断れないのは、断ったことで傷つけたり嫌われることが怖かったり、もう二度と自分を頼りにしてくれないのではないかという恐怖心から来るのも理由です。
そして人に頼れないのは、迷惑をかけたくないという部分が大きいでしょう。
まずは無理なことは断る勇気を持つ、そして大変なときには簡単なことから人を頼ることを覚えていってください。
いい人でいよう、人に迷惑をかけないようにしようと考えるのは素晴らしいですが、真面目すぎて考えなくてもいいことまで考えを巡らせてしまうのは悪い癖です。
周囲の人の優しさを信じてあげてください。
自分のだらしなさを受け止める
考えかたに柔軟性を持つことで、真面目ではないだらしない自分をどんどん受け入れてあげてください。
真面目すぎる人というのは厳しすぎてしまい、だらだらと過ごす自分や手を抜く自分に罪悪感を覚えてしまいます。
ですが、人間誰もがいつでも全力疾走できるわけではありません。
見ていないところではいろいろとサボっている人は多いですし、やるべきことをきちんと行っていれば、だらけていても結果は案外どうにかなってしまうことが多いものなのです。
何かを「しなければならない」という使命感を持ちすぎず、適度に休憩をしたり力を抜いて物事に当たるようにしてください。
基本真面目であれば、少しくらいサボったことがばれたってそう文句はいわれませんよ。
不真面目すぎるのは問題ですが、不真面目な自分がいたって誰も困りません。
要はメリハリをつけて、自分の心が疲れないように行動をすることが大切なのです。
誰かと比較することをやめる
真面目すぎる人のその考えかたは「いい子でいたい」「叱られたくない」「優秀でありたい」、そういったことから来ていることが多いです。
子どもの頃から普通よりも優れているタイプが多いため、強く怒られたり劣等感を覚える事態の遭遇経験が少なく、強く見られたい、他人よりも「できる」と思われたい、頼られたい、そう思い、常に人の目が気になりすぎています。
いつも誰か人と比べて優秀でいようとする考えを持つのはやめましょう。
真面目すぎる人というのは、自分の価値を他人と比べることで決めようとするところがありますが、無意識に優劣を決めて自分の位置を確認する行為は空しいだけです。
気にしているのは自分だけで、周囲は誰もこちらのことを比較対象にしていないなんて独り相撲も珍しくありませんよ。
自分の価値は自分の中だけで決めるようにしてください。
真面目すぎる人の仕事の仕方は変わらない
いかがでしょうか。
真面目すぎる人というのは、その仕事のやり方がベストだと考えているフシがあるため、なかなか変えようとはしません。
スピード重視で仕事をしろと伝えても、改善は見られないものです。
真面目であるというのはとても良いことのように聞こえますが、全てがプラスに作用するわけではありません。
いまは、70%の完成度でいいから早め早めに仕事をしようというのは一般的ですが、それに適用できないため「お荷物」になってしまうのです。
一度真面目すぎるがゆえに会社のお荷物になっていないかどうか、確認してみてはいかがでしょうか。
気づきにくかったことに気づくキッカケになるかもしれません。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。