お酒に弱い人の効果的な対処法7つ
あなたはお酒が弱い人でしょうか?
お酒は「飲み方」によって酔い方が大きく変わってくるものです。
うまくお酒と付き合う人はそれなりのノウハウも持っています。
都市伝説風のものもあれば、科学的に実証されているものまで様々な方法が存在します。
お酒に弱い人はその場を避けるあまりにアルコールに対しての知識がなく、飲み会に無防備に参加してしまいます。
いくつかの飲み方の工夫である程度はお酒に強くなることが出来ます。
そこで今回は、お酒が弱い人のための苦手な飲み会を切り抜ける方法についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
お酒が弱い人のための対処法
- 空腹で飲まない
- 一気飲みを避ける
- 合間をみて水を飲む
- 温かいものを食べる
- 二日酔い止め薬・サプリなどを先に飲んでおく
- タバコ、カフェインを控える
- 根本的にお酒に強くなる
お酒が弱いなら空腹で飲まない
アルコールが最も体内に吸収してしまうのは「空腹時」です。
胃の中に残留物がないとアルコールは急速に腸に届いてしまい、吸収が早くなります。
飲み会の当日は美味しいものをたくさん食べることができますが、朝、昼はいつもと同じように食べて、飲み会の始まる寸前に軽いものを胃に入れておくことで急激な酔いを防ぐことができます。
そして空腹を避けることは当然ですが、飲んでいる最中も積極的におつまみを摂るようにしましょう。
特にタンパク質を多く含むもの(大豆・肉・チーズ・乳製品・魚介類など)は肝機能を高めてアルコールの分解を助けてくれるのです。
また柑橘系のレモンや梅干しなどクエン酸やビタミンを多く含むものなども肝機能を上げる効果が高いのは有名です。
お酒が弱いなら一気飲みを避ける
一気飲みは最も急激に酔う飲み方です。
血中アルコール濃度が一気に上がり、肝臓の代謝が追いつかなくなり全身にアルコールが運ばれてしまいます。
飲み会の始めなど、は好きな人はガンガンとハイペースで飲みますが、真似をせずにスロースタートすることで悪酔いも防ぐ事ができます。
そしてスローペースで飲んでいても突然に強い酔いがやってくることがあります。
これは血流が悪くなった状態で立ち上がったりした時に一気に血液が流れて起きる現象です。
飲んでいる最中はできるだけ席を立ったり、テーブルの上の部分だけでも手をしきりに動かしたり、それが出来ない状態ならトイレに何度かいくだけでも血流はよくなります。
お酒に弱い人は合間をみて水を飲む
洋酒(ウイスキーやバーボン)を飲む時にはストレートやロックには必ずチェイサーと呼ばれる水がついてきます。
口直しの意味もありますが、悪酔いせずにたくさんお酒を飲む効果もあります。
お茶などでも代用できます(できればノンカフェインのもの)ので、こっそり頼んで時々飲むようにすると、後半戦で随分と違いが出てきます。
お酒に弱い人は温かいものを食べる
お隣の中国は日本以上にお酒の席を大切にする習慣があり、酒好きの多い国民性です。
お酒の為だけではありませんが、ほとんどの中国人は冷たいものを食べません。
ダイエットをしている人なら知っておられる方も多いでしょうが、温かいものを摂ると「代謝」が向上するのです。
もちろんそれによってアルコールの代謝も上がりますので、血中アルコール濃度が下がります。
焼酎のお湯割りや熱燗などを飲むのも効果的です。
そしてアルコールを代謝する肝臓や腎臓は非常に冷えに弱い臓器です。
これら臓器の機能を上げるためには体を暖かくしておくことも効果があります。
特に下半身や背中を冷やし過ぎない服装で飲み会に参加するだけでもお酒の強さは変わってくるのです。
お酒が弱いなら二日酔い止め薬・サプリなどを先に飲んでおく
二日酔い止めの薬には肝機能を高めるものが多く配合されています。(ウコン・しじみなど)
これらは二日酔い予防としての効き目も高く、飲み会の始まる1時間くらい前に飲んでおけばかなりの効果が期待できます。
またアルコールの分解には多くのミネラル分が必要です。カルシウムやマグネシウム、亜鉛などを多く含むサプリなどもアルコールの分解促進に繋がります。
お酒に弱い人はタバコ、カフェインを控える
タバコを吸う人ならお酒を飲むと量が増えがちです。
しかしタバコに含まれるニコチンもまた肝臓で処理される物質なのです。
肝機能を正常に保つにはニコチンの摂取を減らして肝臓の力をアルコール分解の方に集中できるようにしましょう。
少量なら問題ありませんが、カフェインにも注意は必要です。
根本的にお酒に強くなる
根本的にお酒に強くなる方法です。
お酒を飲むとアセトアルデヒドという有害物質が出ますし、アルコール自体が化学物質の一つです。
一般的な薬や毒などもそうですが、基本的には人の体重によって作用が違います。
体重の重い人には風邪薬なども多く飲まないと効き目がでません。
力士やプロレスラーに異常なほどの酒豪が多いのはこのためです。
男性なら筋トレをして体重を増やしておけば増えた筋肉の分だけアルコールには強くなります。
そしてお酒も薬と同じで「耐性」がつく物質です。
お酒好きの人の飲む量が次第に増えてくるのもその為なのです。
これはお酒に弱い人でも起きる現象ですので、普段から飲み慣れることで耐性が出来上がり、次第に強くなっていきます。
普段から少しでも飲んでおくことで、自分の適量も分かり酒の席での失敗の防止にもなります。
お酒に弱い人の特徴
顔や体がすぐに赤くなる
お酒の弱い人はすぐに顔や体が赤くなるのが特徴です。
なぜ赤くなるのかというとアルコールが分解される能力が低いからです。
まずアセトアルデヒドという酵素が体に蓄積していくと顔や体に赤みが差してくるのです。
ですからお酒を飲んですぐ顔が真っ赤っかになってしまう人や体のどこか一部分が赤くなったり、かゆみが出てきたりするような人はアルコールに弱い可能性がかなりあります。
特に日本人はアルコールを分解する力が少ない人が多いと言われていますから、注意しなければなりません。
コップ一杯のアルコールで、いやほんの一口飲んだだけでも体や顔が火照ってきたりした場合には赤くなっている証拠ですし、お酒を受け付けない体質なのだと言えるでしょう。
しかしお酒の弱い人が鍛えたからといって、お酒が強くなるわけではありませんし、その前に健康を損ねてしまいます。
たとえばすぐに顔が赤くなる体質なのに無理して飲酒を続けてしまうと肝機能が低下する可能性はかなり高いですし、肝硬変やアルツハイマー等の危険性も高くなってくるのです。
ですからお酒に弱い体質であることを自覚している人は無理して飲酒するのは避けたほうが良いです。
飲んだ翌日不調が出る
お酒に弱い人は飲酒した翌日に下痢をしたり、やたらと口臭が臭かったりとするようなことがよくあります。
また下痢とまではいかなくても軽い腹痛だったり、ズキズキと頭が痛くなるなんてこともあります。
もちろんお酒に強い人であっても飲み過ぎた場合には二日酔いになることもありますし、同じように下痢をすることだってあります。
ですがたいして量を飲んでいたわけでもないのに、翌日体に不調が出るようならお酒が弱いと考えられます。
このように体に不調が出るのは、アルコールによって胃の粘膜が荒れるなどの消化器系が異変を起こしているからです。
もちろんそう深刻なものではなく時間が経てば直るものがほとんどですし、安静にしていればすぐに改善します。
ですが翌日体に不調が出るのが分かっているのに無理してお酒を飲むなんてばかばかしいですよね。
たとえ翌々日にはその不調が改善していたとしても、それで良しとは言えません。
お酒に弱いのに無理して繰り返し飲酒をすることは、いずれ重大な不調を招く危険性もありますから、飲酒後体に異変が感じられるようなら、お酒は控えたほうがいいでしょう。
悪酔いする
お酒に弱いと一口に言っても、ただ単にお酒が飲めない人と飲めることは飲めても悪酔いしてしまう人との二つに分けられます。
そして前者の場合、少しの量でも酔ってしまいますし、後者の場合はその飲酒量に関わらず悪酔いをしてしまいます。
さてではなぜお酒に悪酔いしてしまうのかと言いますと、アセトアルデヒドを分解する力が弱いからです。
このアセトアルデヒドは悪酔いに影響する酵素で、人によってその分解力にはかなり個人差があるのです。
ですからこのアセトアルデヒドが分解しきれずに血液中に残ってしまうと悪酔いの症状である嘔吐や頭痛などを引き起こすことになるのです。
こればっかりは体を鍛えようが何をしようが変えられません。
そもそもこうした体質は遺伝や国民性によるものなので、お酒に弱い人が飲んで吐いてを繰り返したからと言って強くなれるわけではありません。
世間ではお酒に弱くとも飲んでいるうちに強くなるよと言いますが、そうなる前にまず体を壊してしまいます。
どちらにしろすぐに悪酔いしてしまうようなお酒に弱い人は、飲酒する時には十分注意しなければなりません。
でないと肝臓がいつの間にか弱っているなんてことにもなりかねませんよ。
お酒に弱い人は素直に断ることも必要
私も、お酒弱いです。
すぐに、顔などが、赤くなる方は
血管の色が出てきてる?みたいに
聞きました。私は、お酒呑む席の時は、
呑めないんですって素直に言いますよ。無理して呑んだら、危険なので、、
長々とアドバイスになってないですけど
失礼しました。
出典 お酒が弱い人の対処法は?
いかがでしょうか。
大人の社会で「お酒」「飲み会」はコミュニケーションツールの一つであり、業種によっては「仕事そのもの」であったりもしますので無碍に断ることもできないのが辛いところです。
お酒が好きな人は一緒に飲んでる人も同じように飲んで欲しいものです。
逃げ腰になって飲んだフリをしていても微妙に気づかれてしまいます。
様々な知識をつけてお酒と上手に付き合う方法を会得しましょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。