文章力がない人の原因と文章を書くコツ・鍛え方とは?

あなたは自分で文章を書く力がないと感じることはあるでしょうか。

最近では、気軽なメッセージのやり取りの延長で物事が進むため、そこまで文章力が必要になるのか疑問に思う人もいるかもしれません。

しかし、それはごく一部の人だけにしか通用しないため、いざというときはやはり文章を書くスキルは必要になってきます。

そこで今回は文章を書く力がない人の原因と文章を書くコツ、そして文章力の鍛え方についてご紹介していきます。

【目次】



文章を書く力がない人の原因

 

語彙が足りない

 

文章を書く力がない人にはいろいろな原因がありますが、中でも多いのが「語彙不足」でしょう。

たとえば、日常の出来事をブログに書くとしましょう。

その際、「こういう出来事があって、自分はこう感じた」という感想を書くとします。

語彙力の豊富な人は、自分の感じたことをどの言葉で表現すればもっとも適切かを考え、それにふさわしい言葉をチョイスして感想を書きますから、読み手に伝わる表現になるに違いありません。

語彙力の不足している人は、その表現に大いに悩みます。

どの言葉を選んでいいかで悩むのではなく、「こういう気持ちはどんな言葉で表現すればいいかわからない」という理由で悩むのです。

そのため、どんな感想を伝えるにも「よかった」「楽しかった」というような子どものような表現ばかりになってしまいます。

これでは、読み手にはその実感が伝わりませんから、ブログを読んでいる人は、「いつも同じ感想ばかりでつまらない」と感じるに違いありません。

個人的な感想を伝えるケースばかりでなく、ビジネスレターを書くような場合でも、「この場合、どんな言葉を使えばいいかわからない」と悩み、適切な言葉をチョイスすることができないのが、文章を書く力がない人の特徴と言っていいでしょう。

参考:語彙力がない人の6つの特徴と増やす方法とは?



頭の中で考えを整理できない

 

文章を書く力のない人の共通点の一つは、「文章で伝えたいことが相手に伝わらない」ということでしょう。

よく、「だらだらと長々しい文章が並んでいるけれど、結局何が言いたいのかわからない」という文章があります。

そういう文章はすべて、内容が整理されていません。

内容がきちんと整理されていれば、うまいへたに関わらず、人に伝えたいことは伝えられるものです。

文章を書く力がない人は、そのように内容が整理されていない文章を書いてしまうのですが、その原因は思考そのものにあると言っていいでしょう。

文章を書く前に頭の中で書く内容を整理できれば、内容の伝わりやすい文章を書くことができます。

人に内容が伝わらないのは、頭の中で整理されていないためにほかなりません。

本人の考えがまとまっていない状態で文章化するのですから、人にその内容が伝わらないのは当然のことでしょう。

子どもの作文で、だらだらとりとめもない文が並んでいるだけで、内容がさっぱり伝わらないというものがありますが、それも書きたいことが整理されていないためなのです。

作文が苦手な子ども同様、頭の中が整理されていないというのが、文章を書く力がない人の原因ということになるでしょう。

 

文章を書く習慣がない

 

どんなに文章力のない人でも、毎日必ずある一定量以上の文章を書く努力を長く続けていけば、時間はかかっても、そのうち文章力がついてくるに違いありません。

それは、料理が苦手な人でも毎日料理を続けているうちに、あるレベルの料理を作れるようになるのと同じです。

あるいは、何か新しい趣味を始めるとしましょう。

未経験の趣味であれば、最初はだれでもなかなか思うようにはできません。

しかし、その趣味を続けていくうちに、程度の個人差はあっても、だんだん上達していくことは間違いないでしょう。

文章力もそれと同じと考えていいでしょう。

文章を書く力がない人は、つまり、文章を書く機会が不足しているのです。

たとえば、ふだんまったく文章を書くことのない人が、いきなりブログを始めても上手な文章など書けるはずはありません。

それでも、慣れるうちに少しずつでも文章力は向上していくはずです。

書く機会が多くなればなるほど、表現方法も豊かになっていきますし、読みやすくわかりやすい文章を書けるようになるものなのです。

文章を書く習慣がないこと、これも文章を書く力がない人の特徴と言うことになるでしょう。

参考:習慣化するコツ7つ



文章を書くコツ

 

テーマを広げすぎず深く切り込んでいく

 

何を書きたいのかを明確にする、これが文章を書く上で重要なポイントになります。

表したいことがいくつもあっても、結局のところ何を伝えたいのかという部分が見えてこなければ読み手が把握することができません。

まずはテーマを決めて、その中で何を書きたいのかを絞りつつ、軸をぶれさせないよううに深く切り込んでいく書きかたを意識することがコツです。

あれもこれもと広く手を出しすぎると最終的にまとまりにくくなりますし、読んで得られるものも少なくなります。

そのためにも、実際に文章を書き始める前に箇条書きで書きたいテーマと盛り込みたい情報を整理していくのがおすすめです。

それを基盤にして少しずつ肉付けをしていくことで、主軸にしたい重要なものを明確にしつつ、丁寧な解説を盛り込みながら書き手が何を言いたいのかがわかりやすい文章に整えていくことができます。

また、はっきりとした意思を伝えるために、文章は断定形にすることも大切です。

だろう、かもしれないという曖昧な表現ばかり続いては輪郭がぼやけてしまいますから、読み手に対して訴えかけたいことは断定した表現を用いることで納得してもらいやすくなります。


わかりやすい言葉を使っていく

 

難解な言葉を使わず、専門用語も可能な限り利用せず、誰が読んでもわかりやすい文章を書いていくというのも基本になります。

テーマが専門的なコンテンツになるほど、誰もが知っている前提で難しい言い回しを使って文章を構成してしまいやすくなりますが、テーマに関する理解度は読み手によって異なるという点を注意していかなければなりません。

読み手に絞られている場合はその限りではありませんが、より多くの人に文章を読んでもらいたい場合には、広く意味が知られていない言葉の使用は避けるべきです。

読んでいてスッと頭に入ってくる単語を使って文章を書いていくようにしてください。

特に、カタカナ用語が頻出すると理解できる読み手の範囲が狭まりやすく、その上、文章の具体性まで欠いてしまいやすいため、聞き慣れない言葉をいちいち調べていかなければならなくなるなど読み手に対して不親切です。

難しい言葉が綴られている文章は一見すると完成度の高い、しっかりとした構成のように感じられますが、わかりにくく読み進めにくいものになりやすいので控えておきましょう。

 

メリハリとリズムを考える

 

頭に入っていきやすい文章というのは、リズムよく構成されています。

主語と述語がはっきりとしている、1つの文章を長くしすぎない、接続詞を入れすぎずに論理構造が明確になっているということを押さえつつ、文字が詰まり過ぎないように適宜改行や空行を入れていくことで、さらに読みやすく見せることが可能です。

また、見出しや箇条書きも織り込んでいくことで文章にメリハリを出すことができますし、内容に関しても整理をしていきやすくなるというメリットがあります。

テーマに関してさらに細かく分類したい時には見出しを設け、それについて絞った内容に踏み込んでいくようにできますし、複数ポイントに論点が分けられているのであれば、長々と文章を綴るよりも箇条書きを活用したほうが効果的です。

そして最後に、書き上げた文章を音読してみましょう。

読みながら確認をしていくことで、どこか躓いてしまう言い回しがあった、語尾におかしいところがあった、句読点が適切ではなかったと最終チェックをしていくことができます。

完成度を高めた文章は躓かずに読んでいきやすいので、最終チェックには最適です。


文章力の鍛え方

 

いい文章をたくさん読む

 

文章力を鍛えるには、まず文章力に長けた人が書いたものに数多く触れることから学びを得ることが必要となります。

さまざまな状況に応じた適切な表現というのは付け焼刃ではどうにもなりません。

どんな言い回しをすれば読みやすくなるのか、どんな語彙がふさわしいのかといったことを正しく嗅ぎわけるセンスを、膨大な実例を通して養うことが重要なのです。

ただし、いくら読みやすいからと言ってもネットメディアやライトノベルの文章を参考にすることはオススメできません。

それらは校正が行き届いていない場合が多く、誤字や誤用が散見されるからです。

紙媒体で発行されている大手新聞社の記事や実用書をお手本にするといいでしょう。

本の場合は、ある程度版を重ねて誤植が改訂されたもの、あなたが成人済みならば自分と年齢の近い筆者によるものを選べばなお良しです。

あまり年の離れた人の文章に影響されてしまうと、無理に背伸びした印象を与えかねません。

根本的に文章の基礎から学び直したいというのであればもちろん、文章の書き方のハウツー本を読み込むのも有効な手段ですね。

著者の肩書や経歴をあらかじめ調べて、信頼の置けるあなたの師匠を見つけてください。


日々の中で自分の行動を文章に起こす

 

いい文章をたくさんインプットすることができれば、次は自分自身で文章を作り上げる練習をします。

筋トレによって体を鍛え上げるかのように、日々の地道なトレーニングで文章力を鍛えていきましょう。

この段階では必ずしもペンやキーボードで文章を書き出す必要はありません。

ただ文章を頭の中で思い描くだけでも十分な練習となります。

例えば、朝自分が起きて食事の用意をしたり身支度をしている時、自分が今何をしているのかというのを文章化して思い浮かべるのです。

就寝前に今日あった出来事を振り返って文章化しながら眠りにつく、というのもいいですね。

あるいは、外を歩いている時やカフェでくつろいでいる時に、たまたま目に映った人の特徴や行動を頭の中で文章化するのもいい練習となるでしょう。

このように日頃から物事を文章化するという習慣を身につけることができれば、あなたの文章力は自然にめきめきと鍛え上げられます。

この方法は小説家やライターを目指す人が実際に行っている訓練でもあり、苦もなく文章を書き起こすようになるための最良の近道ともなります。

 

実際に文章を書き出してみる

 

文章を頭の中でスムーズに作り出せるようになったら、いよいよ実際にアウトプットする練習の始まりです。

自分の思ったことや意見を試しに書き出してみましょう。

抵抗感がなければSNSやブログで公開をしてもいいですし、人に自分の文章を見られるのが恥ずかしいと思うのなら、最初はメモや個人的な日記でも大丈夫。

しかし、人の目に文章を晒す方が緊張感や責任感が芽生えて、それがより良い文章を生み出す推進力にもなりますので、いずれは何らかの形で人に文章を公開することを検討してください。

頭の中では体裁が整っているように思えても、いざ書き出してみると違和感があったり、誤解を招く言い回しであることがわかったり、どこか不自然さや堅さが感じられたり、といった発見をすることができます。

他の人が書いたいい文章と見比べて、どうすれば自分の文章をもっとよくできるのかという改善点を見出すこともできます。

文章力がある程度伸びれば、他の人の文章を「こうした方がもっと伝わりやすいだろう」と内容を損ねず書き換えをすることもできるようになります。

これはさらなる上達を望むのならかなり有効な練習方法です。

ただし、頼まれてもいないのにそういうことをするのは良く思われないので、自分の中だけに留めておかないといけませんね。


文章力がない社会人は不利

 

いかがでしょうか。

文章力を軽視している人は大勢いますが、それは間違いです。

誰かとコミュニケーションするときはどうしてもメッセージでのやり取りが発生しますし、物事をわかりやすく伝える際には文章を書く力が試されます。

相手が親しい間柄であればそこまで文章力は必要ないかもしれませんが、社会人になり様々な人と係ると簡潔にわかりやすい文章を書く人が重宝されます。

逆の立場になって考えると分かりやすいでしょう。

あなたには時間がなく、なるべく労力を使わずに把握したいときに、伝えてきた相手の文章がまとまりがなく何を言いたいのかわからないようなダラダラとして文章を書いてきたら「この人は仕事ができない人だな」と認識してしまうでしょう。

本来の能力はそうではないかもしれませんが、文章力がないだけで過小評価されてしまうのは非常にもったいありません。

やはりある程度の文章力は求められますし、あなた自身も鍛えて身につけなければいけません。

最も手っ取り早く鍛えるトレーニング方法は、うまいな・わかりやすいなと感じる人の文章を真似することです。

最初は真似から入り、その後からオリジナリティを出していくのが定石なので一度トライしてみましょう。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。

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