新しい職場への不安を解消する方法7つ
by Social Enterprise
新しい職場に行く時ほど不安なものはありませんよね。
どんな人達が仕事をしていて、どのような雰囲気なのだろう・・・。気むずかしい人ばかりだったら嫌だな・・・。仕事についていけるだろうか・・・。
このようなことを考えだしてしまったらもう止まりません。まるで湯水のごとく不安が湧き上がってくることでしょう。
しかしそんなことは職場にいくまでわかるはずがありませんので、考えるだけムダというものです。
そこで本日は新しい職場での不安を解消する方法をご紹介しますので、あれこれ考えがちな人は参考にしてみてはいかがでしょうか。
新しい職場への不安を解消する
明るい表情で、ほどよく元気な挨拶
新しい仕事を始めるとき、多くの人が不安を感じるのが「人間関係」ではないでしょうか。
職場の人間関係をうまく築くことができるか、職場になじめるかを不安視する人が少なくないわけです。
その不安を解消するためには、最初はやはり「挨拶」です。
人間関係を築くためのコミュニケーションの基本と言っていいでしょう。
朝、顔を合わせた人すべてに「おはようございます」と、あなたの方から積極的に挨拶しましょう。
「忙しそうだから」と気を利かせたつもりで挨拶をしないのはあまり良くありません。
この場合はたいてい後で「挨拶ができないヤツ」なんて言われることになります。
また、退社時は「お先に失礼します」「お疲れ様でした」と、
やはり自分から声をかける、それが職場になじむための最初の一歩です。
ポイントは「明るい表情」と「ほどよい元気さ」。
明るい表情が相手に好印象を抱かせることは言うまでもないでしょう。
「ほどよい元気さ」というのは、あまりに元気いっぱいな挨拶をすると、
人によってはかえって引かれてしまうことがあるからです。
元気がいいだけというのは取り柄になり得ない環境も多数存在するので、
空気を読んだ行動を心がけましょう。
職場の飲み会などに参加する
「まだなじんでいない人と飲食をいっしょにするのは苦手だ・・・」という人はたくさんいることでしょう。
特に人見知りする人は、職場の飲み会などを敬遠しがちですし、自ら輪に入る形だとなおさらですよね。
しかし、飲み会は職場の先輩や上司と打ち解けるのにかっこうの場です。
「いきなりの飲み会は嫌いだな・・・」と思っても、最初のうちはできるだけ参加するようにしましょう。
早い段階で職場になじんですまえば、あとが楽になります。
お酒が入ると、人間は「素の顔」を見せるものです。その人の性格を知ることができれば、その人との付き合い方も判断できるでしょう。
そのための「情報収集」と考えて、誘われたらそれに応じることをおすすめします。
全員と親しくなろうとしない
さらには、「職場内で親しい人を1人作る」という方法も不安を解消するためにはとても効果的です。
職場のメンバー全員と親しくなるのが理想ではあります。しかし、現実問題として、それはかなり困難と言っていいでしょう。
人間同士のつきあいなのですから、ウマの合う人合わない人はどうしてもでてきてしまうものです。
ですから、最初から「全員と親しくなろう」とは考えず、「とりあえず1人だけ、親しい人を作ろう」と意識したほうが無理がありません。
1人でも親しい人が職場にできれば、ほかの人とも自然に打ち解けることができるはず。
「誰が自分と合いそうかな」と思いながら、職場のメンバーを観察するといいでしょう。
不安と共存する
不安はだれにでもあるものだ、という認識をまずもつことが、これから始まる仕事への意識を大きく変えていきます。
自信満々の様にみえる同期の人も、心の中は不安がきっとあるはずです。
「不安があってあたりまえなのだ」と自分と向き合うことで一筋の余裕が生まれることでしょう。
まず「3日」、次に「3週間」、そして「3ヶ月」と時を刻んで、頑張って乗り越えてみましょう。
ここにはテクニックなどはありません。常に一生懸命頑張ることです。
そうすれば、きっと3ヶ月たったころには、最初の不安はずいぶん解消されているはずです。
自分が見られているのではなく、自分が職場の人を見ているのだと考える
自分が新しい職場の人にどう見られているのだろうと思うと不安は一層つのるものです。たしかに力量はいかほどかと職場の上司も同僚も考えていることでしょう。
それは仕事ですから当たり前のことです。しかし、ここで発想の転換のしてみましょう。
つまりあなたも静かにまわりを見回してみるのです。
- 頼りになる上司はどの方だろう
- 相談に乗ってくれそうな先輩はどなただろう
- 人眼関係はどうなっているだろう
- 見た目と本当の姿のギャップはあるだろうか
新しい職場では、はじめから自分をあまり強く出さずに静かに職場の雰囲気に慣れていくのが基本です。
そんな期間だからこそ、自分もこの職場の「人」をじっくり観察していくのです。
しばらくすると、はじめの印象と実際は違って見えてくることも多いでしょう。それと同じにあなたもはじめの印象と違って見てもらえることもあるのです。
慣れないための仕事のミスや対応も、時がたてばわかってもらえるようになるでしょう。
上司・先輩への心遣い
先述にも触れましたが、「明るいあいさつ」「はきはきした受け答え」「敬語」など当たり前のことがなかなかできにくいものです。
あいさつは習慣がないとちょっと勇気がいりますが、案外たったひとこことの「おはようございます」で好印象をもってもらえたりします。
そのときの表情も大切です。
先輩や上司が話しているときは、目を見て時にはメモをとるなどして真剣に聞き取ります。
その態度だけで相手の態度も変わります。
先輩や上司も人間です。自分を敬ってくれる部下はかわいいものです。これらのことは、「そんなことは当たり前だし、わかっている」と思う人も多いでしょう。
でも実践できている人は案外少ないものですので、ちょっとした気遣いや気配りがどんどん不安を解消していきます。
慣れないときの同期の友達・家族
大きな職場だと、複数人で新しい職場に入ることでしょう。同期だと年齢に関係なく同じような不安や不慣れさを共有できます。
ちょっとした時間にでも、お互い不安や困ったことなど話してみましょう。きっと話が合うはずです。
また、職場によっては自分だけがその職場に入ったと言うこともあるかもしれません。
そんな場合は、昔からの友達でも家族でも愚痴に近い話を聞いてくれる人に聞くだけ聞いてもらいましょう。
心を軽くするのは、自分の中にあるものを外に出すことが必要不可欠です。
新しい職場の不安はすぐに解消できる
いかがでしょうか。
不安を抱えていたけれども、いざ行ってみたらすごく良い人達だった、仕事も何とかなりそうだ、という気持ちになることの方が多いです。
だからこそ、基本的なポイントだけをおさえて新しい職場に臨みましょう。
不安があっと言う間になくなるはずですよ。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。