やる気が起きない人にやる気を出させる効果的な方法
あなたは仕事でも、勉強でもやる気が起きないときはないだろうか?
やる気が出てこないと、そのまま手付かずになり時間だけが過ぎていく。
そして「あぁ、あの時から続けていたら少しは変わっていたのかな」なんて後悔してしまうこともあるだろう。
私は、営業時代いつもそのような後悔ばかりしていた。
仕事で失敗ばかりして結果を出せない自分がすごく惨めで、
誰にも相談せず一人で「もう会社を辞めたい」と悩んでいた。
しかしある日、そんな私を見かねた上司からある質問をされた。
質問と言うよりもある種のゲームだったかもしれない。
その後の私は自分のやるべきことが見つかり、
最終的にはその支店のトップセールスマンになることができた。
そこで本日は、私が非常に影響を受けた簡単な質問ゲームをご紹介する。
やる気がでないあなたにも、やる気を出させたい部下や後輩にも使える方法だ。
やる気が起きない時に効果的な質問
やる気が起きないときのメカニズム
一番大事な前提として理解していただきたいのが、
「人は行動していないときは、やる気が出ない」
ということだ。
脳には側坐核(そくざかく)という部分がある。
この「側坐核」という部分が働き、脳内物質が出るとやる気を引き起こすというメカニズムになっている。
この「側坐核」というのは「作業をすると活発に動き出す」という性質がある。
つまり簡単に一言で言えば、
「人は行動をすれば、やる気がでる」
というメカニズムになっている。
しかし以前の私のように、何をどう行動していいかわからない、と悩んでいる人も数多くいる。
その「どう行動すればいいかわからない」という部分を解消するのが、
これからご紹介する5つの質問である。
やる気が起きないときの質問 インタビュアーと回答者
その際、あなたは自分が理想としている人物など、その道を極めた達人として成りきって回答していただきたい。
例えば私の場合は、「お客様からどんな状況でも契約してもらう営業の達人」として成りきった。
さて、成りきっていただけであろうか。
それでは早速、質問させていただく。
一つ一つ丁寧にこたえていただきたい。
- その達人になって今、一番嬉しいことはなんでしょうか?
- その達人になるまでの過程で一番苦しかったことはなんだったんでしょうか?
- その達人になって今、収入はどれぐらいなんでしょうか?
- その達人になるまでやり続けた理由はなんでしょうか?
- 当時を振り返って達人になるまでの道の第一歩となったのは何だったんでしょうか?
さて、お答えしていただいたであろうか。
薄々感づいているかもしれないが、
一番大事なのは理想となる人物を思い浮かべることと最後の質問のみである。
最終的にどうなりたいのか?
そして、そうなるために始めたことは何か?
という2点だけが重要だ。
私は最後の質問に対して、
「今、一番契約を取れている〇〇さんのやり方を真似ることがきっかけになり、それが第一歩になったんだと思います。そして今の達人になることができました。」
と言った。
すると上司からは
「なんだ、お前がやらなきゃいけないことわかってんじゃん。自分でそれがきっかけだと思うんだったら、まずはそれをやってみろよ。」
と言われた。
「とりあえず1ヶ月続けてみて、また報告しろ。結果が出なくてもだぞ。そんときゃ、また俺が助けてやる。」
そう言って彼は去っていった。
やる気が起きない時は試してみる
上記は単純な質問ゲームではあるが、
自ら何をやるべきかということを引き出すには大変有効である。
大事なことなのでもう一度言わせてもらうが、
どうなりたいのか?とイメージすること、
やらなきゃいけないことは何か?と自分で気づくこと、
がポイントである。
行動するべきことがわかれば後はやってみるだけだ。
すると前提で述べた脳のメカニズムで自然とやる気は上がってくる。
また『挫折経験がある人は必ず読むべき!絶対に成功するたった1つのこと』でも無理なくモチベーションを継続させる方法をご紹介している。
もしあなたが部下に指導する立場であれば、
頭ごなしに怒鳴りつけるのではなく、
時には5分ほど時間を割いて相手の言葉を引き出してみるといいだろう。
あなたにもその相手にも発見があるはずだ。
しかしどうしてもやる気が起きない・・・、相手に影響を与えることができない・・・という人もいる。
そんな人は自分の適性と現在の仕事がうまくマッチしていないことが考えられる。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。
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