スピーチネタの探し方7つ
スピーチネタの探し方
どんなスピーチをすればいいんだろう・・・、毎回毎回スピーチするネタなんて無いよ・・・と頭を抱えている人は決して少なくありません。
スピーチをする順番は定期的に回ってくるという環境に身をおいている人もいるでしょう。
最初のころは凝ったスピーチをしていたのに、今はなんとなく話していたりしないでしょうか。
どうせなら皆が感心するような、惹きつけるようなスピーチをしたいものですよね。
そこで本日はスピーチネタの探し方をご紹介しますので、活用してみてください。
インターネットで検索する
社会人になるとスピーチしなければいけない機会というのは意外に多いものです。
職場の朝礼などの3分間スピーチから、結婚披露宴での友人代表スピーチまで、さまざまなシーンが想定できます。
その際、どんな話をすればいいのか、多くの人が迷い、悩むことでしょう。
一番てっとり早く、いつどこででもできるのが、やはりインターネットを利用したスピーチネタの探し方です。
インターネットで、たとえば「結婚式 スピーチ 文例」などの項目で検索すれば、複数の例が見つかるはずでしょう。
それを参考にすれば、無難なスピーチの定型がわかりますし、「おもしろネタ」のような項目を加えて検索すると、より具体的なネタが見つかります。
ニュースをチェックする
スピーチのネタで最も使いやすいのが、時事や話題のニュースではないでしょうか。
「活きのいいネタ」と言っていいでしょう。
テレビや新聞を見たり、インターネットのニュースサイトをチェックすると、幅広いニュース情報が手に入ります。
たとえば新聞で言えば、大きな社会的ニュースよりも、小さな話題や地域の記事のほうが、スピーチのネタにしやすいでしょう。
インターネットでチェックするときも、「できるだけ小さなニュース、変った話題はないか」と意識すると「おもしろネタ」が見つかりやすくなります。
また「グノシー」や「Antena」、「SMARTNEWS」などのニュースアプリを利用するとあなただけのネタが見つかる可能性があるので、大いに活用してみましょう。
歴史上の人物の名言集などを読む
このスピーチネタの探し方は昔からの定番ですが、「歴史上の人物の名言」をスピーチのネタに使うのもいいでしょう。
そうした書籍はたくさん出ていますし、より簡単にするなら、やはりインターネットの検索という方法が有効です。
歴史上の人物だけでなく、現役のアスリートなどの名言もチェックできますから、聴き手が関心を持てるネタが見つかるはずです。
注意点は「有名すぎる名言は避ける」こと。
あまりに定番で、誰もが知っているような名言をネタにしたスピーチはおすすめできません。
逆に、ほとんど人が名前を知らないような人物の言葉もNGです。
なぜなら、聴き手に関心をもってもらうことができないからです。
聞き手を惹きつけるポイントとしては誰もが知っている著名人のあまり知られていない言葉を活用することです。
色々と探してみてちょうどいいバランスを見つけてみましょう。
最近の個人的できごとを思い返してみる
自分の身の回りにおこった出来事を、スピーチのネタにするという方法もあります。
その際は大きな出来事である必要は一切ありません。
たとえば「昨日、会社の近くのファミレスに入ったのですが、そこですばらしい店員に出会いました」とか、「先週末に公園で、ほほえましい家族連れを見ました」といった、小ネタでいいのです。
むしろそうした日常の小さな話のほうが、オリジナリティのある、楽しいスピーチになるはずでしょう。
「食」に関する身近かなエピソードからネタを探す
スピーチのネタを探すには、身の回りのことを振り返ってみることが大変有効な方法です。
特に「食」に関することが探しやすいのではないでしょうか。
人間にとって「食」は最重要テーマのひとつですから、「食」に関する話題は、多くの人の関心を集めることができるのです。
たとえば会社の送別会でこんなスピーチをしてみてはいかがでしょうか。
「私は納豆やオクラ、山芋、もずくのような『粘る食品』が大好きです。
おいしいだけでなく、健康効果が大変高いのも『粘る食品』の魅力ではないでしょうか。
今回、定年退職される○○さんも、まさに『粘る人』です。
2年ほど前に、私のミスから大きなトラブルに発展したことがありました。
私は『もうだめだ。転職も考えないといけない』とまで思いつめ、半ば諦めたのですが、直接その仕事と関係のない○○さんは、ねばりにねばってアシストしてくれて、その危機を脱することができたのです。
○○さんはまさに納豆みたいな方です。
私は納豆が大好きですが、納豆よりも粘る○○さんのほうがもっと好きです」
これが身近な食品ネタによるスピーチの例です。
旅行経験からネタを見つける
「食」と並んで、多くの人が興味を持つのが「旅行ネタ」です。
ですから、自分のこれまでの旅行体験の中からネタを見つけると、スピーチに大いに役立ちます。
旅行にはトラブルやアクシデントがつきものですよね。
人は他人の失敗談が大好物ですから、「あの時は大変でした」というエピソードを話すと、「ウケ」が良くなるのです。
自分自身の体験談でなくても、たとえば旅行雑誌から得た「地域性に関する知識」でもかまいません。
とにかく「旅行関連情報」はスピーチのネタの宝庫なので、誰かに伝えるための視点を持って旅行するのも後々、活かしやすいはずです。
コマーシャルネタ
テレビからネタを仕入れるという方法もあります。
特におすすめしたいのが「コマーシャル」です。
ふだんあまりテレビを見ないという人でも、なんとなくコマーシャルは記憶に残っている人が多いものです。
コマーシャルはかなりのお金がかかるため、各企業が、「社運をかけて」作っているものが多いです。
いわば「最高のプレゼンテーション」になっているわけです。
その工夫やタレントの使い方、逆手にとった表現方法など、コマーシャルは「なるほど」と思わせる情報に満ち溢れているのです。
それらの手法などをあなたの仕事や環境のネタにして話を展開すると、特に仕事関連のスピーチを作りやすくなるものです。
スピーチネタは色んなところで活かせる
いかがでしょうか。
スピーチネタを探す作業は意外に大変なときもあります。
しかし一度そのネタを仕入れれば、あなたの引き出しにストックされるのでいつでも使うことができます。
スピーチの場だけではなく普段の何気ない会話や、相手を説得するときにも活用できるでしょう。
スピーチネタを探すこと自体はあなたにとってマイナスになることはまずありませんので、横着せずに様々なツールを使って探してみることをオススメします。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。