奥ゆかしい人の6つの特徴とは?

奥ゆかしい人とは、控えめな性格であったり、上品な人という意味で使われます。

この「奥ゆかしい」という言葉は主に男性ではなく、女性に使われることが多いのは、その意味合いもあるのでしょう。

今の女性は、奥ゆかしさが足りないと言われています。

多くの女性が持っていないからこそ、奥ゆかしさを身につければ唯一無二の存在になれます。

そこで今回は奥ゆかしい人の特徴についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。



奥ゆかしい人の特徴

 

自分の話はしない聞き上手

 

奥ゆかしい人は、自ら進んで自分の話をすることがありません。

人から聞かれれば、必要最低限の自分の話をすることはありますが、それ以外は、極力自分の話をしないようにするのです。

そこには、「自分の話をするのはみっともない」という意識があると考えていいでしょう。

多くの人は、自分をアピールするために自分の話をしますし、自慢話をすることも少なくありません。

しかし、その話を聞かされる側は、あまり良い感情を抱かないものです。

「あの人はいつも自分の話ばかりしたがる」という場合、そこには不快な感情があると考えていいでしょう。

まして、自慢話というものは、多くの場合、聞く人を不快にさせます。

そのことをきちんとわきまえているために、奥ゆかしい人はできるだけ自分の話はしないようにするのです。

ですから、人と会話をする場合は、聞き役に徹することが多くなりますし、人の話を聞くことも上手です。

口数は極めて少ないものの、相手の話に真摯に耳を傾けていますから、相手が話しやすいように、適切な相槌を打つことができるのです。

相手にしてみれば、話がしやすく、気分よく話ができるというのが、奥ゆかしい人の会話に関する特徴ということができるでしょう。



目立つことを嫌う

 

極力目立たないようにしようとすることも、奥ゆかしい人の特徴と言っていいでしょう。

たとえば、職場でミーテイングや会議に参加するとします。

その場合、奥ゆかしい人は、自ら進んで意見を発表するということはしません。

議長や進行役の人から意見を求められれば、それには答えますが、積極的に挙手して意見を主張するということはしないのです。

学生の場合は、授業中に挙手することもほとんどありません。

問題がわかっていないわけではなく、誰よりも早く答えがわかった場合でさえ、手を上げることを遠慮してしまうのです。

それは、奥ゆかしい人は羞恥心が大変に強く、人から注目を浴びることを嫌うための考えていいでしょう。

人に注目されることを嫌うのですから、その外見も当然地味なものになります。

髪を目立つような色に染めるということはしませんし、派手な色や派手な柄の服を着ることもありません。

できるだけ地味なファッションを選ぶわけですが、奥ゆかしい人のファッションは、単に地味というだけではなく、そこはかとない品を感じさせるという特徴があります。

その品によって、実はひかえめな自己主張をしているのが、奥ゆかしい人の意外な特徴と言っていいでしょう。



相手の意見や好みに合わせる

 

たとえば、奥ゆかしい人が恋人とデートをするとしましょう。

食事に行くことになった時、相手から「何を食べたい?」と聞かれても、「これが食べたい」という主張はせず、「あなたの好きなもの、食べたいもの」と答えるのが、奥ゆかしい人です。

自分で「食べたい」と思っているものが仮にあったとしても、相手に合わせるわけです。

同僚といっしょにランチに行く場合でも、同僚が「この店に行こう」と言えば、それに合わせます。

たとえ、その店の料理があまり得意な種類のものではなく、心の中では「困ったな」と感じても、同僚に合わせてその店で食事をするのが奥ゆかしい人というものなのです。

これは、好みに関することばかりではありません。

話をしている相手が自分とはちがう意見を口にすることもあるでしょう。

自分はそれとは正反対の意見を持っていたとしても、その場合は自分の意見を主張することなく、相手の意見を尊重するのが、奥ゆかしい人なのです。

つまり、相手を立て、その好みや意見に従うのが奥ゆかしい人の特徴ということになりますが、そこには自己主張をきらう心理が働いていると考えていいでしょう。

 

人の視線を意識でき立ち振る舞いが美しい

 

奥ゆかしい人というのは、洗練されている落ち着いたイメージがあります。

明るくて元気な人はそれはそれで魅力的ではありますが、奥ゆかしいい人というのは周囲の人が盛り上がっている場面でも、一緒になって大騒ぎをすることがありません。

かといって場の雰囲気を壊してしまうような態度を取るのではなく、俯瞰的に周囲の様子を見ながら穏やかに笑顔を浮かべている人です。

感情を制御することが上手く、喜怒哀楽を派手に表に出すことがありません。

また、大人しいだけではなく、奥ゆかしい人は常に自分が周囲にどう見られているのかを意識して動くことができるしっかり者でもあります。

喜怒哀楽の表現が控えめなのもその理由で、立ち振る舞いが上品に見られるように注意をしているため、周囲の人に好印象を与えられるのです。

挨拶や受け答えなどのマナーがきちんと身についているというのも特徴の一つになります。

精神的に大人なので自身の好き嫌いは二の次にどんな人にも平等に接し、マナーの基本である挨拶はしっかりとして、周りの人に不快感を与え得ないような行動を心掛けられるのです。

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自慢話を振り撒かない

 

控えめである奥ゆかしい人ですが、実は自分にかなり自信を持っています。

だからこそ、その自慢話を周囲の人達にひけらかすことがありません。

SNSなどでの交流が盛んな昨今、高価なものを購入したり仕事で大きな成功をしたり、ダイエットできて美しくなれたなど、人に自慢をして回りたい自身のことをすぐに広められるようになりました。

そうしたことをわざわざアピールするのは承認欲求から来るものだったり、自分の評価を上げたいといった理由で、少しでも自分の価値を認めてもらいたいからでもあります。

しかし、それは逆に自信のなさの表れでもあるのです。

時には注目を集めたいがために、自慢話が行き過ぎて振る舞いに品がなくなってしまうこともあります。

奥ゆかしい人はそのことをよくわかっており、なおかつ自分に自信を持っていることから、人に褒めてもらうためだけに自慢話をすることがありません。

時にはそのことで人を傷つけてしまったり、やっかまれてしまうことも知っているからです。

充実している人、本当に自信のある人はアピール過多にはなりません。

主張しなくても毎日楽しそうに過ごしていることがわかるのが、奥ゆかしい人です。

 

見た目から穏やか印象を受ける

 

奥ゆかしい人と聞いて想像するのが、和服を着こなす美しい人というかたは多いでしょう。

おっとりとした優雅な仕草で、立っているだけで凛とした空気が漂ってくるような印象を受ける、かといって存在を主張しすぎずに人の三歩後ろを歩くような、そんな控えめな感じの人を想像します。

奥ゆかしい人というのは内面だけではなく、た目からして大人しく、進んで派手な格好をすることはありません。

スカートであればミニ丈よりも膝下のふんわりとしたものを、柄物よりも無地の大人しいカラーのアイテムを選び、一見地味な印象を受けやすくなります。

かといってファッションセンスの悪い服装だと、奥ゆかしい人といった印象を持つことができません。

自分に似合うファッションを把握しつつ、メイクや服装は流行よりもパッと見美しさや綺麗さ、上品さを主張できるものを好むのが特徴です。

もちろん見た目だけ整えているのではなく、内面の美しさが滲み出るからこその奥ゆかしさです。

異性からも同性からも好感を持たれやすい服装を好み、落ち着いた装いから人柄が滲み出るような人を指します。

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奥ゆかしい女性になろう

 

いかがでしょうか。

どの男性も例外なく、女性には奥ゆかしさを求めています。

最近では、女性が強い傾向があるので、その流れとは逆に奥ゆかしさを兼ね備えている女性は男性もとてもモテます。

今の時代だからこそ、男性が何を求めているのか、何が不足しているのかをよく考えれば足りない部分が自然と見えてくることでしょう。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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