話し上手な人の8つの特徴

話し上手
by usnavy
 
あなたの周りには話し上手な人はいるでしょうか。

それはいったいどのような人ですか?

「この人の話はいつも面白いなぁ」
「この人が話すと何でも盛り上がる」

なんて思わせる人をちょっと羨ましいと感じることもあるでしょう。

そこで本日は、そんな話し上手な人の特徴をご紹介しますので、
あなたの周りの話し上手な人と照らし合わせてみてください。

【目次】
話し上手な人の特徴
話し上手になるコツ



話し上手

 

話し上手は聞き上手

 
これはよく言われていることですが、
誰からも好かれる話が上手な人の会話を良く聞いていると、
実は聞き上手でもあることがわかります。

話し上手の人は、決して、自分だけがしゃべったりせずに、
相手の言う事をリピートしてちゃんと聞いているというサインを出したり、
相手の言ったことに対して自分の体験談を話したりします。

相手の話もきちんと聞いて、
それにからめて自分の話をするという方法をとっている事が多いです。

そして、相手の話へのあいづちも多々あり、相手へに気遣いをしながら、上手に会話を盛り上げているケースが目立ちます。
 

声のトーンやスピードを調節している

 
話し上手の人は、声がずっと小さかったり、ずっと大きかったりということがありません。

声が小さく、もそもそしゃべったり、
語尾に行けば行くほど、声が小さくなるような話し方の人は、
聞いている人を楽しませる事ができずに、
むしろイライラさせてしまいます。

しかし、話し上手な人は声のトーンを重要な場面では上げ、
悲しいような場面ではトーンを落とし、
話の語尾はきっちりと言って終らせます。

そのスピードも重要なことはゆっくり話し、
面白おかしい事はスピードをあげるというように、
声トーンや、話すスピードを調節して、
人に興味のもたれる話し方ができます。



笑顔と笑いを忘れない

 
話し上手の人は、終始、笑顔をたやしません。

たとえ、一見だれかの悪口ではないかと思うような事柄も、
笑顔で言うので、話の上手な人が悪い事を言っているようには見えないでしょう。

そして、話の中で必ず笑いをいれます。

常に表情を明るい感じに保ち、
笑った顔で話をします。

そうすることにより、
聞いている人たちは安心感を持ちます。

もし、暗い顔で、怒った声で誰かが何か言っているとしたら、
それを聞いている人は、怒っている人を見て不安になり、
その人と話したいという気にはなりません。

しかし、話し上手な人は明るい笑顔を絶やさないので、
暗い顔の人と例え同じ内容を話したとしても、
聞いている人の印象がまるで違うことになります。
 

相手の状況、レベルに合わせる

 
話は、相手に情報を伝えるためのもの。

しかし、多くのケースでは話したいという気持ちが先に立ち、
相手の状況やレベルに合わせず、自分のレベルで話をしてしまう傾向があります。

話し上手な人は、話をするとき常に相手のレベルを考え、
相手の状況に応じて話の仕方を考えます。

そのためには、話をしながらでも、
相手の状況、反応に常に気を配る必要があります。

相手の目の動きはどうか、退屈しているような様子はないかなど。

さらに、より相手の状況を把握するには、
相手にも話しをさせ、それによって自分の話をどれだけ理解しているか、興味を持っているか、などを確認します。

これが、先ほどもお伝えした「話上手は聞き上手」ということにつながります。

多数を相手に講演をしているような場合でも、
話上手な人は、隅々にまで目を配り聴衆の反応を見ています。

これは、声になっていない相手の声を聞いているとも言えるでしょう。



論理的な話と情緒的な話を織り交ぜる

 
人は、自分の意見で他人を納得させようとするとき、
出来るだけ理論的に、理屈で説明しようとします。

特に、いわゆる論の立つ人は、
相手を理屈で論破しようとする傾向があります。

しかし、人は理論的な部分と非理論的な部分とが入り混じって、
ものごとを判断します。

理屈で言い負かされても、
人はその内容を納得しているとは限りませんよね。

話し上手な人は、論理的な説明を行うと同時に、
相手の情緒、感情に訴えるような内容を織り交ぜた話をします。
 

話しをする時間を考える

 
特に、講演会などの場合は、
あらかじめ知らされた時間をオーバーすると、
聴衆の集中力は極端に低下します。

人は無意識に、将来のことにある程度の予測をたてつつ生活しています。

そして、その予測が大きく狂ったり、
予測が困難な場合には、不安を感じるようになります。

講演の場合も、聴衆は終了時間の予測のもとに話を聞いています。

それが、予定を過ぎていつ終わるかわからない状況になると、
たとえ話の内容が面白くても、集中できなくなってしまいます。

これは、3分間スピーチや朝礼スピーチ、友人代表スピーチなどのスピーチや、1対1の会話の場合でも同じで、
多くの人は、無意識のうちに、この話に費やす概ねの時間の予測をもっています。

それを超えると不安定になり、
イライラしたりするようになります。

話し上手な人は、そんな相手の状況をつかみ、
適度なタイミングを話しを切り上げることができます。



相手の顔を見て話す

 
話していても相手を見ていない人もいます。

全く気にしない人もいるますが、
それを失礼だと感じる人も少なくありません。

じっと見るという事ではなく、
相手が話している時や自分が話す相手を見て話しをするべきでしょう。

そして相手の表情を見ることが大切です。

そのささいな表情の中でも相手の気持ちを察することが出来るので、
話の方向を切り替えたりする貴重な判断材料になります。
 

相手の言葉を繰り返す

 
これは一件相手をばかにしているように聞こえるかもしれませんが、
そんなことはありません。

同じ事を繰り返すことで相手も自分の言った事を確認できるし、
相手に聞いてもらえてると思ってもらえる効果があります。

これはかなり有効な手段で、話し上手な人、聞き上手な人に共通する習慣だといえるでしょう。
 

話し上手になるコツ



短文で答えるのを長文に変えてみる

 
相手との会話をしている時に、話し上手になるには出来るだけ短文で答えるのを長文に変えてみることが重要です。

内容が単純な話題でも、構いません。

とりあえずは、短文で答えてしまう癖をなくして長文で答えることに重点をおいてみましょう。

相手から質問を受けて、「はい」「いいえ」「そうですか」などの返答だけで済ませてしまうと、会話の時間はわずか数秒で途絶えてしまうことになります。

相手の言葉に対して、こうした単純な返答だけになってしまうことで、会話の面白みは欠けてしまいます。

そのためにも、難しい内容でなくても構わないので、話の量を増やすことに意識を持っていくようにしてみましょう。

たとえば、「どこへお住いですか」と聞かれたら、単純に地名だけを答えるのではなく、観光地の地名を上げて相手に興味を持ってもらうようにして、地名を入れるようにすれば、話のきっかけとしては広げられる可能性が出て来るようになります。
 

相手の言葉に疑問を持とう

 
相手との会話の中で、ただ頷くだけでは会話は発展しません。

いかにして会話を発展させるかというのは、相手の言葉に疑問を持つことが実はとても重要です。

自分に関係のない興味のない話だからといって、中断してしまっては相手にとっては、これからいろいろな話をしたいと思っているのに、話の腰を折られたような印象を与えてしまいます。

そのためには、疑問や気になること、知らないことについて積極的に質問していくように習慣づけてみましょう。

たとえば、相手が「我が家は柴犬を買っています」と言ったら、「何歳になりますか」「柴犬の種類は、何ですか」「どんなコースで散歩に行きますか」「我が家も以前、柴犬を飼っていたことがあるのですが、人懐っこくて可愛らしいですよね」などの答えをすれば、さらに会話が弾んで来ます。

このように、疑問を持つことから話し上手になる糸口を自ら作るようにしてみるのも役立ちます。



会話の流れを意識してみる

 
比較的、話し上手という方は、相手にとって分かりやすく伝えていくことに長けています。

そのため、聴いている人にとっても、話の内容、意図が理解しやすいので、聴きやすくなります。

ですので、話し上手になるためには、会話の流れを意識してみることが大事です。

ともすると、受け身で返答だけするようになる人は、相手のペースに巻き込まれがちです。

話の内容で自分が伝えたい内容から、いつのまにか反れてしますことも少なくありません。

そうならないためには、ある程度、話しているうちに話の論点が変わってきた時に、上手く修正出来るように流れを意識しておく必要があります。

「ところで、先ほどの話の続きですけど」や「本題に戻ってみますけど」と言うように相手に対しても、印象を損ねないように会話を切り返すことが大事です。

いきなり、本題に戻すと相手にとれば、話の腰を折られてしまったという印象になり兼ねません。
 

5W1Hを意識して話してみる

 
相手の話を聞いていて、一体いつの話なのだろうかと疑問を持ったり、分からなくなったりすることもあるものです。

それは、5W1H、いわゆる、いつ、どこで、だれが、なにを、なぜと言う内容が盛り込まれていないからです。

この中のいずれかが抜けていても、会話が正しく伝わらないようになります。

そのために、誤解を招く結果になることもあります。

短文になりがちな会話になってしまうのは、この中のいくつかしか話していないからです。

「何か印象が今日は違いますね」と聞かれたら「美容院へ行って来たからです」だけではなく「昨日、行きつけの美容院へ行って来たばかりですよ」「カラーリングをしないと、白髪がちらほら目立って恥ずかしいのでね」などと伝えると、話がだんだんとそこから発展することになりますし、相手にも良く状況が分かりやすくなります。

当たり前のようで、抜け落ちてしまいがちなのが5W1Hです。

少しでも意識を持ってみると、ずいぶんと話が弾んで行くようになります。
 

話し上手な人は基本ができている

 
大切なことは挨拶や感謝、謝罪の言葉をちゃんと言えることです。

例え、トークが上手くても、話の内容が魅力的でも、
横柄な態度だったり、素行が悪かったりすると、
内容を聞く前にその人が話をするというだけで、
ネガティな感情を抱いてしまいます。

それではおもしろい話だったとして、
おもしろく感じなくなってしまいますよね。

このように普段の振る舞いなどもかなりの影響を与えます。

仕事ができない人はこの基本ができてないので評価につながらず、仕事辞めたい・・・なんて感じたり、
異性との出会いがない人もこれが原因であることが考えられます。

基本的なことですがこれをきちんとできる人が少なくなっているのではないでしょうか。

トークの内容に磨きをかけるのも素晴らしいことですが、
それよりもこういった基本的なことができているか一度確認してみてはいかがでしょうか。

気づきの点がでてくるかもしれませんよ。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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