辞めてから転職のメリットとデメリット7つ

転職を考えているけれども、仕事を辞めてから転職活動をするのがいいのか、それとも仕事を続けながら転職活動をするのがいいのか迷っている・・・なんて状態になっていないでしょうか。

この問題は多くの人が抱えている問題です。

今すぐに会社を辞めたいけれども、お金のこととか考えるとなかなか踏ん切りがつかないものですし、仕事しながらだとなかなか時間がとれないものです。

そこであなたがやるべきことは、それぞれのメリットとデメリットを把握して、どちらの方がいいか決断することでしょう。

そこで今回は、仕事辞めてから転職のメリットとデメリットについてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。



辞めてから転職のメリットとデメリット

転職は辞めてから1.すべての時間を就活に使える

仕事を辞めてから転職活動を始めるメリットで、もっとも大きいのは、時間が自由に使えるということでしょう。

在職中の転職活動の場合は、時間的にかなり制約されますが、仕事を辞めてしまえば、すべての時間を活動に当てることが可能になります。

そのため、きめ細かな情報収集や会社研究ができますし、面接のアポなども、先方の都合に合わせて取ることができます。

また、資格習得のための勉強や、新しい仕事を始めるために有用な勉強などをする時間も持てるでしょう。

つまり、転職活動に専念できることが、最大のメリットということになります。

転職は辞めてから2.ダラダラ就活になりにくい

もう一つのメリットは、おのずとタイムリミットが生じるため、「いつまでも転職先が決まらない」という事態になりにくいことです。

仕事を辞めてしまえば、当然収入はなくなります。

その状況の中で活動するわけですから、経済的なタイムリミットが必ずどこかでやってくるわけです。

漠然とでもタイムリミットを意識すれば、そこに自然に適度な緊張感が生まれます。

その緊張感が、たとえば「3ヶ月をめどに、活動しよう」という、自主的な目標設定につながるのです。

自主的な目標設定が良い結果につながりやすいことは、言うまでもないでしょう。



転職は辞めてから3.十分に吟味できる時間があるというメリット

転職をする際には、何かしら前の仕事に不満を持っていたり、何か他にやりたい仕事が見つかった時が多いことでしょう。

そんな時に、仕事をしながら転職先を見つけるのには時間があまりなく、面接や説明会などに急遽足を運ぶということが難しいです。

しかし、仕事を辞めてしまってからの転職となると、転職だけに時間をかけることが出来ること、十分吟味した上で仕事を見つけることが出来るのがメリット。

また同じように転職を繰り返さない為にも、時間をかけてゆっくりと転職先を決めるには良いことでしょう。

また吟味が出来るために失敗という結果になることが少ないです。

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転職は辞めてから4.いつ転職先が見つかるかの不安が出る

仕事を辞めるとなると、転職先が見つかるまでの間、貯金を頼りに生活することになります。

生活には日々お金がかかる為、ある程度の貯蓄があれば問題ないですが、あてもない状態で転職の為に無職となると不安が常に付きまとうようになります。

いつ転職先が見つかるのか、見つかっても採用とならなければ何とかして生活をしていかなければならない。

そういった不安を抱えた生活を送ることになるのがデメリットでしょう。

こうした生活の為に、今現在の仕事でなるべく多めの貯蓄をしておくことをおススメします。

転職は辞めてから5.病気や入院の際に困ることに

仕事をしている多くの人は、会社にて社会保険を適用されている人が多いです。

しかし、仕事を辞めてしまうことによってこれらの保険が適用されなくなり、自分で国民保険の加入が必要になってきます。

社会保険適用時の金額とは異なり、自己負担での保険となると金額は高くなります。

また金銭面を考慮して加入していない状態で病気や入院となってしまうと、全額自己負担となり、結果的に自分の生活を圧迫してしまうことに。

こうした万が一の時の事を考えると、転職の為に仕事を辞めている期間は、意外とお金がかかることが分かるでしょう。



転職は辞めてから6.失業中なため不安になりがち

仕事を辞めてから転職活動をする際のデメリットとしては、「不安感、孤立感を抱きがち」ということがあげられます。

すでに退職しているのですから、当然「失業中」という状況になるわけです。

それまで、仕事をしてきた人にとって、その状況は精神的にかなり辛いものがあるでしょう。

「このまま、転職できなかったどうしよう」という、マイナス思考にもなりがちです。

また、周囲の友人や知人はほとんどが仕事をしているわけですから、「自分だけが」という孤独感、孤立感を抱くことにもなるのです。

つまり、精神的プレッシャーが小さくないというのが、デメリットということになります。

転職は辞めてから7.経済的リスクが大きい

経済的なリスクが大きいというのもデメリットです。

前述したとおり、仕事を辞めれば収入が断たれます。

無収入の状況での転職活動ということになるわけです。

もちろん、ほとんどの人はある程度の活動資金を確保した上で、退職し、活動を始めるにちがいありません。

しかし、それも限定的です。

どこかで、その資金が尽きるということも、当然想定しなければなりません。

そんな状況の中で活動すれば、どうしても「早く決めなければ」という気持ちになるでしょう。

その焦りが、活動の障害になったり、自分にとって不利な選択をすることにもつながりかねないのです。

転職は辞めてから探す方が不利!?

いかがでしょうか。

仕事辞めてからの転職にはメリットとデメリットがありますが、それをどう捉えるかはあなた次第だと言ってもいいでしょう。

転職というのは最終的に成功すればいいのですから、あなたが納得する活動をするのが、成功率的にもメンタル的にもプラスに作用するはずです。

経済的に不安はあるけれども、ダラダラ転職をするのは性格に合わないということであれば一点集中で仕事を辞めてやればいいですし、時間はかかってもお金を得ながらやりたいのであれば、それでもいいでしょう。

ただし時間は有限だということを忘れてはいけません。

時間がたてばたつほど、あなたが年をとればとるほど転職しにくくなるということは覚えておきましょう。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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