自分にだけ攻撃的な人の心理と対処法を徹底解説!
なぜか自分にだけ攻撃的な態度で接してくる…そんな人が、あなたの身近にはいませんか?
他の人には優しいのに自分にだけ冷たくあたられると、悲しい気持ちや怒りすらも感じるのは当然です。
今回は、自分にだけ攻撃的な人の心理や特徴・対処法について解説していきます。
職場や友人関係で攻撃してくる人との付き合い方に困っている人は、ぜひ役立ててみてください。
自分にだけ攻撃的な人の心理
特定の人に攻撃的な態度をとるのは、間違いなく相手に対してネガティブな感情を持っているからです。
自分の方が優位に立っていたい気持ちや、相手に不満を感じているなど、様々な心理が考えられます。
ここでは、自分にだけ攻撃的な人の心理5選を見ていきましょう。
「自分より下」と思っている
あなたにだけ攻撃的な人は、あなたのことを「自分より下」と思っている可能性があります。
自分の方が「仕事ができる」「人望がある」「ルックスが良い」など、何かしら優位に立っていると思い込んでいるのでしょう。
要するに、相手はあなたのことをライバル視しているとも言えます。
コンプレックスを刺激される
あなたと一緒に居るとコンプレックスを刺激されるから、つい攻撃的な態度をとってしまう…そういったパターンも考えられます。
自分と他者を常に比較する人は、“自分に足りないものを十分持つ相手”や“自分に似た相手”に嫌悪感を抱くものです。
自分の欠点やコンプレックスが浮き彫りになるのが辛くて、思わず攻撃してしまいます。
嫉妬している
あなたに対する嫉妬が原因で、きつく当たっている場合もあるでしょう。
例えばあなたの方が明らかに仕事で好成績を収めていたり、異性にモテるなど、相手にとっては「どうしたって敵わない」と思う要素を持っているのです。
素直に尊敬することができず嫉妬心を抱え、なおかつ腹いせのように攻撃的に接してしまうのでしょう。
怒っている
「何で自分にだけ攻撃してくるのかな…」と悲しくなった時は、どうしても被害者意識が高まってしまいがちです。
実際には、あなたが知らず知らずのうちに相手を不快にさせる・傷つけるような言動をとり、ただただ怒っている可能性もあるでしょう。
あなたに対して「謝ってほしい」「反省してほしい」という気持ちがあり、その思いを分かってほしくて冷たく接しているとも考えられます。
苦手意識がある
攻撃的に接してくる人は、シンプルにあなたに対して苦手意識がある可能性もあります。
“価値観が合わない”“性格が苦手”など、身近な誰かに対して抱く感情は人それぞれです。
この場合あなたのことを意味なく攻撃しているわけではなく、自分でも無意識のうちにそっけなくしてしまうのでしょう。
自分にだけ攻撃的な人の特徴
精神的に安定していて明るく朗らかな人は、たとえ身近な相手のことを「嫌い」「苦手」と思ったとしても攻撃することはありません。
では他者に対して攻撃的に振る舞う人は、一体どのような人間性の持ち主なのでしょうか。
ここでは、自分にだけ攻撃的な人の特徴について詳しく見ていきましょう。
プライドが高い
特定の相手にだけ攻撃的な人の特徴としてまず挙げられるのは、プライドが高いことです。
強固なプライドを持つ人は、些細なことで相手を敵対視する傾向があります。
自分よりも上に立つ相手を許すことができず、何かされたわけでもないのに勝手にライバルと認識し、そっけなく接してしまうのでしょう。
実は気が弱い
攻撃的な態度をとる人は一見“気が強い”と思えますが、実際には全く正反対で気が弱いのが特徴的です。
精神的に強い人は、自分の気分や感情だけで他者に対して冷たい対応をしたりはしません。
“弱い犬ほどよく吠える”ということわざ通り、ちょっとしたことで崩れてしまうほど心が脆いからこそ、傷つく前に相手を攻撃するのです。
自分の気持ちに正直
大抵の人は誰かにネガティブな感情を抱いても、それを表には出さず付き合うことができます。
しかし自分の気持ちに正直な人の場合、無意識のうちに相手に対する思いを言動や態度で表すでしょう。
これは好きな相手に対しても同じで、悪気なく感情をストレートに表現してしまうのです。
感情のコントロールが下手
他者に対して攻撃的な態度をとる人は、感情のコントロールが下手とも言えます。
誰かの発言でショックや怒りを感じても、その気持ちを制御して何とも思っていないフリをする…大人になると、そういった術が自然と身についていくものです。
ただ、中には自分で自分の感情を上手く操ることができず、思ったままにしか表現できない人もいるでしょう。
自分が一番でないと気が済まない
何かにつけて自分が一番でないと気が済まないタイプの人も、少しでも気に入らないことがあると他者を攻撃する傾向にあります。
要は、自分のことが一番大事で一番大好きなので、思う通りに物事も人も動いてくれないと納得できないのでしょう。
かなり自己中心的な考えの持ち主であることは、間違いありません。
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自分にだけ攻撃的な人への対処法
職場などのコミュニティの中で自分にだけ攻撃的な人が現れたら、「どう接するのがベスト?」と悩んでしまうでしょう。
ここでは5つの対処法を紹介していきますので、「これなら自分にもできる」というものがあればぜひ実践してみてください。
適度に距離をとる
あなたにだけ攻撃的な人とは無理して仲良くしようとせず、適度に距離をとるのがベストな対策です。
どうにかして関係を良好にしようと意気込みすぎると、現状に対して辛さや焦りを感じてしまうのは当然でしょう。
「嫌われてるなら仕方ない」と割り切って距離を置けば、そのうち相手の機嫌が直って普通に会話できる場合もあります。
自分に非があるのが明確なら謝る
あなた自身に非があることが原因で、相手が攻撃的に接してきているのが明確なら、一度しっかり謝るのがポイントです。
自分が悪いと分かっていながら反省の気持ちを示さずにいると、いつまでたっても相手が怒り続けるのは仕方ありません。
「あの時は本当にごめんなさい」この一言だけで、関係が修復する可能性は十分あります。
気にしない
誰かにキツくあたられても気にせず、あえて何の対処もしないというのも方法の1つです。
あまりにも気にしすぎると、あなた自身のメンタルに支障をきたしてしまいます。
他者が自分に対して下す評価は、あなたのコンディションが悪くなるほど気にすることではありません。
「まぁいいや」と気軽に考えて、本当に慕ってくれる人とだけ真剣に向き合うようにすれば、気持ちは楽になります。
第三者に相談する
「どうにかして今のギクシャクした状態から脱したい」と思う場合は、第三者に相談することによって相手との関係が修復する可能性もあります。
相談するのは、あなたと相手どちらのことも知っている人を選ぶようにしましょう。
信頼できる人に打ち明ければ、2人の間に入って仲介してくれるとも期待できます。
関わりを絶つ
何をやっても攻撃的な態度をやめてくれない場合には、可能であれば相手との関わりを完全に断つのもありです。
無理して距離を縮めようとしてもお互いにとってあまりプラスになることはなく、むしろ不快感が増してしまうでしょう。
価値観・性格が合わないことを認めて関わるのをやめれば、あなたも相手も快適に日々を送ることができます。
自分にだけ攻撃的な人が現れても、悲しむ必要はない
特定の相手に対して攻撃的に接する人は、相手を自分より下に見ていたり、嫉妬や怒りといったネガティブな感情を抱えています。
だからといって、あなたにそっけない対応をしたり冷たくあたってくる人がいても、必要以上に悲しむことはありません。
自分に非があると思うなら謝れば解決する可能性もあるし、一時的に距離を置くことで関係修復に繋がる場合もあるでしょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。