自己主張が強い人の6つの特徴とは?

あなたは自分自身の性格を振り返ってみて、自己主張が強い人だと思うでしょうか。

おそらくはっきりと「そうだ」と答えられないでしょう。

それだけ今の日本人は自己主張できない人が増加しています。

しかしながら、自分の意見を言う、行動で示すなどきちんと自己主張できる人も少なくありません。

そこで今回は自己主張が強い人の特徴についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。



自己主張が強い人の特徴

 

 

マイルールのこだわりが強く自分の意見を通すために相手を否定する

 

自己主張が強い人は、自分がこうだと決めたらその考えを絶対に曲げようとしません。

マイルールへのこだわりが強いので、「自分は○○したい」と思ったら、とにかくその意見を押し通してしまうところがあります。

意見を通そうとするあまりにかなり頑固で強引な物言いになることが多く、相手の意見を否定しがちです。

「自分は○○だと思うからあなたの意見は間違っている」、「○○は××じゃない、私の言う通りにするべきだ」と断定的な言い方になります。

根拠がないことであっても、例え自分の主張が間違っていたとしても、自己主張が強い人は気にしません。

とにかく自分の意見が通ってくれさえすればいいですし、自分の主張こそが一番正しいと思っているからです。

だから「あなたの意見は間違っている」なんて自分のことを否定されると、途端に怒りでいっぱいになります。

自分のことを否定された、相手は自分のことが嫌いなんだと、否定してきた人を敵認定するのです。

「もっとこうした方がいいよ」という優しいアドバイスも受け入れようとはしません。

それだけひたすらに頑固なのが、自己主張が強い人の特徴です。



自己顕示欲が強く自慢をしてマウントを取りたがる

 

自己顕示欲とは、自分のことを大勢の人に認めてほしいとアピールしたがる欲求です。

人は誰しもが自己顕示欲求を持っていますし、自己顕示欲求は食欲や睡眠と同様になくてはならないものです。

自己顕示欲は人間社会の中でコミュニケーションを取らせて社会生活を送らせる大切な欲求ですが、強すぎると自己主張が強い人になります。

自己主張が強い人はいつも「自分のことを皆に認められたい、チヤホヤされたい、自分だけが一番愛されたい」と無意識に願っています。

皆多少はある自己顕示欲が暴走しやすい自己主張が強い人ですから、自己顕示欲スイッチが入るとマウンティングモードになってしまうのです。

マウンティングとはゴリラなどの動物が、自分こそが一番強い存在であると自分の優位性を示すために他の動物の背中などに馬乗りになる行為です。

マウンティングを人間社会に当てはめると「自慢で相手をけん制する」、「自慢で自分の方が優位だとわからせようとする」などの行動になります。

自己主張が強い人は自分が勝てると思った相手にはどんどんマウンティングを取り、自分こそ一番だと周囲に認めさせようとするのです。

 

実は心が折れやすく疑り深くて思い込みが激しい

 

自己主張が強い人はいつでも自信満々な態度に見えて、その実心が弱く折れやすいところがあります。

自己主張が強い人が自分の意見を通すために相手の意見を強く否定するのも、自慢話しなどでマウントを取りたがるのも、自己防衛からです。

自分の心が折れやすいと何となく気づいているので、折られて立ち上がれなくなる前に相手を攻撃して自分を守っています。

また、なかなか人を信用できないところもありますから、心の弱さが思い込みの激しさを呼び覚ましてしまうこともあります。

相手の何気ない発言や行動をいちいち気にして、「あの人がああ言ったのは私が○○したからかもしれない」と思い悩むのです。

悩むだけならよくあることですが、そこから勝手に「あの人に嫌われているのかも」と思い込みの激しさを発揮して落ち込みます。

落ち込みがますます他人への疑り深さを増長させますし、相手への憎悪などのネガティブな感情も募りやすくなります。

自分でもときどき悩むことを止めたい、と考えますが、思考がネガティブに染まりやすくなっているので簡単にポジティブには切り替えられません。



自分に自信があり異性へのアピールも激しい

 

自分が自分がと前に出ることができる自己主張の強いタイプは、基本的に自分に自信があることが多く、他人より容姿も能力も優れていることを自覚しており、子どもの頃から褒められて育ってきた経験がある人が少なくありません。

努力をすればその分だけ成果を出すことができ、人から尊敬の眼差しを向けられたり持て囃されることが多かったため、自信満々に振る舞うことができるのです。

こういった経験から自分の意見は受け入れられるものであり、周囲の人が喜ぶ価値があるものだと考えることができます。

自己主張は自分に許された行為であり、他人もそれを望んでいると思ってしまうのです。

ですので、躊躇なく自分の考えを披露することができますし、それを正しいことだと思い込んでしまいます。

また、自信のある自分が大好きなので、異性へのアプローチも激しく積極的になる傾向にあります。

実際に見た目がよく能力値も高いのでモテる傾向にありますが、その反面同性への当たりが冷たくなってしまうことも多いため、お高く留まっていると取られて同性からは嫌われてしまいやすいのも特徴です。

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自分の非を認められない

 

自己主張の強い人は、他人から自分を否定されることを極端に嫌います。

自信があるからこそ自分を強く表に出そうとするのであって、それが間違いだと言われるのは心外だからです。

また、他人からの指摘が正しいものであっても自分の非を素直に認めることができず、謝ることができないのも特徴の一つになります。

謝ってしまったら自分がこれまで主張してきたことが正しくないことを納得した形になってしまいますので、それができないのです。

ただし、素直に謝ることはできないけれども、間違いに気が付くことができればそれまで強く主張していたことを徐々に引っ込めていったり、不貞腐れて急に黙ってしまうようになることもあります。

意地っ張りで強情で、子どもっぽいところがあるのです。

または、言い訳をするための主張を重ねていって収拾がつかなくなることも少なくありません。

これはどちらかというと女性に多く見られますが、謝れないのでどうにかして自分の意見が正しい方向に軌道修正することはできないかと頑張りますが、大抵は上手くいかずに逆ギレしたり、泣き出すというケースが目立ちます。

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他人からの評価をいつも気にしている

 

他人からどんな評価を得ているのか、自己主張が強い人は常に気にしています。

人よりも優れていることを証明したいからこその自己主張であり、望んだ通りに他人から高い評価を得られているのかというのは非常に重要なポイントなのです。

何をするにしても、自分がしたことが他人からどう思われているのかにいつも拘っており、優秀な自分に見られるように振る舞っています。

ですから、誰も注目していないところで何かを行ったりはしませんし、自分の評価に繋がらないことにはまず手を出しません。

たとえば、仕事をするにしても自分の優秀さをアピールできる結果を出せたものは「その仕事をしたのは自分だ」と触れ回って称賛を浴びようとしますが、他人がやりたがらない、誰がやっても結果が変らない地味な仕事に関してはやる気を見せませんし関わろうとはしません。

自分の価値を高められる目立つことは自分から積極的に行おうとしますが、誰も見ていない、頑張る価値がないと判断したものには適当で、腑抜けていることが少なくありません。

また、自分はこんなに凄い人物だと知ってもらおうと、過去の栄光語りを繰り返すのも特徴です。



自己主張できない人よりも自己主張が強い人の方がいい

 

いかがでしょうか。

多くの人は自己主張ができません。

それは幼い頃からみんなと同じ行動を強いられてきたことが大きな原因だと言われています。

なんが原因かは人それぞれですが、結果として自己主張できない人は「まあいいか」と自分を抑えつけている傾向が強いでしょう。

そのため自分の希望の道を自らの判断で諦めて、そしてそんな自分にストレスを抱えています。

そんな状態では決して夢を叶えることもできませんし、そのスタートラインにすら立つことはできません。

その一方で自己主張できる人は、その性格から敵を作ることも多々ありますが確実に自分の理想に向けて前進しています。

道中や大きな困難でストレスを抱えていますが、それを乗り越えた先には大きな達成感と自らの成長を強く感じることでしょう。

こうして比べてみるとどちらが自分の理想の状態を作り上げているか一目瞭然ですよね。

自己主張できない人は敵を作りたくないという気持ちが強いため、そのような状態になってしまっています。

しかし、きちんと理想を追い求め続けていれば必ず味方が表れますし、少しずつ増えてきます。

それを信じれるかどうかの違いが自己主張できるかできないかの違いにもつながっていることを覚えておきましょう。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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