飲み会が嫌いになる10の理由
by vmiramontes
会社の飲み会が嫌いだと思っている人が増えています。
あなたはいかがでしょうか?
お酒も好きだし、ワイワイするのも嫌いじゃないけれど、会社の飲み会になるとちょっと・・・、と露骨に嫌がったりしていないでしょうか。
どうやら嫌いになってしまう原因は、世代の考え方の違いもありますが、上司や先輩の振る舞いでそのように感じてしまうケースもたくさんあります。
そこで本日は飲み会が嫌いな理由をご紹介します。
飲み会が嫌い
飲み会を嫌いになってしまう主な理由はこちらになります。
- 楽しく飲めない
- お酒が飲めない
- 酔っぱらいの上司の相手をしなければいけない
- 拘束時間が長い
- 仕事の評価が絡む
- 会話の内容が仕事の話ばかり
- 愚痴を聞かなければいけない
などが挙げられます。
この他にもいくつか理由がありますので、最後までご覧ください。
上司にお酌をしなければいけないので、自分が楽しく飲むことができないから
本来、飲み会では、楽しくお酒を飲んで、楽しいお話をするというのが前提のはずです。
しかし、上司なども参加する会社の飲み会に参加すると、上司のお酒がなくなる前にお酌をしたり、食べ物を取り分けたりと、会社の人に気配りしたり、色々とあれこれ世話を焼かねばなりません。
このように気が休まらないということを飲み会が嫌いな理由として挙げる人も少なくありません。
仕事が終ってからも周りを気遣い、まるでお金のもらえない、サービス残業のようでもあると言えるので、会社の飲み会を楽しいイベントだと考えられない人も多いのです。
お酒が飲めないから
お酒を全く飲めない人にとっても会社の飲み会は辛い行事であると言えます。
お酒が飲めないのに、何度もお酒を飲むように言われたりして、
その度に、自分は飲めませんと断るのも心苦しいものです。
だからといって、無理にお酒を飲んで具合が悪くなるという事態もさけたいという気持ちで、
全く飲み会を楽しむというような気分にはなれません。
中にはお酒の場が好きという人もいますが、その一方で自分以外の人が酔っ払っているのに、
自分だけがシラフでいるというのもあまり面白くはないと思っている人もいます。
もしかしたら会社の人間も滑稽に見えてしまって、翌日からの業務に差し障りそうでもあり、
その飲み会の場にいる自分が一人浮いているような感じも不愉快に感じたり、つまらないと思ってしまいます。
酔っ払いの上司と話をするのが嫌だから
上司が酔っ払ってしまい、大人の分別などまるで感じられないその姿に失望してしまう人もいるようです。
また、そんな上司ほど酔うとやたらと説教をしたくなるもので、そのような上司の相手をするのも大変です。
よく挙げられるマイナスな点が、普段は真面目そうな上司なのに、お酒が入ると品がなくなり、セクハラまがいの発言や行動をする人が会社の飲み会にいる場合のようです。
そんな酔っ払いと会話したり、付き合うのが嫌で、会社の飲み会が嫌いな人も多いのだとか。
飲み会の時間が長いから
お酒を飲むこと自体は嫌いでないのに、会社の飲み会は苦手という人は多いのではないでしょうか。
その理由の1つが、「時間が長い」ということ。
一次会だけでもじゅうぶん長丁場なのに、その後で二次会、さらに三次会とハシゴして、結局終電に乗り遅れるということも少なくありません。
プライベートではまずそういう飲み方はしませんし、そう飲んだとしても自分の意志で適度に切り上げることができます。
それが許されないのが職場の飲み会というもので、その飲み会が嫌いというのもうなずける理由ではないでしょうか。
評価が絡んでくるから
上司や先輩に気を使いながら飲むお酒がおいしいはずがありません。
「気を使わないでいいよ」とか「マイペースでやるから」と上司に言われ、そのとおり放っておくと、「気が利かない」と思われてしまうものです。
特にお酒好きな上司や先輩には気を配り、「言葉の真意」を探らねばならないのです。
また、職場内の立場によっては、店員のように動かなければならないケースも十分ありえますので、心身ともに疲れる飲み会になってしまうわけです。
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自分のペースで飲食できないから
飲食は自分のペースで、自由に好きなようにしたいものです。
しかし、会社の飲み会で、上司や先輩にからお酒を勧められると、そのペースを保つことができなくなります。
「ちょっとインターバルを置いて、他のお酒に替えようかな」と思っているときに、上司からビールを注がれてしまう・・・。
「こんな飲み会はイヤだ!」と感じる人が減らないのは当然ではないでしょうか。
また、そうした勧め酒に応えているうちに、アルコール摂取量が増えて、悪酔い、二日酔いになってしまうのも、会社の飲み会の困ったところですね。
話題の中心が仕事だから
すべてのケースがそうというわけではないでしょうが、多くの会社の飲み会では、話題の中心はどうしても仕事のことになりがちです。
仕事の場を離れた懇親会であるにもかかわらず、お酒を飲みながら仕事の話をするというのは日本人に強い傾向のようです。
それだけでもおいしくないお酒になっているのに、上司から仕事に関してお説教を受けるようなことがあれば、気分は上がりません。
そんな飲み会が続くと嫌いになってしまうものです。
酔いにまかせて接してくるから
人の理性は酔ってしまうと働きづらくなるものです。
普段は何も言ってこない・言えない上司ほど、その理性は早々に崩壊する傾向があります。
そういった上司は、お酌が遅ければ「お酌が遅い!お前は何をやらせても駄目だな!」といったパワハラ発言や、婚期を逃している女性に「結婚しないと負け犬だよ。どうするの?」といったセクハラ発言が多くなりがちです。
そこで不愉快な顔をしたり、反論をしようものなら「冗談の通じないやつだ」と言われたりします。
そういった上司に、酔った勢いで「頭薄くなりましたね。寒くないですか?」などと言えば必ず激怒するでしょう。
つまり我慢タイムということになります。
お金を払って上司の愚痴を聞かなければならないから
「自分たちが若かったころは貪欲に仕事に取り組んでいたぞ。」、「最近の若者は何で残業を頼むと嫌な顔をするんだ」などの愚痴を延々と聞かなければならない状況になることも多々あります。
愚痴を聞いてお金を貰えるならまだ良いですが、どうしてお金を払ってまで上司の愚痴を聞かなければいけないんだ!と特に若い世代が感じます。
しかも相手は酔っているので、結局は同じ内容の話を何度もきかされることになります。
自分の職場での立場を悪くしないためにも、適当にあしらうことも出来ませんし、適当にあしらおうものなら「ゆとり世代はこれだから・・・」と言われてしまいます。
若手は幹事、会場の盛り上げ役、お酌など仕事が多いから
若い社員であれば、飲み会の予定が立つと、日程の調整、会場の予約、出欠の確認など本来の仕事に加え、幹事の仕事をしなければなりません。
そして当日は、店員の不手際も、料理のクレームも、全て幹事が処理しなければいけないものです。
また、幹事以外の若手も上司に気持ち良くお酒を呑んでもらうために
会場を盛り上げなければなりませんし、お酌にも回らなければいけません。
ここまで頑張っても感謝されるどころかダメ出しをされることよくあるので、もうやりたくない、参加したくないと会社の飲み会を嫌いになってしまいます。
飲み会に嫌いな人が来るときの対処法
できるだけ離れてポジショニングし、関わらないようにする
飲み会の規模にもよりますが、嫌いな人が来る場合には、その人とできるだけ離れた席にポジショニングするのが一番です。
近くの席に座ってしまうと、どうしてもその人と関わらなくてはならなくなるでしょう。
たとえば向かい合って座っているのに、まったく言葉を交わさないというのは、いかにも不自然ですし、ほかの参加者があなたと相手の関係を知っている場合は、周囲によけいな気を使わせてしまうに違いありません。
そうなると、場の雰囲気も悪くなってしまいます。
それを避けるには、離れて座る必要があります。
ポイントは、「同じ列に、離れて座ること」。
向かい合う席に座ると、ある程度離れていても、どうしても視界に相手の顔が入ってしまい、よけいな意識が生まれてしまいます。
その点、同じ列であれば、間に一人挟むだけでも相手の存在は遮断されますから、言葉を交わす必要もなく、顔も視界に入りません。
あえて話しかけてみて、自分の意識改革を試みる
「あの人、嫌いだな」という感情を持つと、人間はその相手に「嫌いな人、嫌な人」というレッテルを貼ってしまうものです。
そして、一度そういうレッテルを貼った相手に対しては、その評価を変えることがなかなかできないというのが、人間心理と言っていいでしょう。
そのために、「嫌いな人が飲み会に来るのか。嫌だな」という思いにとらわれてしまうわけです。
今後も、同じような場が何度訪れるかわかりません。
その都度「嫌だな」という感情を持つのは、あなたにとって決して良いことではないでしょう。
そこでおすすめしたいのが、「これは良いチャンス」と考え、あえてその嫌いな人のそばに座り、こちらから話しかけてみるという対処法です。
人間には誰にも多面性があります。
どんなに嫌な人でも、どこかしら良いところが必ずあるものです。
こちらから話しかけ、会話をすることによって、相手の意外な一面、長所が見えてくる可能性は小さくありません。
「案外、話しやすい人なんだな」「いいところがあるな」という意識が生まれれば、相手に貼った「嫌な人」というレッテルは、その瞬間、はがれるのです。
気にしないで飲食を楽しむ
嫌いな人が参加する飲み会では、その人のことを特別に意識してしまうのが人情です。
ほかの人がすべて好きな人でも、ひとりの嫌いな人に意識が向いて、飲み会を楽しめないというケースが少なくありません。
しかし、これはあなたにとって損なことと言っていいでしょう。
せっかくの飲み会なのですから、そんな気持ちでいるのはもったいないことです。
ですから、その嫌いな人のことはできるだけ考えないようにして、他の人との会話や飲食を楽しむようにしましょう。
コツは、飲み会の間にその人と顔が合ったら、軽く微笑んで見せること。
「無視しよう」と思うと、かえってその人に対する意識が強まってしまうばかりです。
無理に会話をする必要はありませんが、にっこり微笑むと、場の雰囲気も壊しませんし、なによりも、自分の気持ちが穏やかになるのです。
その場の雰囲気に溶け込み、それを楽しむことを心がければ、有意義な時を過ごせるに違いありません。
どうしてもいやなら、欠席する
上記のような対処法を試す気にもなれないぐらい、その人のことが嫌いで、同じ飲み会に参加するのが嫌でたまらないという場合は、欠席するという選択肢もあります。
それほど嫌な人と同じ飲み会に参加しても、とうてい会を楽しむことはできないでしょう。
無理して参加して、嫌な思いをし、その時間をがまんして過ごす必要はありません。
その場合は、何らかの理由をつけて、飲み会を欠席しましょう。
あなたがその人に抱いている感情を、他の参加者が知っているようなら、正直に「あの人が参加するから、自分は欠席する」と話すことをおすすめします。
はっきりそう話しておけば、今後、同じようなシチュエーションにならないよう、気を使ってくれるに違いありません。
他の人があなたの感情を知らない場合は、体調不良や、別の用事などを理由にして、欠席すればOKです。
飲み会が嫌いな人は若い世代ばかり
年を重ねていったり、役職についたりするといつの間にか飲み会が好きになっているものですよね。
なぜなら、下の世代が何から何までやってくれ、自分はちょっと話すだけで後はおまかせですから当然です。
もちろんそうやって自分も新人時代にやってきたからこそ、相手に求めてしまうのでしょう。
しかし残念ながら下の世代に同じことを求めても、思った通りの動きをしてくれるわけではありません。
むしろそれが原因で本当に気にしなければいけない「仕事」に影響が出てきてしまうこともあります。
飲み会に対する考え方にも例外なくジェネレーションギャップが出てくるものです。
飲み会が嫌いと感じさせないような配慮も、ときには必要になってくるのかもしれませんね。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。