仕事しない人の特徴や心理とイライラする時の対処法とは?

あなたの近くに仕事をしない人はいるでしょうか。

せっかくあなたが仕事に対してモチベーションがあるのに、身近に仕事しない人がいるとだけでやる気がどんどんなくなっていってしまいますよね。

仕事しないでただいるだけなら、さっさと辞めて欲しいとすら思ってしまうことも少なくありません。

そこで今回は仕事しない人の特徴や心理とイライラする時の対処法についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。

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仕事しない人の特徴や心理

向上心がなく現状に満足している

仕事をしない人の代表的な特徴は、向上心がないということでしょう。

どんな仕事であれ、「もっとスキルを磨きたい」とか「出世したい」という向上心を持っていれば、人から言われなくても仕事をするものです。

そして、多くの人は、程度の差こそあれ向上心を持っていますから、自分なりの努力目標を掲げて仕事をします。

仕事をしない人、すぐにサボったり手抜きをする人には、そういう意欲がありません。

たとえば、マネジメントスタッフでありながら、仕事をしない人がいます。

その人にもし、「もっと上のポジションにつきたい」という意欲が少しでもあれば、自主的に仕事をするでしょう。

仕事をしないのは、その人が「今のポジションでじゅうぶんに満足。これより上の立場になりたいとは思わない」という意識をもっているからに他なりません。

人間は向上心があり、力をつけて今よりも少しでも良い状態になりたいという意欲があるからこそ、仕事をするのです。

そういう意欲を持たず、このままの自分でいいと思っていること、現状に甘んじてそれでよしと思っていること、これが仕事をしない人の大きな心理的特徴ということになるでしょう。



給料をもらうことだけが働く目的

「仕事がおもしろい」と感じれば、人から言われなくても進んで仕事をするでしょう。

「仕事を通じて自己実現したい」と考える人も同様です。

仕事に生きがいを感じているなど、仕事に対して前向きでポジティブな目的意識をもっていれば、人は積極的に仕事をするものなのです。

それに対し、仕事をしない人には、そうしたモチベーションがありません。

もちろん、仕事をする以上、まったく何の目的もないということはないでしょう。

何の目的もないのであれば、仕事に対して意欲のない人は、そもそも職に就く必要はありません。

仕事をしない人にも、目的はあります。

それは「給料をもらこと」。

自分で稼がなければ、生活することができないため、それで職についているのです。

ですから、給料さえもらえれば、その目的は達せられたことになります。

どんなに仕事をしない人でも、まったく仕事をしないということはないでしょう。

クビにならない程度には働きます。

それは、クビになって給料をもらえなくなると困るからです。

「給料さえもらえればそれでいい」と考えるから、最低限の仕事をしかしないのです。

働く目的が生きていくためだけ、給料をもらうためだけというのが、仕事をしない人の特徴ということになるでしょう。

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仕事をしたくないために忙しい振りをする

仕事をしない人ほど忙しいという言葉を口にしやすい傾向にあります。

実際にやることがたくさんあって齷齪と働いていると、なかなか周囲の人に対して忙しいと言葉にしてアピールする機会がありませんし、自分から言わなくても様子を見ていれば周りの人達が気が付くものです。

仕事をしない人はそもそも忙しくなんてありません。

そんな人が言う「忙しい」は、「自分は忙しくて時間がないから余計な仕事はしたくない」という意思表示であると見ることができます。

可能な限り面倒な仕事を背負い込みたくありませんし、逃げられるものなら逃げたいのです。

忙しいと言っていれば周りの仕事の手伝いを求める声からも逃れられると思っており、また、やる気のない仕事の進行が遅れてしまった時の言い訳にも使えます。

さらに、忙しいと言っていれば何となく仕事を一生懸命やっているように思われるだろうと履き違えてしまっている節もあるのが、仕事をしない人の特徴の一つです。

口癖のように多忙であることを触れ回りますが、実際には観察していれば仕事に対する不誠実な姿勢はすぐにわかってしまいます。

他の誰かがやったほうがいいと思っている

仕事をしない人は、自身の能力を過小評価してしまっていることも少なくありません。

仕事をしても自分には大したことができないし、成果を出すことができないならその分他の人がやったほうがいいだろうと思ってしまっているのです。

周囲の人が期待するような結果を出すことができないと思っているためやる気が起きませんし、そもそも自分なんかが仕事をしても迷惑をかけてしまうだけだろうと思い込んでしまっていることもあります。

実際、組織の中にいると、たとえ仕事をしない人が一人二人いたところで誰かしらが尻拭いに回り、機能をしていくものです。

もちろんそうしたタイプは反感を買いますし、とても仕事を任せることができないと窓際に追いやられたり最終的には首になってしまうこともあるでしょう。

だからこそ余計に「自分は必要ない」「他の誰かがやればいい」という気持ちを強めていってしまい、仕事をしなくなってしまうのです。

仕事に対する誇りを持っておらず、自信がなく責任感がないという点も仕事をしない人に共通しています。

責任感を持てないということは、仕事へのモチベーションの維持にも繋がりません。



コミュニケーション能力が低い

個々の能力はもちろんのこと、仕事していく上でさらに重要になってくるのが協調性とコミュニケーション能力です。

大抵の仕事は一人だけで抱えて処理できるものではありませんし、周囲の人と協力したり、情報交換を行いながら処理していく必要があります。

たとえできることが少なくても、一緒に仕事をしている人達とフォローし合いながらこなしていくことが大切ですし、そうしたことを重ねていくことでより仕事をしやすい環境を作り、達成感を覚え、今後のやる気にも繋げていくことができるのです。

しかし、仕事をしない人はこうしたコミュニケーション能力が不足してしまっている様子が見られます。

集団の中で自分がどの位置にいればいいのかわからない、どう人に頼っていいのかわからない、頼られるのが面倒くさい、周囲と足並みを揃えるのが苦手、こうしたタイプは組織内で仕事をしていくことに居心地の悪さを感じやすくなるのです。

少なくとも会社で大勢の中の一人として他の人と一緒に働かなければならない場合、居心地の悪さを感じて自然とやる気が削がれます。

周囲が慌しくしている中、何をしていいのかわからずにボーっと過ごしていることも少なくありません。

上司や先輩が見てる前では働いているふりをする

上司の目が光っている時には、働いているふりをするというのも、仕事をしない人の特徴でしょう。

同僚や後輩の前では、平気でサボったり、いい加減に仕事をすませたり、人に仕事を押しつけるような人でも、上司の見ている前で、同じような行動をとることはありません。

そんなことをすれば、たちまち上司に叱責されることがわかっているからです。

上司に叱られたくて、上司の前で意図的に仕事をしないということはありえないでしょう。

下手をすればクビになって、給料をもらえなくなってしまうかもしれません。

ですから、上司が見ているなと思うと、いちおうデスクに向かって仕事をしているふりをしたり、最低限の作業をして見せるのです。

「ちゃんと働いてますよ」というアピールをするわけです。

仕事をしない人は、ですから、職場にいるときは常に上司の存在を確認しています。

職場内に上司がいると仕事をするふりをし、上司がいなかったり、外出したりすると、たちまちサボるのです。

上司だけではありません。

「怖い先輩」に対しても、同じようにふるまいます。

自分よりも立場や力が上の人の目が光っていないところでサボるのが、仕事をしない人の計算高い特徴なのです。



仕事しない人にイライラするときの対処法

「相対的に自分の評価がアップする」と考える

同じ職場に仕事をしない人がいるなら、「この人がいるおかげで、自分の評価が上がる」と考えてみることをおすすめします。

その人のことを「仕事しない人」として見ているのは、あなただけではありません。

他の同僚もその人が仕事をしないことを知っているでしょう。

あるいは、上司もそれに気づいているかもしれません。

上司も気づいていて、その人に注意したにも関わらず、上司が見ていない所で仕事をサボっているということもありえます。

つまり、職場内のほとんどの人は、その人に対して「仕事をしないダメな人」という評価をしているわけです。

それに対して、あなたは「ちゃんと仕事をしている人」です。

仕事しない人が気になっているということは、あなた自身は人一倍仕事をする人なのではないでしょうか。

自分が一生懸命に仕事をしているにも関わらず、職場内に仕事をしない人がいるために、嫌な気持ちになっているに違いありません。

ということは、同僚や上司はあなたのことを「いっしょうけんめいに仕事をする人」と評価しているはず。

仕事をしない人が職場内にいれば、ちゃんと仕事をするあなたに対する評価は相対的に上がるのです。

「仕事をしない人がいるおかげで自分の評価が上がる」と考えること、これがおすすめの対処法です。



仕事中の無駄口にはぜったいにつきあわない

仕事をしない人の困った特徴の一つに、「仕事中の無駄なおしゃべりが多い」ということがあります。

他の人は仕事をしているのに、そんなことはおかまいなしに、近くにいる人に声をかけ、おしゃべりしようとするのが、仕事をしない人の特徴なのです。

仕事をしない人から、仕事中に話しかけられて困ったという経験のある人も少なくないでしょう。

そういう人は無神経ですから、相手の気持ちや状況を考えようとはしません。

自分がしゃべりたいと思うと、相手が忙しく仕事をしていても、平気で仕事をサボって話しかけてくるのです。

その場合の対処法は「話につきあわない」ということ。

相手が同僚だと、つい人情で話につきあってしまうこともあるでしょう。

相手が先輩の場合はなおさらそうです。

しかし、その話につきあってしまっては、あなたも「仕事をしない人」になってしまいます。

これは避けなければなりません。

ですから、仕事しない人が仕事をサボって話しかけてきても、「今、忙しいので」とか「手が離せないので」と言って、きっぱりシャットアウトしましょう。

仕事中の無駄口にはぜったいにつきあわないこと、これも、仕事しない人への対処法の一つです。



複数でその人に直接注意する

仕事しない人には関わらないようにするのが一番ですが、そうはいかないケースも少なくないでしょう。

その人が仕事をサボったり、手を抜いたり、自分の役割を果たそうとしないために、こちらに仕事上の悪影響が出てしまうというケースです。

たとえば、職場内で連携しながら仕事をするような場合は、それぞれの役割が密接にかかわりながら仕事を進めていくことになります。

こうしたケースでは、職場内に仕事をしない人がいると、ほかの人の仕事も滞ってしまうに違いありません。

放っておくとか、関わらないようにするというわけにはいかないでしょう。

その場合は、その人に対し、仕事をするように注意しなくてはなりません。

上司に話をするという方法もありますが、まずはその前に、本人に直接話した方がいいでしょう。

おすすめなのが、複数で注意するというやり方。

仕事をしない人がいることによって、迷惑を受けているのは、あなた一人ではないはずです。

ですから、同じように迷惑を受けている他の同僚といっしょに、複数でその人と話をしましょう。

一人でなく複数で注意をした方が、説得力が増すに違いありません。

それでも改善されないようなら、上司に話をするといいでしょう。

その場合も、複数で話すのがおすすめです。



自分の仕事に集中する

会社の同じ部署に上手に仕事をさぼる人や仕事は山積みなのにさっさと定時で帰ってしまう人、もしくは、要領よく他人を使って自分は何も仕事をしない人がいたらイライラしますよね。

しかし、自分がイライラしていてもいいことは一つもありません。

イライラが原因で今自分の取り組んでいる仕事に集中できずになかなか仕事が終えられないなんてことに陥ってしまいます。

ずるをして仕事をしない人はいますが、そんないい加減な人のために自分がイライラしていたら、損するばかりです。

そんな時は、仕事をしない人に腹を立てることはやめて、自分の仕事だけに集中しましょう。

自分の仕事に集中することであなたの仕事が早く終わることになりますし、何より、ずるをして何もしない人のことを考えてイライラする時間がなくなります。

イライラする時間だって大切な時間です。

イライラ気分は時間の無駄なのです。

「Time is money」という言葉もありますよね。

ズルをして時間を無駄にしている人なんて放っておいて、あなたの未来のために、時間を有意義に使って、イライラする気持ちを忘れましょう。

仲間と一緒にイライラの鬱憤を晴らす

あなたが、「なんで、○○さんは仕事をちゃんとしないでさぼってばかりなの?」と腹を立てる相手は他の人にも同じように「○○さんてほんと、仕事しないよね。」と思われていることが多いことでしょう。

きちんと仕事をしている人の中で仕事をしない人というのはかなり目立ちます。

仕事をしない人は周囲の人の気持ちをイラつかせますよね。

そんな時は、イライラさせられている人たちが集って普段のイライラの鬱憤を晴らすことをお勧めします。

「○○さんてほんと、仕事しないよね。」とその仲間たちで愚痴をこぼし合いましょう。

イライラした気持ちというのは、たまると健康を害することにもなりかねません。

仕事をしない人にイライラさせられた人同士で飲み会など開いて、日ごろのイライラのストレスを発散しましょう。

仕事をしない人へのイライラした鬱憤を晴らすといっても、何時間もそのことについて話しているわけではないですよね。

集まった仲間で、おいしいものを食べ、カラオケを歌い、鬱憤を晴らしつつ、友情や団結も深まります。

仕事をしない人にイライラした時は同じ気持ちの仲間と集うことで、憂さ晴らしと楽しい一時が同時に手に入ることになります。



他人なんか気にならないくらい幸せになる

自分が一生懸命仕事をしているのに仕事をしない人を見るとイライラするのは自然なことです。

しかし、仕事をしない人というのは結局その人が後々困るだけなのです。

もちろん、あなたの仕事が増えるなどの迷惑をこうむることもある場合もありますが、どちらも上司はきちんと評価してくれることでしょう。

多くの仕事を一人でこなすあなたと、仕事をしない人の評価は自ずと決まってきますね。

ですから、仕事をしない人を見てあなたがイライラしなくても本当はいいのです。

仕事をしない人は勝手に人生を滑っていくことになるからです。

それなのにあなたがイライラするのは、あなたの幸せ度が足りない時と言えるかもしれません。

幸せな気持ちでいつも満足を感じている人というのはイライラしません。

逆にイライラする人というのは、幸せな気持ちを持てない人なのです。

満ち足りた生活をしている人は他人に優しくできるものなのです。

つまりあなたが幸せ気分に浸ると仕事をしない人を見ても、イライラしなくなることができます。

あなたが幸せになるために必要なことを考えてみましょう。

恋人を見つけてラブラブな状態になる。

何かのサークルに入り、気の合う友達を作る。

仲良しの友人とおいしいものを食べ歩きしてみる。

などなど自分がどんなことで幸せ気分を感じるか考えてみて、それを実行してみてください。

満ち足りた気持ちのあなたは他人に対してイライラすることはなくなります。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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