不屈の精神でスターバックスのコーヒーを世界に広めた男の話

スターバックスのコーヒーを世界に広めた男の話
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自分の夢がまさに壊れようとする人生の土壇場を経験した人は大勢いるはずだ。

このような事態にあらかじめ備えておくことはできない。

しかし、問題はどのように対処するかにある。

どんなときにも自分の価値観を忘れてはならない。

大胆かつ公正に行動し、決してあきらめてはならない。

ふとしたことから、

スターバックスのコーヒーに出会ったことがきっかけで、

後にスターバックスのCEOとなり、

6店舗、100人以下の従業員規模から10年間で

1300店舗、2万5000人以上の企業に育て上げた男がいた。

ハワード・シュルツ。

彼とスターバックスとの出会いからCEOまでの軌跡の概要をご紹介。



不屈の精神

 

ハワードはある会社の副社長だった。

ある日、とある小さな会社から大量のコーヒーメーカーの注文が入る。

なぜこんな小さな会社からこんなにコーヒーメーカーを使うのか

気になったハワードはその会社に行ってみることにした。

その会社の名前はスターバックス・コーヒー・ティー・スパイス。

そしてそこで飲ませてもらったコーヒーに衝撃をうける。

 

スターバックス創業者との出会い

 

ハワードはそこで色々と話しを聞くうちにすっかりスターバックスに惚れ込む。

スターバックスには3人の共同経営者がいた。

彼らはコーヒーを愛する人達だけでもいい、

その人達だけにでも本当に美味しいコーヒーを伝えたいとの想いから、

スターバックスを創立した。

店は予想以上に繁盛し、評判はどんどん上がっていく。

そしてハワードはスターバックスと出会った。


ハワードの不屈の挑戦

 

ハワードは当時の地位や、高給などをあきらめてでも

彼らと一緒にスターバックスで働きたいと強く思った。

そして創立者たちと会食の機会を得て

それを伝える。

 

スターバックスには無限の可能性がある。

スターバックスはもっと大きくなれる。

もっと多くの人がスターバックスのコーヒーに夢中になる。

何百という店舗を持つ大企業になることだって可能だ。

 

そう3人の創立者たちに伝え会食を終えた。

 

翌日、創立者の一人ジェリーから電話がかかってきた。

返事は「No」。

創立者たちはハワードをスターバックスに迎え入れようとはしなかった。

ハワードの主張は創立者たちにとって受け入れ難いものだった。

 

私は、三人を魅了するどころか、たじろがせてしまった。

彼らは会社を壊されるのではないかと心配しているのだ。

私は適任者ではなかった。

まるで、結婚式の途中で新郎に逃げられた新婦のような心境だった。

あまりに衝撃が大きかったので、しばらく考えがまとまらなかった。



不屈の精神が生まれた瞬間

 

納得出来ないハワードはさらに翌日ジェリーに電話をかけ

自分の持っているマーケティングや販売の知識などが

スターバックスに大きな影響を与えると伝えた。

スターバックスの可能性、運命についてジェリーに訴えた。

 

ジェリーはハワードの主張に対して

一晩考えると告げ、電話をきった。

 

その翌朝、ジェリーから電話がくる。

一緒に働こうという前向きな返事だった。

 

ハワードはこう振り返る。

あれから15年になるが、つくづく運命は不思議だと思う。

あのとき、私が最初の決定を黙って受け入れていたら、

どうなっていただろうか。

そんなことは不可能だと言われたことは数え切れない。

そのたびに忍耐力を奮い起こして誠心誠意相手を説き伏せ、

不可能を可能にしてきたのである。

 


彼らとの出会いがないままだったら
ハワードは一生スターバックスの一員となることはなかっただろう。

当時は現在のようなスタイルではなく、

深煎りしたコーヒー豆を売っている店だった。

それをハワードはコーヒー豆を売る店から、

コーヒーを飲んでもらう店に変えた。

 

コーヒーを飲んでもらうスタイルに変更する際に

ハワードとジェリーは考えが合わなかった。

ジェリーはスターバックスをあくまでも小売業者として捉えていたからだ。

そのためハワードはスターバックスを退職した。

会社を辞める決意を固め、
自分の理想のコーヒーを提供する店を作るために会社を起こした。

 

その後のハワードは資金集めなどに何度も苦労しながらも、

人気のコーヒー店へと成長させた。

 

それから1年足らず、

スターバックスの創立者たちが店と焙煎工場、商標を売却する、

という話が舞い込んでくる。

それを聞いたハワードはすぐさま買収を決め、

自分の店舗にスターバックスの看板を掲げるようにした。

それが今のスターバックスの始まりとなった。

 

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。

出典

 

本書では、

エスプレッソとの出会い、

ハワードの数多くの障害や苦悩・挫折、

スターバックスの組織としてのプロセス、

人気のフラペチーノの誕生などが書かれている。

まさに改革的なことを常に行なってきた会社である。

だからこそ今の繁栄につながっている。

 

こんな良い物に出会えたのはチャンスだ!と感じたら迷わず行動に移す姿は

前に取り上げた、マクドナルドの創業者レイ・クロックと非常に似ている気がした。

 

最初は失敗への不安に駆り立てられたこともあった。

しかし、一つ一つ挑戦しているうちに次第に物事を楽観的に見られるようになった。

くじけることなく挑戦し続ければ、たいていの人は自分の夢よりも大きなことを達成できる。

大きな夢を持つことが大事なのだ。

ハワード・シュルツ

 

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