すぐキレる上司との付き合い方9つ
あなたの職場にはすぐキレる人はいないでしょうか。
そんな人がもしあなたの上司であれば、もう毎日が辛くて仕事場には行きたくないものですよね。
とはいっても転職したりするのにはそれなりに時間がかかるので、やはり身につけておきべきスキルはそんな上司との付き合い方です。
そこで今回はすぐキレる上司との付き合い方についてご紹介していきますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。
すぐキレる上司との付き合い方
上司がすぐキレるのはその人の個性、自分の責任ではないと割り切ろう
真面目で一生懸命な人ほど、上司がすぐキレるタイプだと、自分に何らかの落ち度があるのではないかと深刻に考え込んでしまいます。
しかし、キレやすい上司というのは、そういう個性を持った人間であり、どんなに完璧に仕事をこなそうとも部下の何かにケチをつけてはキレるものなのです。
こういったタイプが上司になってしまったのは不運としか言いようがありません。
だけど、仕事なので付き合っていかなければならないですよね。
そこで大切なのは、上司がキレる原因が自分にはないと割り切ってしまうこと。
上司がキレる度に自分を振り返って悩んでいては身が持ちません。
上司がキレたら、一応申し訳なさそうなポーズだけしておきましょう。
キレた上司の発言の中で必要な情報だけをピックアップしよう
すぐキレる上司は、怒鳴ったり人を詰ったりするのが日常。
だけど、上司であるからには仕事上の権限を持っていますよね。
非常に不愉快ではありますが、どんなに怒鳴られても仕事上の話だけはしっかりと聞いておかなければなりません。
なので、上司があなたにキレた場合は、上司の言葉を取捨選択しましょう。
仕事に全く関係ない単なる八つ当たりや愚痴は、右から左に聞き流し、仕事上必要なところだけをピックアップするのです。
そして、余計なことに口を挟まず、上司が一通りキレ終わって言葉を止めた後に、「申し訳ありませんでした」と頭を下げ、ピックアップした内容を「こういうことですね」と上司に確認してしまいましょう。
キレた上司を恐怖するあまりに、仕事上重要な言葉を聞き流すと、それがまた上司をキレさせる原因となってしまいます。
キレた上司の詰り声は騒音ということにして、必要なことだけを拾い、脳内で仕事に役立つ情報として変換しましょう。
キレる上司との接点は、可能な限り少なくしよう
キレる上司は日常的にキレているので、接点が多い程とばっちりをくらう機会が増えてしまいます。
キレる上司を尊敬して親しくなるという手段もありますが、これは相当人をコントロールする能力が高く、しかもキレる上司と元々相性が良くなければ難しいです。
なので、接点を可能な限り少なくするというのが賢い選択。
ただし、気を付けなければならないのは、キレる上司と接したくないからと仕事上の報告・連絡・相談を疎かにしてはいけないということ。
キレやすい上司は、仕事のことを全部把握しておきたいという特徴があります。
自分を通さず何かを決定されることが耐えられません。
それに、どんなに嫌な奴でも上司ですので、仕事上必要なことは関わるしかないのです。
では、どうすれば良いのかと言うと、自分の仕事で上司が関わる部分を整理し、一度に色々なことを確認するのです。
あれこれこまごまと何度も上司に接触するのではなく、一気にどーんとまとめていってしまいましょう。
そして、この時は要点をまとめて、簡潔明瞭に仕事のホウレンソウを上司にできるようにきちんと準備してください。
この方法は、仕事の効率を上げ、更にキレる上司との接触を減らせるので一石二鳥です。
キレやすい人に限って「キレやすい」とは思っていません
昔から「上司と親は選べない」といいますが、仕事における人間関係、特に上司との関係性はなにかとストレスフルなものです。
理想の上司なんてなかなか巡り会えるものではありませんが、特にタチが悪いのが「すぐキレる上司」です。
社内はもとより、取引先にもすぐキレてしまうので、関係性が悪化しないようフォローしたり、気疲れしてしまいますよね。
こういうタイプに限って、自分が「キレやすい」人間だということに気づいていません。
万が一、それを誰かに指摘されたりすると余計怒ってしまい、悪いスパイラルになってしまいます。
上司は誰かの真似をしているはず?
では、どうやって対処すれば良いのでしょうか。
上司、つまり管理職ですぐキレてしまうタイプの人はマネジメントが苦手なタイプが多いのです。
どうやって仕事や人をコントロールしていいのかがわかっていないため「キレる」という短絡的な行動しか起こせないのです。
悲しい話ですが、これが威厳だと勘違いしている人もまだまだ多いのが日本社会だと思います。
そんな上司は、必ずと言っていいほど誰かの真似をしています。
その上司の上もまた、キレやすいタイプのではありませんか?
自分の身近な人間がそうであると、そうあることが正しいと思い、連鎖していくのです。
それでもダメなら、チーム戦です!
そういう勘違い上司には、ことあるごとに「○○さん(上司の上のキレる上司)は、すぐ怒ってしまうので相談し辛くないですか?」「○○さんとうまくやっているのはすごい」など、適当に褒めてみましょう。
キレやすい人は単純なので、自分は部下に信頼されていると思うようになります。
すると、「起こることで威厳を示さなくても良い」と考えるようになるので、自然とキレることが減ってくるはずです。
これは、1人でなく、できれば複数人、チームで行うと効果的です。
上司も誰かの部下。
ムカつくことは多いですが、少し寛大な気持ちで接すると、好転することは多いものですよ。
キレたら、逆らわずに頭を下げて受け流す
上司がキレた時の対処法として良くないのは、言い訳や自己弁護をしたり、相手に逆らうような発言をすることです。
キレた上司は理性を失い、感情的になって激高しているわけですから、そんな対処をしたら、火に油を注ぐようなものでしょう。
キレやすい人は、ちょっとしたことですぐに激高しますが、その怒りは長くは続かないもの。
ですから、キレた上司が怒鳴り散らしたり、声を荒らげてガミガミ言ってきたときは、いっさい逆らわず、ひたすら頭を下げて受け流しましょう。
自分の気がすむまで怒鳴れば、それで満足して、上司の怒りは収まるに違いありません。
なるべく早く上司に落ち着いてもらうためには、頭を下げて嵐が過ぎるのを待つのが、一番上手な対処法です。
上司の「キレるポイント」をつかむ
すぐにキレる人というのは、何にでもキレやすいという特徴はありますが、「何にでも同じようにキレる」ということはありません。
誰にでも「キレやすいポイント」というものがあるものです。
ですから、ふだんから上司を観察して、どういうときに特にキレやすいのかを把握するようにしましょう。
同僚と話をして、「上司の切れるポイント」を分析してみることもおすすめです。
たとえば、仕事のタイムリミットに特に厳しく、少しでも遅れると必ずキレるとか、言葉づかいにうるさくキレやすいといった、上司の傾向を把握するのです。
そして、その「キレるポイント」に注意して仕事をするようにすれば、キレられる機会は減るに違いありません。
報連相を密にするように心がける
キレやすい上司に対しては、どうしても腰が引けてしまいますから、なるべくコンタクトを取らないようにしがちでしょう。
しかし、これは逆効果。
仕事上必要な報連相を少しでも怠ったり、いいかげんにすると、それが原因でキレられるということも少なくありません。
そんなことにならないよう、日々、仕事に関するコミュニケーションは、意識的に密に取るように心がけましょう。
そのポイントをしっかり押さえておけば、余計なことでキレられることはなくなります。
また、上司とのコミュニケーションを積極的に図ることによって、上司との関係に慣れ、キレる上司にも早く慣れることができるのです。
すぐキレる上司との付き合い方のまとめ
- 上司がすぐキレるのはその人の個性、自分の責任ではないと割り切ろう
- キレた上司の発言の中で必要な情報だけをピックアップしよう
- キレる上司との接点は、可能な限り少なくしよう
- キレやすい人に限って「キレやすい」とは思っていません
- 上司は誰かの真似をしているはず?
- それでもダメなら、チーム戦です!
- キレたら、逆らわずに頭を下げて受け流す
- 上司の「キレるポイント」をつかむ
- 報連相を密にするように心がける
きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。