仕事のやる気が出ないときの6つの対処法

仕事のやる気
by SparkFun
 
仕事のやる気が無いままやる仕事が辛いのは当然ですよね。

しかし多くの人は仕事のやる気を上げるための対策をせずに、
ただ嫌だ、嫌だといいながらダラダラと毎日会社に来ます。

果たしてそれは自分にとって、周囲の人にとって正しい行動なのでしょうか?

仕事というのは一人ではできません。

そしてやる気というのは良い意味でも、悪い意味でも周りに伝染していきます。

せっかくなら良い意味でやる気を引き出して、周りに伝えていけたらと感じるでしょう。

そこで本日は仕事のやる気を高める方法をご紹介します。

【目次】
仕事のやる気
仕事やる気ない後輩、部下の扱い方



仕事のやる気

 
今やる気に満ちあふれている人はとてもラッキーかもしれません。

やる気があるというのはその仕事に対して満足度が高く、面白いと感じてるからです。

では、今その会社を辞めることにして、やる気になる仕事を探すというのもなかなか大変でしょう。

まずは仕事を面白くするために以下を参考にしてみると変化がでてくるかもしれません。
 

未来を想像する

 
仕事をする上で、つい目の前のことだけに追われがちな日々を過ごすことが多くなります。

そんな毎日が続くと、あっという間に年を重ねている自分に気付き始め、「自分は何をしてるのだろう」、「何をしてきたんだろう?」と疑問に感じたり、モチベーションが下がったりしがちになります。

その原因の1つは未来や今自分がやっていることの意義や目的が見えにくくなるからだと言われています。

自分の3年後や5年後といった未来を想像しながら仕事をすると、目的意識が芽生え、仕事にやる気が出てきます。

仕事を通じて自分が成長していく姿や、責任あるポジションを任せられ、
常に仕事にやりがいを感じながら過ごしている毎日を想像しましょう。

未来は、今の状況と比べて間違いなく変化していて、その未来が明るいものであればやる気は自然に出てきます。

ポイントは遠すぎず、近すぎない未来を想像することです。



人に教える、伝える

 
仕事を通じて覚えたことを、周囲の人に話してみることが大切です。

仕事をしていると、人それぞれノウハウやスキルというのは自然についていくものです。

自分にとっては、ごく当たりまえのことですが、ある人が聞くと、

「そんなことできるの!?」

といったリアクションや

「よく知ってるね、頑張ってるんだね」

といったリアクションをもらえることもあるでしょう。

こうした会話を通じて、今自分ができることや、これまでやってきたことを認めてもらう会話は、仕事のやる気やモチベーションを高める意味で非常に重要です。

日頃から他人の話をよく聞くことも大切ですが、自分が話をするときにしっかり聞いてくれる友人などをつくっておくことにも気配りしておきたいものです。
 

自叙伝を読む

 
自分と近しい年齢の人や、自分と同業界の経営者の人など、少しでも接点がある人が書いた本を読んでみましょう。

その人の半生や一生を綴った話をわずか1000円ちょと(もしくは1000円未満)で聞ける機会は滅多にありません。

とても貴重なことです。

本というと「成功している人が書いているものだから・・」と言う人がいます。

確かに成功者による成功の為の本、といったものが多いのも事実でしょう。

しかし、多くの成功者の陰には、挫折を味わったことや、仕事で失敗したことなどがあります。

そういった話を、本を通じて聞くうちに、

「結構身近な失敗もしているのだな」
「すごく苦労されてたのだな」

などに共感できると、不思議と自分も頑張らないとなと思い、
少しずつやる気が出てくるものです。

ときには失敗する恐怖も薄れていくでしょう。

経営者などは、人のモチベーションを高めることが上手な人が多いのです。



集中力を高める

 
やはり仕事が楽しいと感じる作業をするというのが、
一番集中できる方法です。

これはやる気を引き出すことにも十分つながることです。

突発的に現在の仕事を辞めてやりたい仕事につくなんてことはあまり現実的ではないでしょう。

もちろんそういう選択肢もありますが、
多くの人は躊躇してしまうはずです。

でしたら、その現在している仕事の楽しさを発見するために、意識的に探すというのもやる気を引き出すための1つの方法です。

趣味を仕事として共有するなどの発見があれば、仕事に対して、もっと興味深くなるでしょう。

また、生活するために仕事をしているのは当然ですが、金銭的見返りを考えなければ非常にやる気も出てきます。

一方で、金銭的見返りを求めて、これだけやればという達成心理を利用してもモチベーションを高めることができるでしょう。

仕事のやる気を高める方法は1つだけではないことがよくわかります。
 

とにかく忙しくする

 
「かったるいなぁ」とか「面倒くさいなぁ」と思っているから、仕事にやる気が出ないのは当然です。

朝、起きたときに仕事辞めたい、仕事行きたくないと感じながら取り組む業務ほど嫌なものはありません。

とんでもない量の仕事をこなす人などは、そんなマイナス思考になる余裕がないほどの仕事を詰め込んだりしています。

働きたくないなぁと思う前にがむしゃらに仕事に取り掛かると、そんな面倒だという気持ちの前にノルマなど時間に追われて、気付いたら夕方だったなどはよくある話です。

とにかくネガティブ思考をやめるために、忙しくしましょう。

一人だとどうしても自分に甘くなってしまうので、
周りの人を巻き込むのもオススメです。

一度走りだせば、だんだん楽しくなってくるものです。



我慢をしない

 
もちろん、仕事ですから我慢も必要ですが、たとえば眠く眠くてたまらないとき、休憩時間に10分でも寝ればだいぶ楽になるものです。

少しぐらい寝ても大丈夫な環境であれば、思い切って寝てみたほうが、眠いのを我慢してだらだらと仕事するよりも全然効率がいいケースもあります。

また、自分の意見が言えるような環境であれば、はっきり主張してみたりするのは、自分の自信ややる気につながります。

それが結果に繋がれば尚更ですよね。

とにかく、我慢というものは自分自身を抑えるうえ、やる気すらも奪っていくものなので、とにかく我慢しなくてもいい環境であれば我慢はしないのが、やる気を引き出すことにもつながるはずです。
 

少しだけでも眠る時間を確保する

 
体が極度に疲れた状態では、仕事をするときのやる気もなかなか出ません。

ですから、そういったケースではしっかりとした睡眠が必要になります。

しかし、仕事が忙しい時期などは、どうしても自分の自由な時間を作ることができません。

するとつい、睡眠時間を削ってでもそれを自由時間に回したくなるというのが人情です。

では、どのようにして眠る時間を確保すればよいのでしょうか?

そのポイントは、実は仕事中にあります。

眠る時間というのは、何も仕事以外のときに作らなければならないと決まっているわけではありません。

たとえば仕事中の休憩時間を利用し、ほんの5分か10分だけ、軽く目をつむってウトウトするという方法もあるのです。

たったそれだけでも少しだけ疲労は回復しますし、同時に仕事のやる気も回復します。

このように、「少しだけでも眠る時間を確保する」ことが、仕事へのやる気を上げるためにはたいへん重要なのです。



自分を鼓舞する言葉を書いてみる

 
一口に仕事といっても内容はさまざまですが、突き詰めると仕事とは全て「自分との戦い」でもあります。

つまり、どれだけ効率よく仕事を進められるのかは、全て自分のやる気にかかっているのです。

しかし、ただ漠然と「何とかやる気を出さなければ」と考えているだけでは、簡単にやる気は湧いてきません。

そこでぜひともおすすめしたいのが、「自分を鼓舞する言葉を書いてみる」という方法です。

内容は、特に難しく考える必要はありません。

「もっと気合いを入れろ!」とか、「ここが勝負どころだ!」など、自分に語りかけるような口調で、なおかつ強めのセリフであれば何でもよいでしょう。

しかし、ただそんな言葉を言ってみたところで、実はそれほど効果は望めません。

そこで、ただ「言う」のではなく、ノートなどに書き込んでその言葉を目で見てみることが重要になるのです。
 

食事の量をできるだけ抑えてみる

 
仕事のやる気というものは、一度失われてしまうと簡単に出てくるものではありません。

しかし仕事をしているのは人間なのですから、完璧に高いモチベーションを保ち続けるというのも、なかなか難しい話でしょう。

では、一度失われてしまった仕事のやる気はどうやって取り戻せばよいのでしょうか?

その方法は、実はたいへん身近にあります。

それは、「食事の量をできるだけ抑えてみる」という非常に手軽な方法です。

満腹感が強くなると、人はどうしてもだらけた感じになり、テンションも下がってしまいます。

つまり、仕事に対してのギラギラとしたモチベーションも失われてしまうのです。

ですから、もしも仕事のやる気が出ないと感じたときは、まず少しだけ食事の量を減らしてみましょう。

ただし、完全に食事を抜いてしまうと力が出ずに逆効果となってしまいますので、その点だけには注意するようにしてください。



音楽の力を借りてみる

 
仕事のやる気が出ない状態を解消するためには、まず心を癒し、次に頭を働かせる必要があります。

言葉で言うのは簡単だけど、それを実践するのは難しい…と感じてしまうかもしれませんが、実はそれらをわずかな時間で実現する方法があるのです。

それは、「音楽の力を借りてみる」という方法になります。

仕事の合間の短い時間で構いませんので、スマホなどを利用し、まずはクラシックなどの心が落ち着く曲を聴いてみましょう。

このとき一曲全て聴く必要はありません。

少し心が落ち着いてきたなと感じたら、次はハードな曲に切り替えましょう。

小さな声で構わないので、一緒に歌ってみるとより効果的です。

すると、だんだん頭の中がスッキリした感覚になってきます。

このように、音楽には心と頭に同時に栄養を送る効果がありますので、ぜひ仕事のやる気を出すために利用してみてください。
 

仕事やる気ない後輩、部下の扱い方

 

小目標を作らせ、成功体験を重ねさせる

 
やる気のない後輩や部下に共通しているのは、「自己目標を持たない」ということです。

部署としての目標は設定されていても、その目標達成のために自分は何をすべきなのか、という自分自身の目標を持つことができないために、やる気が起きないわけです。

そんな後輩や部下にやる気を出させるには、自己目標を持たせるといいでしょう。

最初はこちらで目標設定をしてあげてもいいですが、できるだけ早い段階で、自分で目標を作らさせるようにしましょう。

コツはできるだけ時間的に短い単位の目標設定にすること。

「今週の目標」とか「今日の目標」のような小さな目標設定にしたほうが、モチベーションが上がりやすいからです。

数値目標を設定するのがベストですが、いずれにせよ、小さな目標であれば、達成するのも難しくないでしょう。

その達成感がモチベーションアップにつながり、成功体験を積み重ねることで、やる気が引き出されるというわけです。



小さなことでもほめて伸ばす

 
やる気のない後輩や部下に対して、やってはいけないのは、「もっとやる気を出せ」と叱ることです。

やる気のない人は、人から叱られれば叱られるほど、精神的に委縮したり、投げやりな気持ちになって、ますますやる気を失ってしまうからです。

その反対の接し方を心がけましょう。

つまり、「ほめて伸ばす」という意識を持つのです。

前項では小目標の設定という方法を紹介しましたが、ただ、目標を立てさせるだけではいけません。

必ず、その目標が達成できたかどうかをチェックし、達成できた場合は、きちんとほめてあげましょう。

上司や先輩からほめられれば、誰でも嬉しく感じ、仕事のモチベーションはアップするもの。

他の人とのいる前でほめるのがコツです。

自尊心をくすぐることで、さらにやる気にさせるのです。

目標が達成できなかったり、失敗した場合も、できるだけ叱ることはせず、温かく見守るようにしましょう。
 

責任のある仕事を任せてみる

 
思い切って、責任のある仕事、少し高度な内容の仕事を任せてみるという方法もおすすめです。

やる気のない人には、自己評価が低いという特徴があります。

自分の能力について高い評価ができず、「どうせ自分なんて」という卑屈な心理を持っているケースが多いのです。

そこで、「君は、自分の考えているよりも、高い能力を持っているのだ」ということを、教えてあげるのです。

日常業務よりも少しハードな仕事を与えたり、チームリーダーのような役割を負わせることによって、自己評価を変えさせてあげましょう。

ポイントは「君ならできる」というエールを送り続けること。

つまり、その後輩や部下に対して、サポーター役になってあげるのです。

その仕事を経験することで、自然に向上心が生まれることも少なくありません。

また、責任ある役割を任され、合格点の成果を上げることができれば、間違いなく自己評価はアップするでしょう。

「自分にはこんな能力がある」と自覚することで、やる気が出てくるに違いありません。



徹底的にマンツーマン指導をする

 
仕事のコツがつかめていなかったり、仕事のやり方が分かっていなかったりするために、やる気が出ないというケースもあるでしょう。

また、多くの場合、上司や先輩とのコミュニケーション不足が、やる気の低下につながってしまうものです。

その二つを改善するために有効なのが、「徹底したマンツーマン指導」です。

やる気にない後輩や部下に対して、できるだけ細かく仕事のレクチャーをしましょう。

いわゆる「手取り足取り」という方式の教え方をするのです。

そうした指導をしても、始めの内は、なかなかやる気を示さないに違いありません。

あせることなく、時間をかけて指導を続けましょう。

そのことによって、間違いなくコミュニケーションは密になります。

相手も、親しみを感じ、だんだん自分からコミュニケーションを図るようになるに違いありません。

それだけでも、以前に比べれば、やる気が出てきた証拠と考えていいでしょう。

そして、仕事を完全に自分のものにできたとき、やる気のなかった後輩や部下は、自分の意志で成長を目指せる戦力になっているはずです。
 

仕事のやる気は工夫次第でコントロールできる

 
ちょっとした考え方や工夫で仕事のやる気というはアップするものです。

常に元気にイキイキと仕事をしている人は考え方や作業にちょっとした工夫をしているものです。

自分で定めた数字を追いかけたり、気になる人を作ってみたりしても効果はあります。

やっぱり、仕事がつまらないとグチグチ言いながらやるよりも、楽しいと感じながら仕事をしたほうが身も心も若く保てますし、元気が出てきます。

仕事のやる気がでない人は色々と工夫してみましょう。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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