怒らない人は優しい人ではない!怒らない人の心理を徹底解説!
何かあったときに怒られてばかりだと、怒る人のことを嫌いになることもあるでしょう。
しかし本当に、怒る人は厳しい人、怒らない人は優しい人なのでしょうか。
ここでは、怒らない人は優しい人ではない理由について見ていきたいと思います。
また、怒らない人の心理や本当に優しい人の判断方法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
関連記事はこちら▽
怒らない人は優しい人ではないと言われる理由
パッと見の印象では、自分のことを怒らない人は優しくていい人のように見えますよね。
しかしながら、実際には「怒らない人は優しい人ではない」と言われることも多いです。
それはなぜなのかというと、怒らない=無関心だと思われるからかもしれません。
相手のことを考えていないから
「怒らない」というのは、相手のことを何も考えていないと言っても過言ではありません。
なぜなら、言ってあげなければならないこともあるからです。
それを言わず、放っておくということは、相手のためになる行為とは言えません。
嫌われたくないからという一心で相手の悪いところを指摘しないのは、優しいとは違いますね。
無関心なだけだから
相手が何をしていても怒らないのは、相手のことを気にしていないということ。
それはつまり、相手に対して無関心であると言えます。
友達や恋人、家族などであれば、言いにくいことでもきちんと伝えてあげるのが優しさですから、怒らないのは優しさではなく無関心を貫いているだけに過ぎないのです。
自分のことにしか興味がないから
無関心であることと似ていますが、誰に対しても怒らない人というのは、他人に興味がありません。
自分以外に興味関心がないため、相手が何をしていようが見て見ぬふりをし続けます。
相手のやることに対してというよりは、相手の人柄そのものに興味が無いのでしょう。
相手が何をしようが、どうなろうが構わないという気持ちが根本にあるため、優しい人ではないと言われるのです。
どうでもいいと思っているから
相手のことをちゃんと思っているなら、悪いことをしているときにはきちんと「それはダメだ」と言うはずです。
なぜなら、それが本当の優しさであるから。
つまり、怒らない人というのは上辺ではいい人を装っていても、内心では相手のことをどうでもいいと思っているのです。
自分が被害を被ることがなければ、何も気にしません。
面倒ごとに巻き込まれたくないだけだから
相手のことを怒ったり指摘したりすれば、相手が逆上してくる可能性もゼロではありません。
相手のためを思ってしたことであっても、結果として逆効果になることもありますよね。
そういう面倒ごとに巻き込まれるのが嫌だ、平和に過ごしたいと思っている人は少なくなく、そういう人こそ自分主義であり、怒ることがないのです。
怒らない人の心理
怒らない人は優しい人ではない理由については先程触れた通りですが、怒らない人はどんなことを考えているのでしょうか。
なぜ怒らないのかも含め、怒らない人の心理を紐解いていきましょう。
やはり、自分のこと以外考えていないということが多いようです。
他人に興味がない
怒らない人というのは、先程も触れたように自分以外の人に興味がなく、どうでもいいという気持ちが強いです。
相手がどうなっても構わない、気にしないというのは、他人に興味がないからですよね。
怒らない心理としては、自分以外に興味がないというのが一番かもしれません。
関連記事はこちら▽
めんどくさい
怒らない人は、いちいち怒ることや相手に自分の考えを伝えることをめんどくさいと感じています。
その背景には、「どうせ聞く耳を持たない」「どうせ言い訳をするんだろう」という気持ちがあるのでしょう。
そういう人に怒っても、無駄な時間を過ごすだけだということを知っているのです。
相手に期待してない
めんどくさい心理と少し似ていますが、怒らない人は相手に対して何も思っていないということも多いです。
「どうせ無駄」だと思ってしまうのは、相手に期待していないからですよね。
相手が自分の話を聞いて改善してくれるかも、という期待があるのなら、きちんと注意するわけです。
それすらしないのは、相手に何も期待していない何よりの証拠と言えるでしょう。
穏便に過ごしたい
相手が自分よりも年上であったり、たとえ年下でも上司に好かれている人であったりすると、わざわざ怒らなくてもいいかなと思ってしまうケースもあります。
これは、自分の言い分が正しいものであるとしても、相手を怒ることでトラブルになるかもしれないと思うから。
できるだけ穏便に過ごしたいため、怒らないというわけです。
いい人でいたい
そして、パッと見の印象として「いい人」であるのは、すぐ怒る人より怒らない人であることは言うまでもありません。
怒らない人と一緒にいた方が、自分の自由に過ごせますからね。
そのことを知っているからこそ、あえて怒らずにスルーしておき、誰とでもそれなりの関係を築いていこうとしているのかもしれません。
本当の意味で優しい人か判断する方法
あなたにとって「本当に優しい人」とは、一体どんな人のことを言うのでしょうか。
怒らない人は優しい人ではないとはいえ、小さなことですぐに怒る人が優しい人とも限りません。
本当の意味で優しい人かどうかを判断するには、以下のことに注目してみましょう。
相手のことを考えているか
本当に優しい人は、頭ごなしに怒ることはありません。
自分の感情任せに怒鳴ったりすることはなく、怒っている中にも「相手のことを考えている」という感じが漂っているもの。
優しい人か上辺だけの優しさなのかを判断するには、その人の言葉の中に相手(自分)のことを考えている様子が見られるかどうかを判断基準にすると良いかもしれません。
見捨てない、見放さない
本当に優しい人やあなたのことを考えてくれている人は、何があってもあなたのことを見捨てたりしません。
たとえあなたが自業自得のような目に遭ったとしても、「だから言ったでしょ」と言いながらもどうすれば良いかを一緒に考えてくれるでしょう。
もしものことがあったときに見捨てない人は、本当に優しい人だと言えますね。
アドバイスをしてくれる
ただあなたの言動を怒ったり否定するのではなく、そこから「どうすれば良いのか」「どうするのが正解だったのか」を一緒に考えてくれる人は、あなたにとって本当に優しい人だと言えるでしょう。
アドバイスをしてくれるのは、あなたの今後を考えてくれている証ですからね。
話をちゃんと聞いてくれる
あなたのことを思って怒ってくれる人なのか、自分の憂さ晴らしに怒っているだけなのかを判断するには、あなたの話を聞いてくれるかどうかを見極めましょう。
本当に優しい人であれば、あなたの話をちゃんと聞いてくれるはずです。
あなたの話にしっかり耳を傾け、尚且つアドバイスもしてくれるのであれば、優しい人であることは間違いありません。
ダメなことはダメとハッキリ言う
そして、普段は怒らない人であっても、あなたが一線を越えそうなときにストップをかけてくれる人であるなら、それは優しい人だと言えます。
優しい人でなければ、「どうでもいい」ためどんなときでも何も言わないでしょう。
たとえその場の空気が悪くなるようなシチュエーションでも、ダメなことをはっきりとダメだと言ってくれる人は優しい人ですよ。
関連記事はこちら▽
まとめ:何があっても怒らない人は優しい人ではなく無関心な人
怒らない人は自分の味方であり、優しい人というイメージも強いですが、現実にはそんなことはありません。
実際、全く怒らない人は他人に興味関心がなく、あなたがどうなっても構わないからこそ「怒らない」だけなのです。
あなたのことを本当に考えてくれているのなら、ダメなことはダメだとはっきり叱ってくれるでしょう。
上辺の優しさに騙されず、本当の意味で優しい人と出会えると良いですね。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。