会社で孤立する人の特徴や原因6つ
どんな業種、職種でも、すべての仕事は複数の人間の関係によって成り立ちます。
ですから常にチームワークを意識する必要があるのですが、中にはそれを意識せず、自分本位の言動をすることで、会社内で孤立してしまう人も少なくありません。
残念ながら、このように会社などの組織の中では必ずといっていいほど孤立してしまう人がいます。そして一度孤立してしまうとなかなか元の輪に戻ることは難しくなってしまうのが現実ではないでしょうか。
まずは会社などの組織で孤立してしまう人の要因を確認し、自分自身それに当てはまらないか分析することが大切です。
輪から飛び出さないようにするか、若しくは敢えて輪から飛び出すかはその人の価値観によって変わってきます。
そこで本日は会社で孤立する人の特徴や原因をご紹介しますので、ぜひあなたやあなたの周りに当てはまるような人がいるかどうか確認しながら最後までご覧ください。
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会社で孤立する人
自己主張が強すぎ、相手の意見を否定する
1つめは「自己主張が強すぎる」というタイプです。よりよい仕事をする上で、自己主張は欠かせません。
いつでも受身で消極的な取り組みしかしないのでは、キャリアアップをめざすことできませんし、会社にとって有益なスタッフとは言えないでしょう。
しかし、自己主張が強すぎるというのも考えもの。
このタイプの人は往々にして「自分の主張を通したい」ということばかり考えて、人の意見を聞かない、あるいは他者を否定するということになりがちです。
会議やミーティングで、人が何か発言すると、そのアラ探しばかりして、否定的な意見を返す人がいます。こういう人は自然に人から疎まれ、孤立してしまうことになるでしょう。
場の空気が読めない、あるいは読もうとしない
チームワークを意識すれば、自然に場の空気を読もうという気持ちになります。
ところが、最初からその意識を持たず、常にマイペースであったり、まわりの空気や雰囲気を無視して発言したり、行動したりする人がいます。
こういうタイプの人は、TPOを考えないという特徴もあるので、「会議だから」とか「飲み会だから」という発想を持ちません。
そのため、場違いな言動をして周囲から浮いてしまう・・・。それが重なれば、社内で孤立するということになるわけです。
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言い訳や言い逃ればかりして、自分の責任を認めようとしない
もう1つが「いつでも言い訳」というタイプです。
自分がミスしたとき、あるいは自分の関わる仕事でトラブルやアクシデントが起こったときに、素直に自分の非を認めないタイプといってもいいでしょう。
「避けられないことだった」とか「不可抗力だ」と言い訳して、責任を逃れようとする。さらに「それは誰々のせいだ」と責任転嫁をするような人が、人から好かれるはずはありませんよね。
こういうタイプの人は常に「保身」を考えている傾向がとても強いです。
しかし、その気持ちとは裏腹に自分の身を守る目的でする言い訳や言い逃れが、結果として自分にとって大きなマイナスになる。つまり、社内での孤立化を招いてしまうのです。
社交性がない
社交性がないないことは組織にいる中で致命傷です。会社ではさまざまな行事があります。
新年会、歓迎会、忘年会、慰労会、プロジェクトが終わったあとのお疲れ様会など実に多種多様なイベントが有ります。
そこではお酒を飲みながらざっくばらんに交流して社内の士気を上げる役割も担っています。お酒を飲めない人はお茶などで構いません。
普段のちょっとした飲み会を断るならまだしもこのような会社の部署などの単位で行うイベントは参加必須です。
給料が出ない、強制参加は良くないなどの意見が出ますが、これは日本の会社、ひいては日本の組織全体での風習となってしまっていることを理解する姿勢を見せましょう。
その風習を楽しむ社交性がなければ、組織人にはなれません。
真面目すぎる
真面目なことは大切なことです。社会人として、プロとして給料をもらっている以上、真面目に行意に取り組むことは当たり前のことなのです。
しかし組織人としては柔軟な姿勢を持っておくことも非常に大切なことです。
プロジェクトの方針が上司によってコロコロ変わってしまうことに苛立っていては仕事はできませんよね。
例え、納得できなくても組織人は個の考えを抑え、組織のために働かないといけないことは往々にしてあります。またお茶汲みや掃除などといった業務には関係ないことを率先して行わないといけない時期もあります。
そこでこんな仕事をするためにこの会社に入ったのではない!と憤ってはいつまでたっても前には進めません。
真面目なことは大切ですが、真面目過ぎて硬直化してはいけません。
ネガティブ
組織にいるということは、周りにはたくさんの同僚がいることになります。気の知れた人もいれば、反りが合わない人もいることでしょう。
他人と過ごしたり何かの共同作業をするということはお互いの違う価値観が交差します。そこでは少なからず人にはストレスが発生するものですよね。
だからこそ仕事内容や同僚にたいしてネガティブな態度や発言をしてはいけません。
誰もが大なり小なりストレスは感じているのであるからこそ、いかに気持ちよくお互いが仕事を進められるかという思いやりや気配りが非常に重要になってくるのです。
ネガティブな言動は人を遠ざけてしまう結果になりがちなので、注意が必要でしょう。
会社で孤立する人は退職前に自分を見つめ直してみる
いかがでしょうか。
以上のように会社で孤立してしまう人にはさまざまな要因が深く関わってくるものですし、次第に仕事辞めたい感情に支配されていくことでしょう。
周りの人や環境のせいにして、のはとても簡単で自分を納得させやすいかもしれませんが、それではいつまでたってもあなた自身にとってプラスになることはありません。
もちろん、会社で孤立してしまう原因のほぼ100%が外部要因だったとしても、「何がいけないんだろう?」と自らの頭で考えることは、思考を深く巡らせることができるため、とても良いトレーニングになります。
ぜひ、自分に当てはまるところがないか今一度確認してみることで、今まで気づきにくかった点に気付くきっかけになるはずですよ。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。