えこひいきする上司の心理とは?えこひいきされた時の対処法をご紹介

あなたはえこひいきする人でしょうか。

もしくは身近にえこひいきする人はいるでしょうか。

特に上司がそういうタイプだと仕事に集中できないどころか、支障が出てきてしまうこともあります。

そんな時は一体どうすればいいのか。

そこで今回は、えこひいきする上司の心理とさの対処法をご紹介します。

【目次】



依怙贔屓(えこひいき)の意味とは

 

依怙贔屓(えこひいき )とは、特定の人にだけ目をかけたり、面倒を見てあげることです。

公平に人を見るのではなく、えこひいきする人の主観で判断するので不平等な状態です。

基本的にはネガティブな意味合いがあり、否定的な文脈で使用されます。

 

えこひいきする上司の心理

 

気に入っている人だけで周囲を固めたい

 

部下を持つようになると、いろいろなタイプの人と接する必要が否応なく出てくることになります。

自身の相性を二の次に考えて、社会人としてどんなタイプとも分け隔てなく対応できる、しっかりとした上司であれば問題ありませんが、上司といえど人間ですので、中には自分が気持ちよく接することができる人ばかりを周囲に集めたいという気持ちが表に出てきてしまう人もいるのです。

必然的に気に入らない相手には素っ気なく、気に入った相手にはえこひいきをするという、露骨な態度を取り始めてしまいます。

特別扱いをすればその対象となる部下も自分にいい印象を持ってくれるはず、どうでもいい部下と区別をすることで自分に気持ちを向けてもらおう、自分と心の距離を縮めて近しい存在になってもらおうという必死なのです。

確かに好きな人ばかりに囲まれていれば憂いなく過ごせますし、相性がいい相手ばかりで固めていれば面倒ごとも起こりにくくなります。

上司はえこひいきをすることでそんな居心地の良い場所を作りたい、自分を中心としたコミュニティを構築したいと望んでいるのです。


職場で必要とされていることを自覚したい

 

えこひいきをする対象がいわゆる問題児、能力の低い部下である場合には、ひいきをすることによって上司の存在価値や能力を誇示したい、維持させたいという共依存の心理が働いていることが考えられます。

出来の悪い人ほどつい世話を焼きたいと思ってしまったり、心配で放っておくことができない、そうした気持ちが自然にひいきになり、甘やかし気味になってしまうのです。

上司として部下を叱るのではなく、過剰なまでに手助けをすることで、上司自身が仕事ができることをアピールできますし、手助けをした部下からは感謝されて自尊心も満たされるでしょう。

この部下には自分という上司がいなければ駄目なのだ、そう思い込むことによって、職場で必要な存在であることを確認したいのです。

部下の指導が部下のためではなくなり、自分がここにいていいと自信を持つための手段となっている非常に面倒なパターンであり、こうした共依存性は出来が悪い部下のほうも上司に頼りっきりになってしまうことが多いため、なかなか解消されるものではありません。

普通に仕事をしている他の人達からすれば大きな迷惑です。

 

優秀な部下の威を借りたい

 

仕事が非常によくできる優秀な部下を持つと、上司としても鼻が高いものです。

当然、こうした部下に対してはいろいろな期待が込められるようになりますし、特別な気持ちを持つようにもなりますので、自然に他の部下とは区別をするようになります。

優秀な人材に対してのひいきは、他の部下達から見ても納得が行くものも少なくありませんが、上司の対応としてはあまり好ましいものではありません。

そして、スペックの高い部下を好む裏では、優秀さを褒めてひいきしているだけのように見せて、その能力を上司である自分の評価に摩り替えて考え、「こんな優秀な部下を持って上に立っている自分は優れている」と悦に入ってもいるのです。

ですから、部下の能力が高ければ高いほどひいきをしますが、単純にその部下が気に入っているというよりも、部下の能力によって上司の自分が束ねている集団の評価が上がることに喜んでいます。

こうしたタイプの上司の場合、万が一その優秀な部下が大きなミスをしでかしてしまった時など、あっさりと見限る態度を取ることも珍しくありません。

自分の利にならない部下は、必要ないのです。


えこひいきする上司への対処法

 

割り切って気にしない

 

「気に入った人間だけえこひいきをする」という人は一定数いるものですが、それが職場の上司であればなかなか厄介です。

自分が気に入られていない側になった場合は、不快な思いをしたり、正当な評価を得られないこともあるでしょう。

そういった目に遭うと、多くの人は「この人はえこひいきをする人なんだな」と割り切って仕事を続けています。

上司である以上は感情的に意見を言うのも難しいですし、職場で余計な波風を立てたくないというのが本音ですよね。

他人を変えるのは非常に難しいことで、上司に働きかけるのはむしろ大きな労力を要して自分のストレスとなってしまうものです。

であれば、自分の心の中でそうやって割り切ってしまうことが結果的には、最も楽な方法であるといえます。

もしくは短期間で人事異動がある職場の場合は、もう少し我慢すればその上司が異動になることを支えにしましょう。

1番良いのは、趣味の時間をできるだけ確保して、ストレスを解消することで心に余裕を持つ事です。

そうすれば次第に上司の態度も気にならなくなり、あっという間に異動の時期が来てくれます。


上司の好みを見極める

 

えこひいきをする人というのは案外、ちょっとしたことで「お気に入り」と認識することもあります。

今まで辛く当たられていたのに急にえこひいきされると、どうしても不満に思う気持ちがあるかもしれません。

しかし、そこはぐっとこらえて大人の対応をすることで、今後の職場環境がずっと楽になってくれます。

そのためにまずは上司を日ごろから称えたり、尊敬しているという気持ちで接して、扱いを変えてもらうのが良いでしょう。

また、上司にえこひいきされている人の言動や仕事ぶりをよく観察していくのも大切です。

もしかしたら周囲が気づいていないだけで、その人が本当に優秀な人材であった可能性もわずかながらあります。

上司のいないところで、えこひいきされている人に対して上司を褒める発言をするのもいいですね。

人間は直接本人から聞いた話よりも、第三者を介して聞いた話をより深く信じる傾向にあると言われています。

もし自分が上司に好意的な気持ちを持っている、と上司本人に伝われば待遇の改善は意外と簡単に行くかもしれません。

ちょっとずるいような気持ちにもなってしまいますが、職場環境はQOLに関わることなので仕方ないと考えましょう。

 

実力で評価を得る

 

対処法としては難しい部類になりますが、シンプルに「自分の業績を上げる」というのもオススメです。

はっきりとした実力を持つ人間を相手にして、実力に見合わない評価をするのはちょっと気が引けますよね。

正当性のない酷評することで、上司自身も周囲からあまり良くない目で見られる可能性があるからです。

つまり、有無を言わせず実力をもってして評価を改めさせるという方法となっています。

まず自分の仕事ぶりを今よりさらに向上させる必要があるので、なかなか簡単にはいかないことではあります。

ただしえこひいきは、自分よりも高い実力を持っているから、と半ばひがみに近い理由の場合も否定できません。

そういったパターンでは、実力が高くなればなるほどに上司からのあたりがきつくなる可能性もあります。

けれどもし上司以外の同僚が信頼できるいい人たちであれば、この点については理解してくれることでしょう。

上司に酷評されていても、実力がある事は自分の自信に必ずつながっていますから心に余裕を持てます。

それなりに力技ではありますが、ストレスを感じないようにする方法としてはかなり有効です。


えこひいきされる人の特徴

 

コミュニケーション能力が高く褒め上手

 

職場の上司から、あるいは学校やスクールの先生からえこひいきされる人の共通点は、上司や先生との人間関係を作るのが上手ということですが、そこには、「高いコミュニケーション能力を持っている」という特徴があると考えていいでしょう。

たとえば、会社の上司と仕事以外のシーンでコミュニケーションを取るとします。

その場合、聞き上手に徹して上司の話を巧みに引き出し、上司に気持ちよく話をさせることができれば、上司は「この部下と話をするのは楽しい」と感じるに違いありません。

人間は、自分の話をよく聞いてくれる人や、自分に気持ちよく話をさせてくれる人には好意を持ち、高い評価をするものなのです。

ポイントの一つがほめ上手であること。

部下から、「さすが、よくご存じですね」とか「そんな経験、誰にでもできるものではありませんよ」「課長のお話を聞いていると、ほんとうに勉強になります」などとほめられて、嫌な気分になる人はいないでしょう。

歯の浮くようなお世辞はかえって逆効果になることも少なくありませんが、上手に相手をほめることができれば、相手を気持ちよくさせ、相手と良好な関係を作ることができるに違いありません。

その結果、上司や先生からえこひいきされることになるわけです。


細かい気配りができる

 

上の人から「気の利く人だ」と思われるのも、えこひいきされる人の特徴と言っていいでしょう。

相手から良く思われるのが、えこひいきされるための不可欠な要素ですが、鈍感で気配りのできない人よりも、神経が細やかで、適切な気配りのできる人の方が、上の人から良く思われるに違いありません。

たとえば、上司を囲んで職場で飲み会をするとしましょう。

そんな時、上司のそばにいて、上司の望む注文を取ったり、必要な調味料や小皿を渡したり、空いた皿を下げるような気配りをすることができると、上司は「気の利く部下だ」と思います。

逆に、そういうシーンでまったく気配りをせず、マイペースで飲み続けるような人は、上司に良い印象を与えることはできません。

たとえ、人並みに仕事はできても、えこひいきをされることはないでしょう。

仕事は人並みでも、そういうところで気配りのできることをアピールする人、そのことによって上司から人間的な評価を高めることができる人が、えこひいきされるのです。

多くの場合、もともと気の利く性格であるために、意識しなくても細やかな気配りができるのですが、上司など上の人から気に入られたいと思い、意識的に気配りをして見せるという人も少なくありません。

 

上の人に逆らわないイエスマン

 

たとえば、同じクラスに2人の生徒がいて、学力も運動能力も外見もほとんど差がないとしましょう。

二人の違いはその性格で、Aさんは非常に素直で従順、先生の言うことにおとなしく従う性格であるのに対し、Bさんは反抗的な性格で、先生に指示されたことに従おうとしなかったり、先生に注意されると反抗的な態度を見せるとします。

このケースでは、Aさんの方がBさんよりも、先生からえこひいきされやすいことは言うまでもありません。

先生でも上司でも、人の上に立つ人は、自分の言うことを素直に聞く人を好み、自分に反抗する人を嫌うものです。

仕事でも、上司から帰り際になって「残業しろ」と言われた時、「予定があるので、今日は無理です」と断る部下よりも、予定があってもそのことは口にせず、おとなしく上司の指示に従う社員の方が、上司の機嫌を損ねることがなく、上司に好感を持たれることでしょう。

こういう人は、同僚からは「上司の言いなりになっているイエスマン」という良くない評価をされることが少なくありません。

しかし、上司からしてみると、「マネジメントしやすい使える部下」という評価を得るため、結果としてえこひいきされることになるのです。


えこひいきする人は信用できない

 

いかがでしょうか。

人は誰にでも好き嫌いがあるものですから、ひいきしてしまう気持ちもよく分かります。

しかしその態度をプライベートだけならまだマシですが、職場でしかも上司がえこひいきするのは良くありません。

そういう人だと認識された時点で一気にその人の信用は失墜するでしょう。

えこひいきする人には2つのパターンがあります。

1つが意識的にひいきするパターン。

もう1つがひいきしていることを自覚していないパターンです。

厄介なのは前者の方で、注意してもやめるどころかますますエスカレートしていくことも考えられます。

そういう人に出会ってしまったのならば、第三者にその実態を伝えて手助けをしてもらうか、その環境から自ら離れることをお勧めします。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。

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