仕事が退屈なときの対処法6つ

 
デスクワークの仕事であれ、現場の作業であれ、仕事が退屈で暇なときというのは誰でも経験ありますよね。

やらなければならないことはわかっているのだけれど、あまりにも単調な作業でついつい眠たくなってしまって、仕事のミスが出たり、同じところばかり繰り返しやっていたりという経験はないでしょうか。

そういう場合に、無駄に時間をつぶすのは非常にもったいないことです。

気も進まないですし、そんな様子を見ている同僚もやはり良い気分はしないでしょう。いろいろなところにそうした弊害というのが現れるものです。

では退屈なときはどのようにして時間を使っていくとよいのでしょうか。

その方法は頭を使って考えればたくさんのアイデアが生まれるものです。

そこで本日は仕事が退屈なときの対処法をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧いただき、できそうなものはトライしてみてください。

これらを実践することで、かえって時間を効率よく使うことが出来ますし、それに付随して得することもあるはずですよ。



仕事が退屈

 

やれるところから先にやってしまう

 
その日にやらなければならない仕事のうち、前後させても差し支えない範囲で、まず確実にできるところからやっていくように順序を入れ替えてみましょう。

これはどんな小さな仕事でもある程度の効果が見込める方法です。

まず確実に完成させられるところからやってみましょう。そうすると、仕事を完成した達成感で、リズムに乗れますから、他の退屈な仕事も一気に仕上げてしまうこともできます。
 

暇なときは積極的に同僚の仕事を手伝う

 
もし、自分のやるべき仕事が急ぎのものでないならば、気分転換を兼ねて、職場の同僚の仕事を手伝ってあげてはいかがでしょうか。

人の手を必要としている同僚はきっといるはずです。

そんなときにちょっと声をかけてあげて、手伝ってあげれば、同僚からも好感を持ってもらえますし、一石二鳥といえます。

特に体を動かさなければならないような作業を手伝ってあげると自分自身にとってもいい気分転換になりますので、自分の仕事をするときにはすっきりした気分でスタートさせることができるはずです。
 

翌日以降の仕事の段取りをくむ

 
その日にやるべき仕事がどうしても面白くなくて、やる気が起こらず、はかどらない場合、翌日以降にやるべき仕事の段取りを先にしてみましょう。

そうすることで、翌日以降、少しでも心の余裕を持って仕事に臨むことができますし、自分自身にとってよい気分転換にもなります。

また、翌日とか一週間というスパンでなくても、1ヶ月以上先というような中・長期のスパンにおいても、いずれやらなければいけない仕事があるのであれば少しでも準備をしておくとよいでしょう。

このようなスケジューリングをしっかりと決めておくことで、中だるみする可能性を減らすことができますし、仕事をさばいていることが可視化できるので、仕事が楽しいと感じるようになるきっかけにもつながります。



退屈なときこそ自主研修に励み、スキルを上げる

 

自分の仕事の幅を広げていく上で勉強が必要なことがあれば、少しでも時間を見つけて自主研修を行ってみてはいかがでしょうか。

本を読むなり、ネットでいろいろと調べるなり、方法はありますので、少しでも自分の引き出しを増やしておけるようにしてみましょう。これも大事な気分転換の1つです。

もちろん、今やらなければならない仕事の成果を誰かが急ぎで待っているのであれば、自主研修などもってのほかですので、そこはきちんと線引きをしないといけません。

仕事が退屈で辞めたいと感じている人ほど、職場の空気を読まず、自己中心的な行動をしがちになりますが、その行為はますます自分の首をしめることになってしまうので、配慮に欠けた行動は慎みましょう。

 

同僚に仕事を手伝ってもらう

 

職場や仕事の環境によっては、よくデータを自分で読みながらパソコンに入力しなければならいときというのが多々あるものです。

そのような場合、どうしても作業が単調になってしまって、ついつい睡魔が襲ってきて眠くなり、思わず読む行を間違えたりして余計に仕事を増やしてしまうこともよくあるエピソードです。

こういうときは、もしたまたま手の空いている同僚がいれば、ちょっと声をかけてデータを読んでもらうのも1つの方法です。

その方が、緊張感も出てきますし、仕事の能率よく終わりますから、ダラダラすることもありません。

ついでに入力完了後、データの読み合わせをしてもらって、入力データの確認も手伝ってもらえば完璧でしょう。



場所を変えて軽い運動をしてみる

 

どうしても仕事が退屈で仕方ないなら、少し席を立って歩いてみるなり、のびをしてみるなりして気分転換をしてみましょう。

とはいえ、同僚が皆見ている場所で露骨にやると、ともすればひんしゅくを買ってしまう可能性がとても高くなりますので、トイレに行くついてにでも、窓の外の景色を眺めてみたりしながら、両腕を回してみたり、体をひねってみたりしながら気分転換をはかり、眠気も吹き飛ばしてしまいましょう。

こうして脳を活性化してまた仕事を再開してみるだけでも効率よく働くことができるはずです。

 

マンネリ化が原因?アプローチの方法を変えよう

 

仕事に慣れていくほど、必要な時間は減り、同時に集中力や責任感も徐々に薄れていくことがあるかもしれません。

マンネリ化した業務ではやる気が出ず、つい退屈さを感じてしまう人は多いでしょう。

そこでなるべく暇な時間を失くすように、時々は仕事へのアプローチ方法を変えてみてください。

いきなり机に向かって仕事を始めるのではなく、まずマインドマップを製作してから仕事に取りかかったり、周囲とコミュニケーションを取ってから仕事をしてみましょう。

そういうふうに仕事に手をつける時のパターンを変えてみることで、常に新鮮な気持ちで仕事に臨むことができるはずです。

自分に合ったアプローチ方法を考案することで、仕事の効率だけでなく意欲も上昇します。

誰とも似ていないオリジナルを突き詰めることで、暇も退屈も自然と消えていくかもしれません。



仕事のやり方が間違ってる?業務内容の改善を提案しよう

 

仕事が退屈で暇になるということは、その業務内容が与えられた時間に見合ったものではないのかもしれません。

暇な時間を持て余して、無駄に会社にいる時間を増やしているのなら、それは不適切で意味のない時間と判断されても仕方ありません。

業務内容を上司や同僚と見つめ直し、改善を提案してみることをお勧めします。

世の中には、誰だってできる仕事もあれば、その人にしかできない仕事も存在します。

お金をもらえるのならできるだけ楽な方がいいと考える人もいれば、難しくとも自分にとってやりがいのある仕事がほしいと願う人もいるでしょう。

仕事に対して何を求めるか、何を重視するかによって、その人が実際に与えられた業務内容に対して抱く感情は変わります。

その人に適合しない仕事は、退屈と暇な時間を生むでしょう。

一度職場で話し合い、自分の希望に近い仕事ができるように訴えかけてみてください。

 

誠実な気持ちがなくなった?初心に戻ってみませんか?

 

初心に戻ることを忘れた人は、やがて仕事への情熱を失っていくことは間違いありません。

誰だって不慣れな時代を乗り切り、失敗を繰り返して仕事をこなせるようになります。

その時に感じた理不尽さや達成感は、体に深く沁み込んでいるでしょう。

しかしそういった感覚は、自ら意識しなければ表面に浮き上がってくることはありません。

今一度初心を思い出すことで、仕事に感じる退屈さを緩和し、新たな気持ちを作りだしましょう。

より良い仕事をするためには、ある程度の緊張感が必ず必要となりますが、人間の体はリラックスした状態を好みます。

仕事に対しても、無意識のうちに楽な感覚を求めてしまうのも仕方のないことでしょう。

それを理解して、自分の仕事を客観的に見つめることができたなら、仕事に対する意識を変えることはそう難しくはないはずです。

退屈さと暇な時間は、仕事に対して誠実な気持ちを取り戻すことで解消されるでしょう。



ステップアップの機会かも?自分の可能性を確かめよう

 

仕事が退屈に感じるということは、その仕事があなたにとっては既に低レベルであり、自己顕示欲を満たすには足りない存在となっているのでしょう。

人間は常に自分の価値を高め、新しい分野に挑戦したいと願い、変化の中で生きることができます。

変化しない環境はストレスとなり、退屈と暇は人生にとって毒になることもあるのです。

もし今の仕事に熱中できないのなら、社会人としてステップアップするべきタイミングにきているのかもしれません。

より難しい仕事、自分にとっての課題を見つけられる仕事がないか探してみましょう。

新しい仕事をもらえるだけの実力と信頼があるのなら、きっと退屈で暇な時間は過去のものとなります。

もし正当な評価を得られず、くすぶってしまいそうなら、転職などの大きな変化に挑むことも必要になるかもしれません。

いずれにせよ、退屈で暇な仕事は、あなたにとって有意義な時間にはなりません。

正しく実力を発揮できる仕事を求めて、自分の可能性を確かめられるように頑張りましょう。

 

仕事が退屈だから辞めるのも1つの手段

 

いかがでしょうか。

このように、仕事が退屈なときはいろいろな手段を使って気分転換をはかることで、できるだけ効率的に仕事を片付けていくことが必要です。

退屈なときというのは、仕事もやる気が起こりませんので、どうしてもダラダラと時間が長引いてしまいます。こうした状況を打開するために、今回ご紹介したことを参考にしていただけると幸いです。

しかし、これらの方法は、それそれの職場の環境や状況によって異なってきますから、あくまで一例にすぎないことを覚えておきましょう。

ただ、仕事は退屈であろうがなかろうが、必ず仕上げなければならないものですから、避けて通るわけにはいきません。

退屈なときはいかにして効率よく仕事をこなせるようにするかという観点で方策を考える必要があります。

少しでも楽しく仕事をこなしていけるように、職場全体で工夫していきましょう。

また、それでも仕事が退屈で仕方がない、退屈な状態で眠いまま仕事をしている自分が情けない・・・なんて感情に悩まされている人も決して少なくはないでしょう。

その時は、長い目をもって、転職活動をしてみることをおススメします。仕事を辞めたいという気持ちのまま働いていても充実感を感じることはありませんし、そんな自分が嫌になってくることもあります。

それであれば、会社を辞める!と決して、転職活動に力を入れて、未来のあなたに時間を投資してみましょう。

諦めずに活動すればきっと仕事が退屈だ・・・なんて生活から脱出することができるはずですよ。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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