仕事がつまらないときの対処法7つ
by Sean MacEntee
仕事がつまらないけれども仕事辞めたいわけではない・・・。
このように感じている人はたくさんいます。
その気持ちがエスカレートしていくと社内ニートなんて呼ばれて、ますますその気持ちを深めていってしまうでしょう。
普段人には見せないけれど、仕事のやる気が全く出なくて、毎日がしんどいなんて人もいるかもしれません。
そこで本日は仕事がつまらないときの対処法をご紹介します。
【目次】
・仕事がつまらない
・仕事がつまらない理由
仕事がつまらない
一度、仕事がつまらないと感じてしまったら、自分の力だけではなかなかフレッシュな気分を取り戻すことは難しくなります。
ポイントはあらゆる力を借りる、活用することです。
人の脳はいくつかの選択肢があった場合、無意識に辛くない方を選択する習性があります。
つまり自らの意志でつまらないことを解決しようとしても、行動に移すのが億劫になるのです。
だからこそ身をおく環境を選んで強制的に気持ちを切り替えることがポイントになってきます。
その外部の力などを活用する方法も含めて、以下に挙げていきますのでぜひご覧ください。
仕事がつまらないときは周囲の人に相談してみる
ダラダラと仕事をしていても効率は悪いし周囲にも迷惑がかかるのも事実ではないでしょうか。
思い切って「どうしたら効率よく仕事ができるか」相談してみるのも一つの手です。
1つの仕事に長く携わっているとなかなか他の人のやり方を取り入れることが難しくなります。
なぜなら今までやってきた自負があるからです。
しかし同じ仕事ばかりを繰り返していると、つまらないと感じることにもなります。
新しい方法を取り入れるのは面倒だし、なんか癪に障る。
でもつまらない。
こんな悪循環に陥っているかもしれません。
そこは自分の気持ちを整理して、一緒に働いている人の話をよく聞くべきでしょう。
ただし「仕事がつまらないのでどうしたらいいか」とあまりにも本音を出して聞くのは相手に良い印象を与えないのでやめておいたほうがいいでしょう。
「コイツ仕事ができないのに何いってるんだ?」と思われたり、自分への評価が下がってしまうとやりがいのある大きな仕事を回してもらえなくなってしまうこともありえます。
あくまでも「効率よく仕事をして、職場で役にたてるようになりたい」という積極性をアピールをするのが大切。
「他にできることはないか」聞くのもいいかもしれません。
それがキッカケで新しい仕事を任せられるというケースもあります。
また「この仕事での成功体験」を先輩に聞いてみるのもモチベーションアップにつながるので、羨ましくなるほどの成功体験をもっている人間を探し出してみましょう。
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単純作業の繰り返しで仕事がつまらない場合
これはつまらない仕事の代表といってもいいかもしれません。
この場合、つまらないと感じる理由は、達成感が生まれないことが原因であることが多いでしょう。
毎日延々と続く単純作業、やってもやっても終わらないというのでは、やる気が起きないのは当然ですよね。
この場合、自分で自分なりの目標を設定することが効果的です。
「昨日は20分かかったから、今日は18分で終わらせよう」や「昨日は40個作ったから、今日はもう3個多く作ってやる」など、自分なりの目標を設定して、それをクリアすることを目標にします。
ゲーム感覚で楽しめるようになればしめたもの。
もし、同じ仕事をしている人が何人かいるようなら、勝手に誰かをライバルに設定して、「あいつには負けない」と頑張るのもモチベーションになります。
自分の仕事に価値がないように思えて仕事がつまらない場合
アルバイトや新入社員で、先輩社員の小間使い的な仕事ばかりやらされているようなときも、仕事がつまらなくなりがちです。
こうったときは、自分の仕事が持つ重要性を意識するようにしましょう。
単なるコピー取りでも、重要なプロジェクトの一部かもしれません。
「やらされている」と思うよりも、「重要な仕事の一部を任されている」と思うことで、張り合いが変わってきます。
また、この場合、仕事の完成度を上げることを目標にすることも有効です。
例えば、資料の準備を頼まれたら、関連する資料も率先して集めておくとか、コピーであれば両面コピーにするのかホチキス止めにするのかといった細部まで依頼者にとって最良のものを提供するように心がけます。
些細な仕事にまで全力で取り組むことで、自分も成長できますし、まわりの評価も確実に上がります。
つまらない仕事をしぶしぶやっている場合
自分がやりたいことを仕事にできたという人はあまり多くありません。
本当はやりたい仕事があったのに、不本意ながら今の仕事についてしまったという人も多いでしょう。
こんなときにも仕事がつまらなく感じるはずです。
この場合、転職するというのも手段の一つではありますが、必ずしも自分が望むような転職ができるとは限りません。
まずは、自分がやりたかったこととは何のかをもう一度考えてみましょう。
もしかしたら、社内でも自分がやりたかったことに近いことができるかもしれません。
例えば、小説家になりたかったという人は、社内報の作成に関わることで自分の文才を生かすことができれば、充実感を得られるかもしれません。
同じことはイラストレーターや漫画家になりたかった人の場合にもいえます。
また、人の役に立ちたいといった希望を持っていた人であれば、営業や販売の現場で直接お客さんに触れる仕事を担当した方がやりがいをもてるはずです。
なかなか希望通りにはいかないかもしれませんが、異動願いを出してみると現状を変えることができるかもしれません。
やる気がないが、頑張って続けている人の話を聞く
やる気があり、生き生き仕事をしている人の側にいると、必ずやる気が出るかといえば、残念ながらそうでもありません。
むしろ、余計やる気が萎えてしまう可能性があります。
そういう場合は、やる気がなくても、仕事を続けていて、仕事が楽しいと感じていない人に話を聞いてみましょう。
「仕事なんてきらい。今すぐ会社辞めたいけど生活していくためにお金が必要だから続けている」
とか、
「仕事なんてつまらないのが当然、お金を稼ぐだけの手段」
といった意見を聞くことができるかもしれません。
このような意見に共感し、つまらないのはよくある事、それでも頑張っている人は沢山いるんだ、自分も頑張ろうという気持ちになることもあるでしょう。
自己投資を始める
数年後、転職するための資格の勉強や、趣味を始めるといいかもしれません。
仕事にやりがいが持てず、つまらないと感じたときに目標を持つと、資格取得に向け頑張ろうという意欲が強く湧いてくるものです。
また、好きな趣味によってプライベートが充実しますし、幸せホルモンが分泌されます。
仕事は面白くないけれど、こちらが楽しいからまあいいか!という気持ちにもなるでしょう。
会社の人間関係が上手くいってない場合、複数の人と関わるような習い事であれば、そこで気の合う人と、知り合いになれるかもしれません。
職場の人間関係は、複雑だったりもしますが、そこから少し離れるだけで新しい世界が広がり、職場で感じていたストレス発散にもつながるでしょう。
とりあえず目標をたてる
「何時までに〇〇を終わらせる」などといった具体的な目標を立てて作業スケジュールをたてましょう。
短時間での作業程度ならば予定時間よりも早く終わるように目標をたてて、余った時間に「タバコを吸いに行く」とか「コーヒータイムにする」などを設定するとやる気もわいてきやすいものです。
長期間の作業であれば「これが終わったら休暇をとる」などでもいいかもしれませんね。
短期集中型でメリハリをつけて仕事をすると、つまらないと感じるよりも、早く仕事を終わらそうという意識に変わっていきます。
仕事がつまらない理由
とりあえずで始めた仕事だから
今の仕事がつまらないと感じる一番の理由は、とりあえずで始めた仕事だからでしょう。
例えば新卒で入社した場合、周りが就職活動を始めたからなんとなく…だとか、就職活動がうまくいかなくて入れるところの入った…だとかはあげられます。
また、夢があったけれど諦めて、なんとなく楽そうとか、なんとなく給与がいいから待遇がいいから、といった理由で始めた場合です。
仕事の内容以外の理由で決めた場合、つまらないと感じるものなのです。
やりたい仕事だけれど給与が低い…という仕事を選んだ場合は、楽しく仕事をこなせるでしょう。
しかし、やりたくない仕事だけれど給与が良いから…という理由で選ぶと、楽しさなど感じるはずもないのです。
生きるために、お金のために働いているという感覚しか持つことができないのです。
自分の力を認めてもらえていないから
好きな仕事でも、力を認めてもらえなければ、つまらないはずです。
自分の中でやりたいことがたくさんあるのに認めてもらえていないから提案できなかったらつまらないですし、提案できても「お前にはまだ早いだろう。」などと言われてしまったりするとつまらないですよね。
また、自分よりも後輩だったり、自分よりも経験が浅い人だったりが出世していくと、なお一層つまらなくなります。
認めてもらえない場合は、どんなに努力しても認めてみらえないもので、そうなると、努力すればするほどつまらなくなってしまうのです。
また、誰かと行ったプロジェクトで、自分がやった部分は全く褒められなかった時など、周りが認められていて自分だけ認めてもらえないと、本当につまらないですし、やる気もなくなります。
上司に嫌われていることが原因だとすれば、自分ではどうしようもできませんから、辛いものです。
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人間関係がうまくいっていないから
職場は仕事ができれば良いだけではありません。
人間関係が良くないと、出勤することがとても憂鬱になります。
そして、出勤して仕事を始めても、周りの目が気になって仕事に集中できません。
どんなに好きな仕事であっても、周りにビクビクしながらしている仕事は、つまらなく感じるものなのです。
また、自分が直接、悪い人間関係の中に所属していないとしても、悪い人間関係を築いている人達の中にいるだけで辛いものですよね。
そして、職場に対して辛いという感情が湧いてくると、仕事もつまらなく感じてしまうものなのです。
もちろん、自分が悪い人間関係の中に所属していたり、自分だけが標的にされていたり、上司から嫌われていたりした場合は、なお一層仕事がつまらなく感じますし、仕事を辞めたいと思うことでしょう。
プライベートで嫌なことが続いているから
人生は仕事だけではありません。
寧ろ仕事以外のプライベートの時間の方が大切だと感じている人が多いはずです。
そうなると、そのプライベートが全くうまくいっていない場合、仕事すらつまらなく感じてしまうものなのです。
仕事中もプライベートのことで頭がいっぱいになったり、なんとなくぼーっとしてしまったりします。
またその影響で、仕事にも影響が出てミスが続いたり、上司や先輩に叱られたりしてしまいます。
そうなれば、プライベートも仕事も全てが嫌になってしまうものでしょう。
どんなに好きな仕事でも、いつもは楽しいと感じている仕事でも関係ありません。
そのような仕事であっても、プライベートにあった出来事次第、プライベートで感じたこと次第で、簡単に仕事までつまらないものだと感じてしまうものなのです。
仕事がつまらない時は意義をみつけて、見方を変えること
今やっている仕事がつまらなく感じるとき、もしかするとあなたがつまらない見方をしているのかもしれません。
「仕事がつまらない」と「仕事が辛い」のとは似ていますが、この二つは同じではありません。
「辛い」は時間的な制約や作業量といった物理的・身体面の厳しさや、対人関係などの精神面への負担が大きいことでしょう。
仕事があまりに辛い、あなたが感じている仕事のストレスに耐えかねるのなら、転職したり体を労わったりと、必要な対処をとるべきです。
一方、あなたが感じているのが「つまらない」という感じなら、仕事に対する見方や取り組み方を工夫してみましょう。
毎日の仕事の中に、あなたにとって意味のある要素を見つけようとしたら、いろいろなことが変わります。
あなたの心がけ次第で、あなたの内面も変わっていきます。
そして、どうしたら職場環境、仕事を良くできるか考えて工夫することで、時には失敗することもあるかもしれません。
しかし、それは「こうすると上手くいかなかった」という、次の機会へ繋げられる手がかりになります。
あなたが先輩や周りの人にアドバイスを聞いてみることは、実際に役立つ知識を増やすチャンスでもあり、その相手とも交流を深め、あなたの人間関係を少しずつスムーズにしていきます。
特に人間関係は大切なもの。
誠実に取り組む姿勢や、あなたがコミュニケーションをとろうとする頑張りは、周りの人が見ているものです。
普段から良い関係を心がけておけば、仕事で困ったときにアドバイスやサポートをして、助けてもらえることも増えてくるでしょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。