意識高い系と言われる人の10の特徴
by UNclimatechange
意識高い系と呼ばれるときはどこかマイナスな部分を含んでいることがあります。
ちょっと皮肉めいた言葉として使われることが多いでしょう。
そしてその対象は就職活動をしている学生たちに向けられていることが目立ちます。
しかし社会人としての「意識高い系」と言われる人たちもいますし、良い意味で使われることもあります。
そこで本日は学生、社会人を含めた意識高い系の人たちの特徴を良い部分、悪い部分を含めてご紹介します。
意識高い系
意識高い系の人たちは次のような特徴が見受けられます。
- 上から目線な話し方
- 率直に意見を主張する
- 話の中心になろうとする
- 適度なコミュニケーションを心がける
- 意識高い系の人たちの服装
などなど。
あなたの周りの人達にも当てはまるものかどうか確認してみてください。
上から目線な話し方をする
大学生たちは就職に関する企業やマナーの情報を集めることに必死です。
そんな就活情報をやりとりする学生たちの会話には、以下の様なフレーズも多く耳にします。
「○○っていうのはね、本当は△△らしいから覚えておいたほうがいいよ」
「おい、□□には登録した?登録しといたほうがいいぜ!」
まるで自分は相手よりも上の立場であるかのような語りです。もちろん人々よりも調べて頑張っている姿は、大変良い行動だといえます。
しかし、相手に不快感を与えない言葉遣いかどうか、振り返ってみるといいかもしれません。
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相手の意見を聞いて納得した後に「でもね」と自分の意見を率直に主張し始める
就職活動においては、目立ってアピールすることが大事だとよく言われます。
そして、「目立つためには、相手とは違う意見を言わなければならない」と思い込んでいる人も多いようです。
故に、発話した人とは反対の意見を主張し始める人もいます。
反対の意見を言うことは間違いではありません。それはあなたの意見ですから、尊重されるものです。
しかし反対意見を言う際には、発話者を気遣い、なるべく率直に返さないオブラートな物言いをするよう心がけると良いのではないでしょうか。
率直に返してしまうと、発話者は体裁が悪くなってしまい、その場の和が乱れます。
話の中心になろうと躍起になる
繰り返しになりますが、就職活動においては、目立ってアピールすることが大事だとよく言われます。
そのためか、グループディスカッションにおいて話の主導権を握ろうと躍起になる人がいます。
それが日常生活でもあらわれてしまい、周りの人たちから疎まれている人も少なくありません。
人と人との対話はキャッチボールです。自相手に不快感を与えないようにしなければ、それは一方的なものでしかありません。
会話は自然と行われるものです。自然に行われなければ、それはただ周りの和を乱しているものに過ぎません。
適度なコミュニケーションを心掛けている
学校や会社の中で、或いは、インターネットの中の交流サイトで、「意識高い系」と思わせる人達が増えているようです。
「意識高い系」と思わせているのか、本当に「意識高い系」なのか、はその人の態度や言動、書いてある事を見れば判別する事が出来るでしょう。
まず、意識高い系の人の特徴として、余り喋らないという点を上げる事が出来るのでないでしょうか。
職場でも、意識高い系の人は黙々と業務をこなしている傾向があります。
職場で良くコミュニケーションを取る人は評価されがちですが、そういう人はコミュニケーションを重視する余り業務そのものに集中できないケースもしばしば。
その結果、業務の進捗が滞り、会社の中に遅くまで残って仕事を続けている人が見受けられます。
つまり残業ですが、意識の高い人が「お疲れ様でした」と一言言い残し会社を後にする時も、意識の低い人は、ずっと隣の人と話し続けています。
まるで「遅くまで仕事をして会社に貢献している」と暗に伝えたいのかもしれません。
意識高い系の人は、遅くまで仕事をしている、していない問わず、定時で仕事を終わらせる事が出来る人を、会社は評価するという事を理解しており、また、会社での自分の役割を認識しています。
自分の仕事が終わったら、人の仕事の邪魔にならない様に行動する人は、意識高い系の人と言えるのではないでしょうか。
意識高い系の人の服装
この人は意識高い系の人だな、と思える服装があります。
人の意識は外見に見る事が出来るものです。
例えば、仕事をする上で、または勉強する上で、部屋の総合的な色に同化しない色の服を着ている人は、意識が高いとは言えないようです。
オフィスでは大体、白や黒、紺色、グレーを貴重とした配色になっていますよね。
そういう中で赤、黄色、ピンク、といった色の服を着ていたり、また直線的、或いは円形といったオフィスのスタイルに、レースなどの服装は同化しません。
社内を歩く時、ヒールの高い靴は避けるべきだと考えている人は意識高い系に入るものではないでしょうか。
外見は中身を表す、と言いますが、いつも何を考えているのか、は外見に表れてくるものです。
どういう傾向の人なのか、働くという事をどう意識しているのか、その人の外見を見れば分かってしまうこともよくあるので、意識高い系の人達は、服装にも注意している人と言えるでしょう。
意識高い系の人はお手本に出来る
意識高い系の人は、良い意味での人々のお手本になる人達です。
人は、わざわざ意識低い系の人にあこがれる事はありませんよね。
周囲とのバランスを保ちながら、常に意識を高く持ち、より良い習慣・高い目標を目指して活動している人達を探してみましょう。
意識高い系は決して、疎ましく思われる系統の人達ではなく、お手本として活用すべき人達だと言えます。
意識高い系の人達は、そのデスク周りを見ても、その違いが出てきます。
仕事とプライベートの区別が出来ている人は、意識高い系の人達の部類に入ります。
社内では、特に目立った事をするわけではありませんが、弛まない努力を続けている意識高い系の人達は、ある日大きな業績を上げる事になる確立は高いと言えます。
目には見えない意識の高さが、形となって現われてくる日は近いのです。
そうなった時、周囲の人達は、改めて意識高い系の人をお手本にしなければならなくなるでしょう。
人から評価が高く見られたい
意識高い系の人の特徴として、他人からの評価をとにかく上げたいという気持ちが強いという点が挙げられます。
自分を高めるために勉強をしたり見た目のレベルを上げたいというだけではなく、その結果を他人に認められたくて仕方がありません。
合否や数字が結果として現れるものでも目標を達成することで満足をせず、「出来る自分」を演出したいという意識も強く、SNSやブログなどでのプロフィール欄に長々と経歴や取得した資格などを書き連ねたり、一番自分が素敵に見える角度のアイコンを使ったりと、とにかく人から凄いと認められたい、注目されたいという気持ちが非常に強く働いています。
これから先やりたいことや目標としていることを、見える場所で掲げているのも意識高い系の人に見られる特徴ですが、ただし途中で挫折することも少なくありません。
人とコミュニケーションを取るのが大好き
誰かと接することで学ぶことも多いですから、意識高い系の人は積極的にコミュニケーションを取るようにしています。
実際に対面で会って話すだけではなく、顔の見えない相手とのインターネット上でのお付き合いも濃厚なのが特徴です。
いろいろなタイプの人と交流することで自分を高めることができる、いろいろな考えを持つ人と触れ合うことで視野が広がると信じての行動になります。
確かにそうした一面があることは否めませんが、しかしあまりにもコミュニケーションを重視してしまうがためにトラブルに発展することも少なくありません。
八方美人に振る舞いすぎて言動に一貫性がなくなってしまい、自分を高めるどころか自分の意見を持つことすらできなくなってしまったり、時には非情にならざるを得ない仕事などでも、嫌われたくないからと決断をすることができずに進捗が滞ってしまうなど支障がきたしてしまうことがあります。
人の考えを吸収したいけれども消化不良になってしまう、交流を広げすぎて誰にでもいい顔をしたいがために意見をコロコロ変えてしまうなど、逆に「それ意識が低くない?」という言動が多くなるタイプもいます。
グレードの高いものに触れたい
意識高い系は、一般のものよりもグレードの高いもの、高尚なものに触れるのが大好きです。
何となくお金のかかるものに近いところにいると、自分まで磨かれたような気持ちになるからというのが大きいのでしょう。
他人よりも高級なカバンやお財布を使っている、食事に行く時はドレスコードが必要なレストランにするなど、生活水準から見て多少無理をしてでも高級なものを利用しようとするのが特徴の一つになります。
また、よくわからないのに美術館やクラッシックコンサートなどに足を運ぶのが大好きだというのも共通する点で、とりあえず格好から入って自分まで洗練されたように感じたいのです。
ただし、上っ面だけになってしまうからこその意識高い「系」であり、本当の意味で趣味にしている人、お金持ちの人とは深い話ができないことが多く、恥ずかしい思いをすることも少なくありません。
外見にはとくに気を使っている
とくに女性に関してその特徴が顕著ですが、自分の外見には非常に気を使っています。
もちろん意識高い系は自分磨きが大好きなのですが、大切なのは内面であることは自覚しつつ、外見もそれに伴わなければならない、誰にいつ見られても完璧で隙のない自分でいたいと考えているのです。
意識高い系はとにかくだらしなさを嫌います。
部屋着でもくたびれた洋服を好みませんし、ちょっとそこまでとノーメイクやボサボサの頭で出かけることはしません。
「人によく見られていたい」という意識がまず働きますから、清潔感があることやオシャレであることは必要不可欠になります。
いつもファッション雑誌などで研究をしており、自分に似合う色や流行などをチェックしているのですが、意識が高いゆえに「ダサい」と思われたり笑われるのが我慢ならないからです。
意識高い系がうざい理由
人の間違いが愉快で見下す
どうも人をイライラさせる意識高い系は、人を見下すところがあります。
わざとらしく人に近寄って来ては、「君ってほんとに何をやってもダメだよね」とハッキリと人の劣ったところを指摘してくるのです。
普通なら「大丈夫だよ」と声を掛けてくるものですが、人の気持ちに針を刺すような痛い言葉を平気で言うのです。
それも、両手を組みながら、上から目線で言うものですから、言われた方はイライラっとします。
その目は実に冷ややかで冷酷な印象があります。
かえって言わないでくれればいいのにと思うのですが、わざとプレッシャーを与えては喜ぶところがある嫌味な奴でもあります。
自分はそんなヘマはしない、ありえないと考えているので、人のヘマは愉快で仕方ありません。
自分ならもっと効率よくできるし、間違いもなく、完璧に仕事をこなせるけどという顔で人を見下す、意識高い系です。
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女性にモテるんだと思っている
男性の意識高い系がうざいのは、女性にモテるんだと思っているところです。
”俺って女性から好かれて困るんだよね”という気持ちがあります。
自分がモテないわけがないから、ちょっと口説けばすぐに落ちるしという考えもあります。
どんな女でもイケるから、凄い美人でも落とせると思っているのです。
顔の良くない女性を毛嫌いするところがあり、美人でないと相手にしないところもあります。
”モテるんだから、わざわざブスと付き合ってられないでしょ?”という顔も見せます。
だから、顔の劣った女性が「付き合って下さい」なんて言ってきても、「無理」と断ります。
「君みたいなブスと俺が付き合うわけないでしょ」と言う意識高い系なのです。
美人と付き合っては「どう?」という顔でそのブスの目の前をわざと通ったりするものですから、女性をイラッとさせるのです。
とにかくプライドが高すぎる
女性の意識高い系が男性に嫌われるのは、とにかくプライドが高すぎるのです。
”あたしって他の女とは違うし”という考えがありますから、他の女性と一緒にすると酷く怒ります。
「あんな頭の悪い女と一緒にしないでくれる?」「あたし、あんなにボケッとしてないし」とイライラします。
お茶くみやコピーなどの簡単すぎる仕事を任せれば、「なんなの!あたしにこんな仕事を任せるなんて!」とムスッとした顔をします。
自分には安い仕事は合わないし、バカにしされたとその頼んだ男を恨むところがあります。
いつまでも恨むから、ご機嫌をとらないといけないところも男をイラッとさせてしまいます。
とにかく、男と肩を並べて、難しい仕事をしないと、プライドが許さないと考えるのです。
難しい仕事をやり終えた時、まだ男性陣が仕事が終わっていない時には、「あら?終わらないんだ。頭弱いわね」という顔を見せるところもイラッとします。
人間関係が上手く築けない
自分が1番だと思っている意識高い系がうざいのは、人間関係が上手く築けないところがあるからです。
何でも自分で理解できるし、こなせてしまうから、人の意見なんて聞かなくても大丈夫と考えています。
逆に、なんで自分から人に聞いてまでやらなきゃいけないの?と、面倒くさい顔を見せます。
だから、人と話し合うとか、アドバイスをしてもらうことに抵抗があるので、勝手に行動してしまうところがあるのです。
これで間違いがあったとしても謝らない、悪気のない顔をします。
反省というものをすることが嫌いで、反省するくらいなら嫌われてもいいしという顔をするところも人をイラッとさせます。
たとえ注意する人が上司であっても、この意識高い系はタメ口で話すところもありますね。
挨拶は相手がしてからする、頭を下げて謝れないから、相手を更にイラッとさせるところがある意識高い系です。
意識高い系の人たちから学ぶ
どこか斜に構えている人ほど「意識高い系」の人たちを快く思わないのではないでしょうか。
実は彼ら、彼女らの行動から学べることはたくさんあります。
中には口だけの人だったり、気持ちだけは人一倍強いけれども要領が悪い人だったりといますが、その姿勢はとても大切です。
今はまだそこまで大きな差は出てこないかもしれませんが、年を重ねてくるとますます重要になってきますし、チャンスが巡ってくるのはまさに意識高い系の人たちの方でしょう。
彼ら、彼女らをそっくり真似る必要はありませんが、良いと感じるところはしっかりとマークしたり、取り入れたりすることで今までとは違う行動や考え方が出てくるはずですよ。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。