愚痴を聞かされるのがしんどい…。愚痴を聞かされやすい人の特徴と対処法!

友人とは楽しく会話をしたいと思うものの、相手が日常的に愚痴ばかり言ってくる…というケースもあるでしょう。

たまにならまだしも、毎日のように愚痴を聞かされるのは正直しんどいですよね。

ここでは、愚痴を聞かされるのがしんどいときの対処法について紹介したいと思います。

しんどいと感じる理由や愚痴を聞かされやすい人の特徴についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

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愚痴を聞かされるのがしんどい理由

家族や友人、恋人などの愚痴をしょっちゅう聞いていると、うんざりしてしまうのは珍しいことではありません。

最初のうちは普通に聞けていたのに、だんだんしんどくなってくるのはなぜなのでしょうか。

その理由は、こちらです。

頻繁すぎるから

愚痴を言う、愚痴を聞くというのは誰もが経験のあることと言っても過言ではありません。

それを「しんどい」と感じてしまうのは、あまりにも相手からの愚痴が頻繁だからでしょう。

たまに聞く分には何の問題もなくても、それが毎日のように続いているのでは、うんざりしてしまうのも無理はありませんね。

一方的だから

あなたが相手の愚痴を聞いているとき、相手はあなたの言葉に耳を傾けることはありますか?

愚痴を聞いている方がしんどいと感じてしまうのは、相手が一方的に愚痴っているから。

お互いに愚痴を言い合ったり、意見を言い合っているのなら、「お互い様」であるためそこまでしんどさは感じないものです。

ストレスが溜まるから

愚痴を聞くというのは、思っている以上にストレスになるもの。

話している方は愚痴を言うことでスッキリするかもしれませんが、聞かされている方はたまったものではありませんよね。

自分の気持ちに余裕のあるうちは良くても、疲れているときなどはストレスも溜まりやすく、余計にしんどくなってしまうのです。

ネガティブな気持ちになるから

愚痴というのは、決して楽しい話ではありません。

マイナスな話を常に聞かされているのですから、ネガティブな気持ちになるのも当然でしょう。

自分の中にネガティブな感情ばかりが募ってしまい、他のことが考えられなくなってしまうのです。

そうなると、心が悲鳴をあげるのは時間の問題と言わざるを得ませんね。

自己中だなと思うから

たとえば、あなたが忙しいと言っているにも関わらず、愚痴を延々と話してくる人もいるでしょう。

もしくは、心に余裕のないときは愚痴を聞きたくないと思うもの。

しかし、あなたのことを何も気にせず愚痴ばかり言ってくる人もいますよね。

こういう人のことを自己中だな、と一度感じてしまうと、しんどさしか残りません。



愚痴を聞かされやすい人の特徴

愚痴はネガティブな内容であることが大半ですが、誰彼構わず愚痴を言う人というのはほとんどいません。

愚痴を言う方も、言いやすい相手を無意識に選んでいるのです。

愚痴のターゲットになりやすいのは、以下のような人だと言えるでしょう。

優しい

愚痴を言う人は、言いやすい相手を必ず選んでいます。

そして、そういう相手に選ばれるのは決まって優しい人だと言えるでしょう。

優しい人は何を言っても怒らない、言い返さないイメージがありますから、愚痴も言いやすいのでしょうね。

優しくて温厚な人は、愚痴のターゲットになることが多いです。

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聞き上手

愚痴を言う人は、自分の話を聞いてほしいという強い欲求を持っています。

だからこそ、その相手に選ぶのは聞き上手な人だと言えます。

自分の話、自分の愚痴を適当に聞き流すような人には、どれだけ愚痴を言ってもすっきりしませんからね。

そのため、愚痴ばかり言われてしまう人というのは、聞き上手な人であることが絶対条件とも言えるでしょう。

否定しない

聞き上手なことと似ていますが、自分の話を肯定して共感してくれる人と、アドバイスという名の否定をしてくる人、あなたはどちらと話をしたいと思いますか?

おそらく全員が、前者を選ぶでしょう。

つまり、否定せずに話を聞いてくれる人というのは、愚痴を言われやすい人であり、「愚痴を言いやすい」と思われてしまうのです。

自信がない

実は、自分に対して自信がない人も愚痴を言われやすい人だと言えます。

なぜなら、「愚痴を言われる」ことでその人から必要とされていると感じやすくなるからです。

愚痴を言う方もそのことに気づいていて、自信のない人は承認欲求を満たすために愚痴を聞いてくれるはずだ、と思っているため、ここぞとばかりに愚痴を言うようになるでしょう。

いつもニコニコしている

そして、パッと見の印象で「この人は話しやすそう」と感じる人も愚痴を言われやすくなります。

愚痴を言う方は、黙って自分の愚痴を聞いてくれる人を探しています。

そのためには、人の良さそうな人を選ぶのは明白ですよね。

ニコニコしている人には声をかけやすいことからもわかるように、愚痴も言われやすくなってしまいます。



愚痴を言ってくる人の心理

愚痴を言われ続けたらしんどい、というのは誰でも分かることですよね。

それなのにも関わらず、あなたに延々と愚痴を言ってくるのはなぜなのでしょうか。

愚痴を言う人の心理は、やはり自分勝手なものが大半を占めているようです。

聞いてくれるから

愚痴を言う人は、愚痴を言われた方のことは考えていません。

自分が話したいことをあなたなら聞いてくれると思っているため、何のためらいもなく愚痴を言うのでしょう。

何度もあなたに愚痴を言っているからこそ、ある意味あなたのことを「都合のいい人」とでも思っているのかもしれません。

ストレスを発散したい

誰かに愚痴を言うと、すっきりしますよね。

自分のストレスが溜まったとき、思い切り誰かに愚痴を言うとそれがそのままストレス発散になるもの。

これは女性に多いのですが、自分のストレス発散のためにあなたに愚痴を言うのです。

この場合、自分のストレスが溜まったなぁと感じたタイミングで話しかけてくるはずです。

言いやすいから

そして愚痴を言う人は、あなたのことを友達だと思っているから言うというよりも、単純にあなたが「言いやすい人」だから言うだけということもあります。

あなたなら何を言っても応じてくれるだろう、とある意味ばかにされているのです。

この場合、あなたが一度でも言い返すと愚痴を言わなくなるかもしれません。



愚痴を聞かされ続けるとどうなる?

友達同士の会話で、お互いに愚痴を言い合うことはもちろんあるでしょう。

しかし、一方的に愚痴を聞かされ続けるというのは苦行でしかありません。

愚痴を聞かされ続けると、心身に様々な悪影響を及ぼすことになるでしょう。

心が病む

相手が友人であっても恋人であっても、愚痴を聞かされ続けたら誰だって嫌になります。

そして段々、心が病んでいくでしょう。

愚痴というのはネガティブな感情がもたらすものなので、内容に関わらず、聞き続ければ自分が言われているかのような感覚に陥ってしまうことも少なくありません。

ストレスになる

心が病むことと似ていますが、愚痴を言う方はストレスを発散することができますが、愚痴を聞かされる方はストレスが溜まっていきます。

相手のストレスが、そのまま自分の方に移っているイメージですね。

ストレスは、適度に発散していかないと心身に悪影響を及ぼすもの。

自分のストレスばかりがどんどん溜まってしまい、憂鬱な気分になってしまいます。

話すのが嫌になる

いつも愚痴を言ってくるのが友人であっても、それがあまりにも長く続くと疲れるのは当然のこと。

そしてそれと同時に、友人と会いたくない、話したくないと思うようになるでしょう。

いわゆる拒絶反応が出るようになるので、愚痴を聞かされ続けると相手との友人関係も終わりを迎えてしまいます。



愚痴を聞かされるのがしんどい時の対処法や考え方

たとえ友人や恋人であっても、愚痴を聞かされ続けるのはしんどいもの。

とはいえ、相手はあなたがしんどいと思っていることに気づいていないかもしれません。

自分がしんどいと思ったら、以下の方法で対応していきましょう。

少しの間距離を置く

愚痴を聞かされる相手に選ばれてしまったのであれば、相手はしばらくの間あなたをターゲットから外すことはありません。

なぜなら、都合のいい相手として認識されてしまっているからです。

だからこそ、少しの間距離を置いて、愚痴を言う人と離れてみてください。

会わない、連絡を取らないを徹底することをおすすめします。

聞き流す

相手がどんな愚痴を言ってきても、まともに取り合わないことが一番です。

愚痴を聞くのがしんどいのなら、適当に聞き流してしまいましょう。

「ふーん、そうなんだ」「大変だね」などと、それっぽい言葉を返しておけばOKです。

相手は愚痴を言うことですっきりしますので、聞いているふうを装っておくのが良いですよ。

オウム返しでやり過ごす

愚痴を言う人は、先程も触れたように「自分の愚痴を聞いてくれる人」を求めているので、共感している感じを出しておくのもおすすめです。

このとき、相手の言ったことをオウム返ししてみると効果的。

オウム返しは相手の話を聞かないとできないことですし、自分の話に共感してもらえると思ってもらいやすいのです。

自分も愚痴を言ってみる

愚痴を聞かされ続けてしんどくなったら、あなたも同じことをしてみましょう。

具体的には、あなたも愚痴を言ってみるのです。

自分の愚痴を聞いてほしいだけ、自分がスッキリしたいだけであれば、あなたの愚痴はまともに聞かずすぐに終わりにするはず。

もしこのタイプであれば、徐々にフェードアウトしてしまえば良いですね。

相手の考えを聞く

愚痴を聞かされてしんどいときは、早めに相手が愚痴を言うのを終わらせたいですよね。

そういうときには、「それは大変だね。私は○○だと思うけど、あなたはどうしたいの?」と聞いてみてください。

相手の意見を聞くことで考える時間を与え、愚痴を言うのを止めましょう。

そうすると、少しずつ相手が愚痴を言う頻度も減ってくるかもしれません。



まとめ:愚痴を聞かされるのごしんどいときははっきり伝えよう

人の愚痴を聞くというのは、誰でも一度は経験があるでしょう。

最初のうちは「必要とされている」などとポジティブに捉えていたとしても、愚痴ばかり聞かされていると徐々に心が病んでしまいます。

そうなってからでは遅いので、ちょっとしんどいなと感じたら、その時点で早めに対処していきましょう。

あなたのことを本当の友人だと思っているのなら、あなたがしんどいと感じていることにも気づくはずですし、言われれば自身の行動を改めるはずです。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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