職場ストレスの原因8つ
by Christopher Meredith
職場にはストレスの原因となるものがたくさんあります。
その仕事ストレスの原因がハッキリしていればそれなりの対処ができるものですが、原因がよくわからないけれど、イライラしたり、ストレスが溜まったりすることもあるでしょう。
そこで本日は職場にありがちなストレスの原因をご紹介しますので、あなたに当てはまるストレスポイントがあるかどうか確認しながらご覧ください。
職場ストレスの原因
自分のキャパシティーを超えた仕事量
自分で限界を決めるのは良くないですが、誰しも自分にできるレベルの仕事というのがあります。
よく“キャパ超え”という言葉も聞きますが、その日1日で出来る仕事量もある程度限度があるものでしょう。
それを超える仕事量を任されたり、自分のレベルより遥かに上の仕事を求められる環境にいると、ストレスがかなりかかってきます。
そして、他の人との仕事量を比較するようになり、「なんで自分だけ・・・」というストレスも増幅されていきます。
度重なる残業
最近ではノー残業デーを取り込んでいる企業も増えていますが、まだまだ日本は残業をやってこそ仕事が出来る人という風潮があるのが現実ではないでしょうか。
実際に多くの企業で夜9時や10時になっても明かりが灯っているのを散見します。
毎日終電帰宅なんて事もよく聞きますが、そういう毎日が続く事でストレスがどんどん溜まっていってしまう人が多いのは当然ではないでしょうか。
職場の人間関係
よく、どんなに仕事が辛いと感じていても、仲間や環境に恵まれていると辛いとは感じないという話を聞きます。
このように仕事において“人”は本当に大切です。
自分の勤めている場所に高圧的な上司がいたり、陰湿な同僚がいるだけで空気は重たくなり、仕事も非常にやりづらい雰囲気になります。
この職場の人間関係には同僚や上司によってストレスの原因が変わってくるので、それぞれについては後述します。
仕事量に見合ってない給料
仕事を頑張った成果として、毎月いただく給料に対して不満やストレスを感じている人はたくさんいます。
給料をもらうこと自体を楽しみに頑張っている人がほとんどだと過言ではないでしょう。
その給料が働いた時間や内容に伴っていないと仕事のモチベーションもさがりますし、働く意味さえ見失うこともあります。
仕事を辞めたいすら感じたりするきっかけになり、大きなストレスの原因へと繋がります。
ボーナスカットなども、社員のモチベーションを下げてしまう原因の1つの要因ですよね。
希望の仕事が出来ない
入社したときには、その企業に入ったらあの事業に携わりたい、こんな企画をしてみたい、
などという夢や希望を持って誰しもが入社しています。
ですが、現実では自分の希望の部署や勤務地に配属出来なかったり、
そんな環境で何年も過ぎてしまったなんて人も多いのではないでしょうか。
「こんなはずじゃなかったのに」というような思いが、
だんだんストレスに繋がっていく事もあります。
会社はその人材に大変期待していたとしても、それを本人が知る機会はほとんどありませんし、
教育の仕方を間違えてしまうと良い人材を流出させてしまうことにもなります。
要領のいい同僚
大概、このタイプの人間は入社当時の印象は「いい人」だったりするものですが、ある時ふっとその実態が見えると、愛想がいいだけで、何でも自分だけに都合よく事を運ぶことが上手な人だと分かる場合があります。
愛想がいい為、上司や来客には受けが良く、お茶など進んで出したりすることも特徴として挙げられるでしょう。
このような行動の多くは点数稼ぎであって、上の人から良く思われたいだけの機嫌取りなのですが、そんなことを分からない人からは「にこやかでいい人」と言う評価を受けがちです。
このタイプの人間に限って、人から見えないトイレ掃除等の雑用はやらないこともしばしば。
その一方で人の目に入るような雑用は進んで行ったり・・・。
休日出勤を頼まれそうな時などは、途中までは出勤出来ると言っているのにも関わらず、最後になって家族に何かあって無理となるパターンがよくあることも。
そして、責任の逃れ方が上手だと語る人もいます。
何かトラブルや問題が起きて、全員で「どうしてだ?」となった際には「○○さん、これ御存知じゃなかったですか?」なんて自分が全て関わっていても何気なく責任の逃れ方をします。
そんな同僚の表と裏が手に取るように分かるようになってくると、もうストレスでどうしようもなくなることでしょう。
意地の悪い先輩
仕事の面で何か分からないことを相談すると、「ああ、それね。経験あるけど、もう随分昔だから忘れちゃった」と言いながら、同じような仕事を上司に頼まれれば自分でスイスイ進めていたりする先輩がいたりしませんか。
忙しい時を狙って、わざと内線電話をかけてきてつまらない雑用に関して相談して来たり、注意してみたり。
こういう意地悪タイプの人は、何か彼・彼女なりの理由があって意地悪く接してくるのだがその理由は、意地悪をされる本人は分からなかったりするものですので、余計ストレスを抱える原因になるでしょう。
待遇面が悪く、トップがそれを分かっていない
残業代が出ないとはよく聞く話だが、残業代が正規に支払われていても問題が出ることがあります。
17時から21時まで、4時間の残業をしたとしても、本当に懸命に脇目も降らずに仕事を勧める人と、半分はおしゃべり、喫煙、お茶等で何となく残っているだけの人もいることでしょう。
そんな人間にも分け隔てなく残業手当を与え、それがおかしいことだと分かっていながら社員の人気を損ねない為に、良い人になっているトップは管理者としては不的確な人材の可能性が高いのではないでしょうか。
このような人の下で働いていると、真面目に働くのがバカバカしく感じられるものです。
職場ストレスの原因を理解する
いかがでしょうか。
職場のストレスというのはどれか1つだけが原因というわけではなく、いくつかの原因が重ね合っている複合的なケースが一般的です。
そしてストレスの大きさは足し算で増えていくのではなく、かけ算で膨張していきます。
なので、ストレスを少しでも軽減させるにはどれか1つでもいいから集中して対策・対処をすることが大切です。1つ無くなるだけでも精神的負荷は著しく下がります。
そして1つのストレスを無くすには原因をしっかり理解しておくことが必要不可欠です。
一気に解消させるのではなく、1つ1つ原因を潰していくことが遠回りなようで近道なやり方だと言えるでしょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。