仕事ができなくて辞めたい時の対処法9つ
あなたは仕事が出来なくて辞めたいと考えたことはありますか?
今の仕事は何をやっても上手く行かず、努力はしているけどその成果が表れず上司や先輩から怒られる毎日。
そんな日が連日続くと「この仕事は合ってないから辞めようかな」そう考えてしまうのも無理はありません。
しかし、ちょっと待ってください仕事ができなくて辞めたい時の対処法を読んで、今一度思い止まってみませんか?
仕事ができなくて辞めたい時の対処法
今が一番つらい時だと考える
仕事ができなくて辞めたい時は、今が一番つらい時だと考えましょう。
仕事ができないのは今だけ、今が一番辛く苦しい時でここを乗り切れば、大丈夫だと考えるのです。
どんな事にも壁は立ちはだかります。
そんな時に壁を乗り越えずに、回り道をする事も確かに一つの方法です。
しかし、毎回壁が出来るとすぐに回り道をしてしまうと、回り道をするクセがついてしまいます。
辛い時や苦しい時にどうやって現状を打開するかを考えずに安易に回り道をしてしまうと、自分自身の成長にも繋がりません。
回り道は奥の手として取っておき、今目の前にある壁をどうやって乗り越えるかを考えましょう。
そして、その壁を乗り越える事が出来たらきっと一回り成長している事でしょう。
壁は必ずしも一気に乗り越える必要はありません。
少しづつでもいいので乗り越える為の足場を組みあげる事も大切です。
一気に乗り越えようとするから、辛い、苦しいと感じてしまうのであって少しづつ足場を作れば簡単に乗り越える事も出来たりします。
例えば、営業の仕事で途方もないノルマを課せられたら、出来るわけないと諦めるのではなく、毎日少しづつでも積み上げて行けばいいのです。
初心に戻る
仕事ができなくて辞めたい時は初心に戻りましょう。
今の仕事を始めた時の気持ちに戻ってみましょう。
夢や希望を持って今の仕事を始めたのであれば、今一度、夢や希望を思い出すのです。
この仕事で、どんな事をしたかったのか、何をしたかったのかを思い出してみてください。
そして、今の自分と照らし合わせてみてその夢や希望にどれだけ近づけたかを振り返ってみましょう。
初心に戻る事によって、今までやってきた結果、今の自分があるのです。
ですから、その努力を無駄にしない為にも初心に戻って再スタートしてみるのもいいでしょう。
仕事ができない原因を考える
仕事ができなくて辞めたい時には仕事ができない原因を考えてみましょう。
向いてない、合わないだけでは無いはずです。
他にも仕事ができない原因があります。
具体的な原因が分かればその原因を改善すれば仕事ができる様になるかもしれません。
愚痴程度であれば、この仕事、向いてない、合わないで済ませられますが、辞めたいと考えている様であれば、その原因を突き止める事です。
そうしないと、他の仕事を始めてももしかしたら同じような状況に陥った時に再び仕事を辞める選択をしてしまうかもしれません。
関連記事はこちら▽
仕事向いてないと思うのは甘え?向いてないと感じた時の対処法を徹底紹介!
仕事に向いてないと思った瞬間は?向いてない仕事を続けるべきか迷った時の判断方法!
社内の人に相談する
仕事ができなくて辞めたい時は社内の人に相談しましょう。
出来れば、長年勤めている人がいいでしょう。
長年同じ仕事を務めている人は経験豊富です。
ですから、その人に辞めたい事を相談してみると、解決策が見つかるかもしれません。
長年勤めていれば社内の様々な事を知っているでしょう。
仕事を辞めたいと思い悩んでいる事が、実は誰しもが通ってきた道で、解決策があるかもしれません。
また逆に、同様の理由で辞めて行く人が多いのかもしれません。
誰にも相談せずに辞めてしまうのではなく同じ仕事をしている人に必ず相談してみる事です。
家族に相談をする
仕事ができなくて辞めたい時は家族に相談しましょう。
家庭を持っている人であれば、必ず相談しましょう。
黙って辞めてはいけません。
辞めたい理由も正直に話ましょう。
これは家庭を持っている人の義務です。
家族に相談する事で、今の仕事を辞めないでいい解決策が見つかるかもしれませんし、また再就職先の相談も出来ますから相談した方が色々と都合がいいのです。
黙って辞めてしまうと、家族には普段通りの生活を装いながら、再就職探しをしなければならない等、仕事を辞めて精神的に疲れているのに、更に追い打ちを掛け自分を追いつめてしまうだけなのです。
「仕事ができなくて悩んでいる今の自分」を肯定する
仕事がまったくできないのに、あなたのように「辞めたい」と思わない人、悩まない人も世の中にはたくさんいます。
あなたには想像できないかもしれませんが、「別に仕事が出来なくても、働いて給料がもらえればいい」と思っている人は少なくありません。
そういう人は、つまり、仕事に対する意欲や向上心をまったく持っていないと考えていいでしょう。
あなたは、そうではありません。
「仕事ができるようになりたい」という気持ちを強く持っているため、「仕事ができない今の自分」に悩んでいるわけです。
あなたの悩みは、向上心があるからこそ生まれたものと言っていいでしょう。
また、自分の仕事に対する責任感を強く感じているために、その責任を思うように果たせない自分を許せないと思ってもいるに違いありません。
あなたは、ですから、仕事に対する強い責任感と向上心の持ち主なのです。
責任感と向上心を持っている限り、あなたは必ず仕事で成長できます。
まずは、「仕事ができないことを悩んでいる自分」を肯定するところからスタートしましょう。
職場内に「目標の人」を設定し、その人の仕事ぶりを観察する
仕事ができないという悩みを解消するためにおすすめしたいのが、「職場内に、目標にする人を見つけること」です。
ポイントは、仕事のスキルが自分とあまり違わない人を選ぶこと。
たとえば、大ベテランのエキスパートや、職場のエースと呼ばれるような「できる人」を目標にしてしまうと、「できない自分」が際立つだけで、自分の成長にはつながりません。
ですから、スキルが自分に近い人、「せめて、あの人ぐらい仕事ができるようになりたい」と思うような人を目標にしましょう。
そして、その人の仕事ぶりを、日々観察するのです。
その人は何時ごろに出勤しているのか、仕事始める前の準備はどうしているのか、仕事の段取りはどうなのか、退社前にしている習慣はあるのかなどなど、できるだけ細かく観察し、それをまねしてみるのです。
具体的な目標の人を作ることによって、「どうすれば仕事で成長できるか」がわかってくるにちがいありません。
「昨日の自分」をライバル視する
職場内に目標の人を作ると同時に、「ライバル」を設定すると、仕事の成長につながりやすくなります。
「そういわれても、職場にいるのは先輩ばかりで、ライバルなんて存在しようがない」と思われるかもしれません。
ご安心ください、ライバルは誰にでも必ずいます。
それは「昨日の自分」です。
今の職場で働き始めた初日の自分と、今の自分は、どちらがより仕事ができるようになっているでしょうか。
考えるまでもなく、答えは「今の自分」でしょう。
仕事している限り、「昨日よりも今日は、さらに仕事ができなくなっている」ということはありえません。
たとえ1ミリずつでも、人間はそれを続けている限り前進していくものなのです。
ですから、「ライバルは昨日の自分」という意識を持ち、そのライバルよりも1ミリでも前進しようという意欲を持てれば、少しずつでも、間違いなく仕事ができるようになっていきます。
休日をアクティブに過ごし、リフレッシュする
「仕事を辞めたい」という気持ちになると、どうしてもネガティブになって、休日も仕事のことばかり考え、鬱々と過ごしてしまいがちでしょう。
しかし、それでは、ますます仕事に対して後ろ向きになってしまいます。
後ろ向きな気持ちで仕事に取り組んでも、仕事ができるようにはなりません。
大切なのは、休日の過ごし方です。
休日は思い切ってアクティブに行動して、気分転換を図りましょう。
土日が休みなら、友達を誘って1泊旅行をするとか、1日の休みなら日帰りのドライブ旅をするとか、とにかく家から出て、アクティブな休日を楽しむのです。
休日に楽しめる趣味のサークルに入ったり、何か習い事を始めるのもいいでしょう。
とにかく、仕事とはまったく関係ない楽しみを見つけ、そのことに休日を費やすのです。
休日にリフレッシュすることで、次の出勤日には「今の仕事を、もう少しがんばってみよう」という気持ちになれるのではないでしょうか。
仕事の出来不出来は誰しもが抱える悩み
いかがでしたか?
仕事ができない人は世の中にたくさんいます。
自分一人だけが仕事ができなくて、人間として価値が無いと思い込む人がいますがそんな事はありません。
仕事の出来不出来は業種によって基準が違いますが、仕事ができない人がいるからこそ、仕事ができる人が際立って見えるだけなのです。
仕事ができる人を目標に仕事を頑張るのもいいですが、あまりにも能力の差がひらいている人を目標としてしまうと自分の出来の悪さに嫌気がさしてしまいますから少し上位の人を目標に仕事をすると、気持ちも軽くなります。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。