仕事のモチベーションを上げる方法や言葉9つ
仕事のモチベーションが上がらない・・・ということに悩んでいないでしょうか。
ほとんどのビジネスマンが仕事のモチベーションを上げる方法を知りたがっているようですが、実際に自分にあった方法を見つけることができる人はほとんどいないそうです。
それではいつまでも仕事のやる気なんてでませんよね。
そこで今回は仕事のモチベーションを上げる方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
仕事のモチベーションを上げる方法
目標にする人やライバルを設定する
仕事のモチベーションを上げる方法には「人、お金、将来」がそれぞれのキーワードとなることが多いものです。
まずは「人」。
自分一人で仕事に向き合っているだけでは、なかなかモチベーションは上がらないもの。モチベーションを上げるためには、自分と自分以外の人を比較して考えるのが、有効な方法です。
たとえば、同じ部署内に「あの人は仕事ができるな」とか「あんなふうに仕事ができたらいいなあ」と感じる人がいたら、その人を目標にするのです。
その人に近づくためにはどんなふうに仕事に取り組んだらいいか、どうしたらその人のような「できる人」になれるかを考えながら、自分の仕事を見つめ直すのです。
また、ライバルを設定するのもいいでしょう。
できるだけ年齢の近い人、入社年次の近い人を、かってにライバルにしてしまうのです。もし、同じ部署内に適当な人がいなければ他の部署や、他の会社に勤める友人・知人でもかまいません。
「あの人には負けたくない」という気持ちが、仕事のモチベーションをアップしてくれるというわけです。
報酬を小さな単位に置き換えてみる
次が「お金」。
あらゆるシーンで「お金」ほど、人間のモチベーションを上げてくれるものはありません。ですから、できるだけリアルな「報酬の実感」ができるようにしてみましょう。
たとえば、月の給料が20万円だったとしましょう。
ほとんどの人は給料日にその報酬を、なんの感慨もなく受け取っているのではないでしょうか。それではモチベーションは上がりません。
そこで、「月給」を「日給」に置き換えてみるのです。
月給20万円なら、週休2日として、日給はおよそ1万円。こうすると、「リアルな報酬」という実感が生まれるはずです。
朝、仕事を始める時に「よし、今日も1万円稼ぐぞ」と考える。退社時間になったら「今日も1万円もうけた」と自己確認するのです。
こんな単純なことでも、仕事のモチベーションを上げることができます。
将来の人生スケジュールを作る
もう1つが「将来」。
毎日同じ仕事をくりかえしていると、どうしても視野がせまくなってしまうでしょう。
その視野を広げることで、モチベーションをアップすることができます。
そのために、「将来の人生スケジュール」を作ってみましょう。
たとえば「何歳のときにはここまでキャリアアップする」とか「この年齢で収入をこの程度まで上げる」といった、具体的な目標設定をするのです。
そうしたスケジュールを作れば、「では、今、なにをしたらいいか」がわかってきますから、自然とモチベーションは上がるはずです。
オンとオフを使い分けるようにする
仕事のモチベーションを上げるには仕事に集中しているときと仕事から離れたときとで気持ちを入れ替えることが必要です。
つまりオンとオフを使い分けるのです。
仕事から離れたときに、いかにしてリラックスするかが大切であるということなのです。
自分の趣味や好きなことで構いませんので、
仕事の緊張感を忘れられる時間を作りましょう。
そのためには、お酒やゴルフ、麻雀、パチンコなど、仕事での嫌なことやストレスから解放される趣味を持つことが大切です。
こうしてまた明日の仕事に集中することができるのです。
自分へのご褒美を与えてあげるようにする
例えば、大きなイベントなど、緊張の続く仕事を達成したあとは、よく頑張った自分自身に対して何かご褒美をあげるようにすると、一つの区切りができて、リセットでき、また次の仕事に向けて頑張ろうという気持ちになれます。
自分へのご褒美は何でもいいですが、おいしいものを食べに行ってもいいですし、何かちょっとしたブランド品などの高級品を買ってもいいでしょう。
品物ですと、あとからそれを見たときに、自分はあの大きな仕事をやり遂げたんだということを思い出し、自信にもつながることでしょう。
こうした気持ちの面でリセットできる区切りを自分で設けることが、仕事でのモチベーションを上げるための一つの秘訣です。
誰かが見ていると思うようにする
仕事の中には、それをやり遂げたことで多くの人にほめられたり報われたりするものもあれば、大して目立つこともなく、もしかしたら誰も見ていないかもしれないような地味な仕事もあります。
こういうときでも、必ず誰かが自分の仕事ぶりを見ているに違いないと思うことで、気持ちに張りを持たせることができますし、必ず自分の評価につながると思えば、仕事のミスもすることなく丁寧に行うことができます。
もし誰も見ていないとしても神様が見ているんだ、これは必ずいつか報われる時が来るんだと思うことで仕事のモチベーションを高めることができるのです。
なりたい人を決める
上司、先輩、同期、友人もしくは自分が尊敬している有名人など誰でも良いのでこの人のようになりたい!と思う人を決めること。
その人の仕事の仕方、人との接し方、または普段の生活ぶりなどを観察していると勉強になることがたくさんあります。
他の人と自分を比べることにより自分に足りないもの、自分が優れていることにも気づくことができるものです。
目標とする人に近づきたいと頑張り続けているとそれ自体が仕事に対するモチベーションになりますし、自分自身の成長にも繋がっていきます。
周りを観察しプラスになる人を見つけましょう。
達成目標を設定する
毎月何件仕事を取ってくる、必ずこのプロジェクトを何日までに終わらせるという大きな目標や、一件でも多くメールを返す、同僚とのコミュニケーションを大切にするなどの達成しやすい目標でも良いので自分だけの目標を設定しましょう。
仕事をする上で達成すべき目標を決めることは日々続く仕事にハリを与えるため、毎日淡々と仕事をするだけという日々に刺激を与えてくれます。
出来れば達成するのが難しい事柄を設定した方が時間も努力もいるので、その分達成感も大きくおすすめです。
仕事に飽きてきたな、つまらないなと思っている人は何か目標を設定してみると普段とは違った楽しみを持てるようになるかもしれませんよ。
他業種の人と話す
自分が働いている業種の人とばかり接していると内容がいつも同じで飽き飽きすることがあります。
そんな時はぜひ違う業種の人と話してみましょう。
様々な業種・職種のことを知ると働き方の違いや考え方の違いを知れ新鮮な気持ちになります。
新しい人たちと話すことによって自分が今している仕事内容や業界のことを客観的に見れたり、気付かなかった実は面白いと思える部分に気付くことができるかもしれません。
様々な業種の人と接し自分も頑張ろうと思えれば仕事に対するモチベーションも上げることができます。
仕事のモチベーションを上げる言葉
この仕事の我慢料が給料となる
人生で1番大切なものはお金ではないと誰もが知っていますよね。
家族からも友人からも愛情がもらえなかったら、どんなにリッチな人であっても幸せにはなれません。
しかし、全くお金がないというのもいろいろな不幸が襲ってきます。
1番大切でなくても、お金は生きるためには、必要な大事なものです。
仕事をすることで、この必要な「お金」を手に入れることができると思ったらば、どんなに嫌な上司のことも、どんなに辛い仕事も、耐えられるのではないでしょうか。
給料は我慢料だと思えば、我慢すればするほど、つまり仕事をやればやるだけお金が手に入ると思うと人は仕事のモチベーションを上げることができます。
それから、何かお金を使って買い物を考えている人もこの仕事の我慢料がお金になると思えば、欲しいもの目指して、どんな仕事もサクサクとこなしていけるモチベーションがわいてくることでしょう。
お金をもらうことへの期待は仕事へのモチベーションになります。
この仕事ができるのは私だけ
仕事は時には面倒で嫌なこともいっぱい出てきますよね。
仕事に行きたくないという気持ちが朝に高まってしまうのはよくあることです。
しかし、あなたがやっている仕事は突然、誰かが代わりとなってできることですか?
例えば、学校の先生であれば、授業を代わってくれる先生はいるでしょう。
しかし、あなたのように、一人一人の生徒のことを考え、生徒も頼りにしてくれている先生が代わってくれることはありません。
そして、もし、あなたが、大企業で働いていたとします。
大きなプロジェクトを抱えプレゼンテーションの資料を作っている時かもしれません。
あなたが今まで積み上げてきたものをあなた以上に上手にプレゼンしてくれる人はすぐにはきっとみつからないでしょう。
そして、あなたが単に会社の雑用をしているOLさんだったとします。
しかし、あなたのような癒しのスマイルで挨拶できる人は社内にはいないかもしれません。
あなた以上においしい緑茶を淹れられる人もいないかもしれません。
仕事をしている人は一人一人職場ではかけがえのない人なのです。
あなたにしかできない仕事を誇りをもってやっていれば、「この仕事ができるのは私だけ」という言葉が働くモチベーションになります。
先輩にどこまでもついていきます
人間は誰かに頼られることで、自分に自信を持つことができるようになります。
そして、自分より目下の人に、いろいろと新しい有益な知識を教えることができると、自分を価値ある人と自画自賛でき非常に気分がよくなります。
つまり、職場では、頼れる先輩という立ち位置を確立することで、仕事のモチベーションはあがります。
後輩と一緒に営業に回り、くたくたになり、足をよれよれにして、大きな契約を取ってきたときに、共に喜ぶ後輩に「先輩にどこまでもついていきます。」という声をかけられたら、疲れなど吹っ飛ぶことでしょう。
そして、また、自分のため、頼ってくれる後輩のために、明日から働くモチベーションがふつふつと湧いてくることになります。
もちろん、いつも感謝していることを飲みの席で砕けた口調で感謝を伝える後輩もいることでしょう。
飲みの席だろうが、仕事帰りだろうがあなたを尊敬してやまない後輩の「先輩にどこまでもついていきます」という言葉にあなた自身の働く気力が回復します。
家族のためならどんなことも頑張れる
仕事のモチベーションを上げる言葉で一番強い言葉は、「家族のためならどんなことも頑張れる」ではないでしょうか。
もしも自分一人の食い扶持を稼ぐだけの生活であれば、嫌なお得意さんにおべっかを使って酒の席で、浮かれて相手を褒めまくるなんてことを耐えられないかもしれません。
足が棒になるほどたくさんの企業を歩き回って自社開発の機械を営業するなんて疲れることは3日で嫌になってしまうかもしれません。
自分一人だったら、すぐに嫌な仕事を辞めて、日雇いのバイトに出て、その日暮らしをしても嫌な思いを毎日抱える仕事よりはずっとましだと思うかもしれません。
しかし、家族がいたらどうでしょう。
生まれたばかりの愛しい自分の子供の養育費や学費が今後たくさんかかります。
愛する奥さんにきれいな服を着せてあげたい。
愛する家族のための夢のマイホームが欲しい。
年老いた両親にゆっくりとのんびりさせてあげられる経済力が欲しい。
などと、家族の幸せを守るためにあなたはものすごいパワーを出して働くことができるはずです。
「家族のためならどんなことも頑張れる」という言葉はあなたの働くモチベーションになり得ます。
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仕事のモチベーションを上げる方法を確立する
いかがでしょうか。
仕事のモチベーションを上げる方法はいくらでもありますが、効果が出るかどうかは残念ながら人によって違うものです。
他の人にとっては効果的かもしれませんが、あなたにとっては逆効果であったら「なんでだよ」と感じますよね。
しかし、考え方を変えると、あなたにとってモチベーションが下がる方法が1つ分かったということになります。
こうして1つずつ試していくと必ず、あなただけのとっておきの方法が見つかることでしょう。
それさえ確立してしまえば、周りがグダグダ言っている間にどんどん成長することができるはずですよ。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。