父親が嫌いな人の心理的な理由とストレスに感じるときの対処法とは?

あなたは父親が嫌いだと感じているでしょうか。

育ってきた環境によって、嫌いかそうでないかは大きく変化するものです。

また、嫌いの度合いも個人差が大きいでしょう。

しかし、父親のことを嫌いだと感じている人にはその理由などに共通点がみられることが多いです。

そこで今回は、父親のことが嫌いな心理と対処法についてご紹介していきます。

また、母親嫌いについてはこちらで詳しく説明しています。

母親が嫌いになった人の原因や心理と母親にイライラするときの対処法とは?

【目次】



父親が嫌いな人の心理的な理由

 

自分の人生観を押しつけてくる

 

自分の考える生き方を子どもにも押しつけようとする父親が少なくありません。

母親の中にもそういう人はいますが、男性の方が人生観を人に押しつけようとする人が多いと考えていいでしょう。

こういう父親は、「人生とはこうあるべし」という確固たる人生観を持っています。

さらに言うと、「男はこうあるべし」「女はこういう生き方をすべし」という人生訓ももっています。

そして、それを自分の子どもにも従わせようとするのですが、それが息苦しく感じられて、父親のことを嫌いになるケースが少なくありません。

男の子の場合は、父親から「男は結婚して家庭を持って一人前」という人生観を強要されて嫌になるケースが多く、女の子の場合は、「早く結婚して母親になれ」とくりかえし言われて嫌いになるケースが多いと考えていいでしょう。

昔ならともかく、今は人々の生き方が大変多様化していますので、父親の考える人生とはまったく違う生き方を選ぼうとする人も多いに違いありません。

「自分はこう生きたけれど、子どもは自分の生きたい人生を生きればいい」という考え方ができる父親ならいいのですが、そうではなく、自分の人生観を押しつけようとする父親は、今でも多いものです。

そういう父親に束縛されることを息苦しく感じているというのが、父親が嫌いな人の心理的理由ということになるでしょう。


頼りがいがない

 

男の子でも女の子でも、父親には一家の大黒柱として頼りになる存在でいてほしいと思っているものです。

ところが、実際には頼りにならない父親が少なくありません。

ふだんはえらそうなことを言っているくせに、たとえば家族旅行の旅先で何かトラブルが起きた時、自分では対処しようとせず、妻に対処を押し付け、逃げ腰になってしまうような父親です。

こういう父親は優柔不断な性格であることが多く、日常的なシーンでも自分では決められないということがよくあります。

そういう父親を見ていると、子どもは「お父さんはいざというときに頼りにならない」と思いますし、また、母親からも「お父さんは頼りない」という話を子どものころから聞かされることにもなるでしょう。

そういう父親に対し、「自分はあんなふうにはなりたくない」と思うのが、自然な人間心理です。

父親は多くの場合、尊敬されることによって子どもから好かれるものですが、こういうタイプの父親は、まず、尊敬の対象にはなりません。

「軽蔑」という強い心理状態にまではいかなくても、尊敬できないという理由で、父親のことを嫌いになる人が多いのです。

反面教師という言葉がありますが、「自分はああなりたくない」というのが、このケースでの父親が嫌いな人の心理的理由ということになるでしょう。


父親を不潔だと思っている

 

よく、年頃の女の子が父親の下着といっしょに自分の服を洗われることを嫌うという話があります。

実際に、父親のものと自分のものを分けて洗濯するというケースもあるでしょう。

そのように、特に女の子は父親のことを「不潔」と感じることが多いものですが、それは女の子に限ったことではありません。

男の子でも、父親を不潔に感じられるケースが少なからずあるのです。

足が臭いとか、口臭があるといった理由で「不潔」と感じるケースですが、そのため、たとえば父親と同じ湯船につかることに抵抗を感じる子どももいます。

母親に対してはそういう嫌悪感を抱く人は少ないものですが、男親はどうしても子どもからそんな目で見られることが多いと考えていいでしょう。

また、「不潔なクセがある」とか、「食べ方が汚い」という理由で父親を嫌悪するというケースも少なくありません。

こうしたことは、多分に生理的な嫌悪ですから、一度そう感じてしまうと、不潔な印象を拭い去ることは困難でしょう。

一種の先入観であることが少なくないわけですが、「お父さんは汚い」というのが、このケースでの父親を嫌う人の心理的理由ということになります。


十分な愛情を感じられなかった

 

父親を嫌いになる心理として、「もっと自分を愛して欲しかった」という心理が挙げられます。

父親が子供を愛すことはごく当たり前のことだと思いますよね。

でも、父親嫌いになる人は十分な愛情を感じることができないまま育ってきたのです。

父親が仕事人間だったせいで、休日さえ子供と一緒に時間を過ごすことがなかったのかもしれません。

父親からすれば、自分の愛する家族の為に休日返上で一生懸命働いていたのでしょう。

そうすることが、子供をはじめ家族に対する愛情表現だったはずなのです。

でも、そんな思いを小さな子供が理解できるわけもありません。

やがて「自分はこんなに父親を求めているのに応えてくれない」「父親は自分と一緒にいたくないんだ」そんな風に考えるようになります。

自分と遊んでもくれない、普段から家にもいないような父親のことを、だんだん毛嫌いするようになるのです。

もともと父親は子供に対する愛情表現が苦手な人が多いものです。

子供と過ごせない時間を、愛情溢れる言葉でしっかりとフォローできていれば、父親嫌いになることはなかったのかもしれません。


父親は悪い人間だと思い込んでいる

 

父親に対する感情は、母親の言葉や感情が大きく関係してきます。

もし母親が父親のことをいつも悪く言っていたとしたらどうでしょう。

「お父さんはろくでもない人間よ」「お父さんのせいで苦労している」など、母親からはマイナスな言葉ばかりが出てきます。

それを聞いている子供は、自然と父親のことが嫌いになっていきます。

特に自分が父親から嫌な思いをさせられたわけではありません。

母親の口から発せられる父親への悪口によって、だんだん父親に対するイメージが悪くなってしまったのです。

母親のことも好きな子供は、「大好きなお母さんをこんなに悲しませるなんてひどい」「お父さんは悪い人なんだ」と思い込んでいくでしょう。

母親はそこまで子供の心理に影響を与えるとは思っていないかもしれません。

でも実際は、親が思っている以上に子供は親の発言をストレートに受け止め、その言葉の影響を大きく受けているのです。

こんな家庭環境で育った子供は、自分の本当の気持ちはどこかに置いてしまったままになるでしょう。

自分の気持ちとは関係なく、父親を嫌う母親の気持ちを共有してしまったのです。


何気ない一言が心の傷になっている

 

子供は大人以上に繊細で傷付きやすいものですよね。

それをきちんと理解していなかった父親は、軽率な発言によって子供に嫌われることになるでしょう。

もちろん父親だって子供を傷付ける為に言ったわけではないはずです。

何気ない会話の中の一言だったのかもしれません。

でも、それが子供の心には深い傷を残してしまったのです。

特に、子供でも自尊心が強いタイプだった場合はその影響が大きいでしょう。

また、思春期で精神が不安定な時期であれば、その傷は想像を超えるものになるはずです。

父親の何気ない一言が子供のプライドを大きく傷付け、一生のトラウマにさえなってしまうのです。

父親が無神経に発した言葉によって、その後の人生を大きく変えてしまうようなことだってあるでしょう。

深く傷付けられた子供は、「父親のことは絶対に許さない」そう強く思うのです。

父親はそんなことを思っているとは考えもしません。

「どうして自分はこんなに子供に嫌われているのだろう」と不思議に思うでしょう。

父親が全く自覚していないところで、子供は一生許しがたいような屈辱的な思いをさせられていたのです。


父親が嫌いでストレスに感じるときの対処法

 

ストレスに感じていることを伝える

 

父親が嫌いで疎遠になると会話をする機会も減ってきます。

そうなると父親も何を改善すればよいのか分かりません。

一度真剣に、どの行為があなたのストレスになっているか具体的に父親に話すのをお勧めします。

父親が真剣に話を聞きそうにない場合は、会話の内容をボイスレコーダーなどに記録しておきましょう。

家族を下に見ている父親は基本的に家族からの忠告を耳にしません。

そこで第三者に相談することになりますが、このタイプの父親はまず間違いなく相談の席で自分は被害者だと主張します。

「娘があんな酷いことを言うものですから」

「母親と結託して私を追い込もうとするんです」

などと、あなたの問題に話をすり替えようとします。

このような場合に会話記録があれば父親の不誠実さを証明してくれます。

また話をするタイミングも注意が必要です。

あなたの父親が酒癖が悪かったり、アルコール中毒の症状があれば飲酒後に話を持ちかけるのは止めましょう。

まともに話ができる状態ではありませんし、翌日には話をしたことを忘れてしまいます。

休日の朝など時間と心に余裕があるタイミングで真剣な面持ちで話をするのがいいでしょう。


父親と顔を合わせる機会を減らす

 

話をしても何も改善が見られない場合は、相手に期待するのを止めましょう。

「子供は食わせてもらっている父親に無条件で従うべき」という昭和の考え方を受け継いでしまった人間の可能性があります。

このタイプの人間は会社の上司や父親など自分が逆らえない相手の言う事しか耳に入れません。

間違っても自分が誠実に接していれば父の行動も変わってくるはずだなどと考えないで下さい。

基本的にリスクが無ければ相手の意見を聞き入れる人間ではありません。

関係がギクシャクしてくると、あなたに悪態をつくようになるでしょうから可能な限り顔を合わせないようにすべきです。

食事の時間をずらしたり、早めに入浴を済ませるなどして生活スペースが重なる機会を減らしましょう。

夕食などは自分で簡単な物を作って早めに終わらせてしまうのもいいかもしれません。

そのうち父親があなたの行動に不満を言ってくるかもしれませんが、毅然とした態度で対応してください。

あなたのライフスタイルを決めるのは、あなた自身です。

それにストレスの原因である父親の行動を目にすることが減ればストレスの軽減に繋がります。


家を出る準備をする

 

父親の人間性に問題があり、同じ屋根の下で暮らし続けたら肉体的または精神的に問題が生じそうな場合は家を出ることを考えましょう。

場合によっては母親や兄弟のことが気にかかるかもしれませんが、あなた自身のことを最優先に考えて行動しましょう。

それが結果的に父親に苦しむ他の家族を助けることになるかもしれません。

しかし家を出るには、お金が必要になります。

あなたが高校生なら将来に関して難しい選択をすることになります。

大学進学は奨学金を受けられたとしても、一人暮らしの家賃を考えると難しくなります。

卒論とアルバイトに追われながらの就職活動もかなりハードです。

不本意かもしれませんが高校在学中にアルバイトで引越し費用を稼ぎ、高校卒業後に就職するタイミングで家を出ることが現実的な選択枝です。

すでに社会人として働いている場合にネックになるのは母親や兄弟の存在でしょう。

あなたの収入で父親以外の家族を養うのが難しい場合でも、あなたが外で暮らすことで避難場所ができると父親の態度が変わる可能性があります。

現状を変えるには変化をもたらすしかありません。

融通の利かない父親が最も恐れるのは自分優位の家族が無くなることです。

父親の譲歩を得るには、そのリスクを感じさせる必要があります。



父親が嫌いで結婚できない人もいる

 

いかがでしょうか。

実は父親嫌いが影響して、結婚への考え方に良くない影響を与えるケースも少なくありません。

男性はみんな父親のような人たちしかいないという思い込みが結婚を躊躇させますし、家庭に入ることで嫌いな父親のような人と一緒に生活していくことは考えられないと考える人もいます。

そう考えると、父親の存在というのは良くも悪くも大きな存在だということです。

結婚することが人生の全てではありませんが、父親が原因で最初から結婚するという選択肢を諦めてしまうのは結論を急ぎすぎているのかもしれません。

とはいっても、そう簡単に父親嫌いを克服できるのであれば苦労はしませんよね。

重要なのは第三者に父親のことが嫌いなことを相談することです。

誰にも言えずにいると、次第に自分の中でどんどん悪いイメージが膨らんでいってしまいます。

そうなるまえに誰かに吐き出すことでコントロールするのです。

心理カウンセラーなどにも頼るといいでしょう。

純粋に恋愛を楽しみたい、将来は結婚したいとぼんやり考えている人は時間が経過する前に対策しておくと、あとになって後悔することはないでしょう。

今のあなたが一番若く、これからはどんどん歳をとっていくだけなのですから。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。

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