自己中心的な人の育ちや原因を徹底解説!
あなたの周りにも、自己中心的な人はいませんか。
職場などの身近なところに自己中心的な人がいると、何かとスムーズに進まず困ってしまいますよね。
ここでは、そんな自己中心的な人の育ちについて見ていきたいと思います。
また、育ち以外の原因や特徴の他、自己中心的な人との接し方についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
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自己中心的な人の育ち
世界は自分を中心に回っている、自己都合で何でも決めてしまうような、自己中心的な人。
自己中心的な性格になってしまうのは、やはり子供の頃の過ごし方など育ちに原因があると言わざるを得ません。
一体どんな過ごし方をしてきたのか、詳しく見ていきましょう。
親が自己中心的
自己中心的な人の多くに見られるのは、自己中心的な人に育てられたというもの。
つまり、その人の親もものすごく自己中心的なのです。
自己中心的な人の感性で育てられているわけですから、同じような性格になるのは目に見えていますよね。
自己中心的な性格になってしまうのは、身近に参考となる自己中心的な人がいたから、と考えるのが妥当なのです。
比較的裕福
失礼な言い方かもしれませんが、お金が無く貧しい生活をしている人というのは、自己中心的な性格にはなりません。
卑屈なタイプになることはあっても、自己中心的にならないのは、自分中心だと生きていけないから。
逆にお金に余裕のある裕福な家庭では、多少のわがままが通ってしまうことも多く、自己中心的な性格になりやすいと言えるでしょう。
甘やかされて育った
両親に、というよりも祖父母に可愛がられて育った人も、どちらかというと自己中心的な性格になりやすいといえます。
孫は可愛くて仕方がない存在なので、何をしても許してしまいますし、おねだりされたら与えてしまったのでしょう。
こうした環境が、大人になっても変わらず自己中心的な性格になってしまうというわけです。
わがままを言っても怒られない
小さい頃から、家族などの身近な人に怒られた経験があまりない人も、自己中心的な性格になりやすいです。
何をしても怒られないので、「自分のやってる事は正しい」と思ってしまうのも、無理はありませんよね。
小さい頃に誰かに叱られることがあれば、その人の性格も少しは違っていたのかもしれません。
リーダー的ポジション
そして、物心つく頃からリーダー的な存在になっていた人も、自己中心的な人が多いです。
もちろん、リーダーが悪いというわけではありません。
しかし、自分は威張ってるだけ、周りに命令口調で指示するというベースが出来上がってしまった可能性は、否定できないのではないでしょうか。
自己中心的な人の育ち以外の原因
自己中心的な性格になってしまうのは、先程も触れたように幼少期の過ごし方、いわゆる育ちが影響しているケースが多いです。
とはいえ、自己中心的な人には育ち以外にも以下のような原因があることを忘れてはなりません。
コンプレックスが強い
人はみな、何かしらのコンプレックスを持っています。
それは見た目かもしれませんし、内面かもしれませんが、コンプレックスや悩みが何もない人などいませんよね。
自己中心的になってしまう人は、元々コンプレックスが強く、それを隠すために試行錯誤しているうち、自分勝手で自己中心的になってしまったということもあるでしょう。
プライドが高い
プライドがあることは、決して悪いことではありません。
しかし、あまりにもプライドが高すぎるのは問題で、悪い意味で周りを巻き込んでしまうもの。
プライドの高い人は自分が一番じゃないと気に食わない、自分より目立つ人が許せないと感じてしまうため、結果として自己中心的になってしまうというわけです。
負けず嫌い
そして自己中心的になる人は、大抵が負けず嫌いな性格をしています。
スポーツなどにおいて、負けず嫌いであることは大切なことですが、「負けて悔しいから練習を頑張る」のではなく「負けないようにやり方を変える」と考えてしまう人は、自己中心的以外の何ものでもなくなってしまいますね。
自己中心的な人の特徴
自己中心的な人には、近くにいるだけでウンザリしてしまうような特徴がいくつかあります。
正直なところ、あまり関わりたくないな…と思ってしまうような「あからさまな特徴」が、自己中心的な人にはあると言えるでしょう。
すぐに感情的になる
自己中心的な人は、少しでも気に入らないことがあるとすぐに怒るなど、感情のコントロールができません。
自分中心になっていないと嫌なので、些細なことでもすぐに感情的になってしまうでしょう。
そのため、「この人と関わるとめんどくさいな」と思われることが大半なのです。
言い方がきつい
自己中心的な人は自分以外の人のことは一切考えないので、必然的に周りへの配慮はなくなります。
そのため、言い方はかなりキツくなるでしょう。
「そんなこともできないの?」など、本人はそこまで気にしていないのであろう一言も、言われた側としては気にしてしまうことも多くなります。
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間違いを認めない
そして自己中心的な人はプライドの高い人でもあるので、基本的に自分のミスや間違いを認めません。
もちろん謝ることもできず、何か言われたら人のせいにしてやり過ごすのです。
そのため、自己中心的な人が近くにいると失敗を擦り付けられたりすることもあるので、迷惑でしかありません。
自己中心的な人に育てられた人の性格は変わらない理由
あからさまな自己中心的な人というのは、親も自己中心的な人であることが多いです。
自己中心的な人に育てられたため、言い換えれば「それが当たり前」の中で育ってきたのです。
自己中心的であることを自覚していないケースも多く、変えるのは困難と言わざるを得ません。
親の背中を見て育つから
自己中心的な親を持つ子供は、当然ですが「自己中心的な親」の姿を見て育ってきたわけです。
子供にとって、一番の見本となる親が自己中心的なのですから、子供の性格が変わるはずはありませんよね。
親が自分の性格を改めることがあれば子供も変わるかもしれませんが、その年齢まで変わらずに過ごしてきた人が、今更変わるのは難しいのでしょう。
何とかなることを知ってるから
自己中心的な性格は、確かに周りから疎まれたり嫌われたりすることも多いです。
しかし、自分の親も自己中心的であるにも関わらず、今も特に不自由なく暮らしているわけですよね。
つまり、自己中心的な人は親の背中を見て「このままでも何とかなる」と思ってしまうので、危機感を覚えることがないため性格も変わらないのです。
変える必要性を感じないから
何とかなるというものと似ていますが、自己中心的な人に育てられた人は、自己中心的な性格をわざわざ変えようと思ったことがまずありません。
性格というのは、やはり自分で気にするというのが変えるための第一歩。
自分で自己中心的な性格に困っておらず、変える必要性を感じていないのなら、変わるはずはないのです。
自己中心的な性格に育てられた人への接し方
自己中心的な人と一緒にいると疲れてしまいますし、あなた自身が大きなストレスを感じることになるでしょう。
自分を守ることが一番なので、自己中心的な人とはあまり深い付き合いをしないことをおすすめします。
一定の距離を保つ
自己中心的な人とは、適度な距離感を保ちながら関わるのが鉄則です。
たとえ同じ職場の人であっても、親しくなりすぎないように気をつけましょう。
自分の中で「ここまで」というボーダーを引き、その距離感でしか関わらないようにすることをおすすめします。
そうしないと、あなたが疲れてしまうからです。
あまり関わらない
自己中心的な人は、あなたがその人のために何かしてあげても、当たり前としか思いません。
挙句の果てには、あなたが自分のために動くことが当たり前、などと思うようになるでしょう。
そんな人と関わっても、あなたには何のメリットもありませんから、あまり関わらないようにすることをおすすめします。
放っておく
そして自己中心的な人への接し方の最終手段ともいえるのが、気にせず放っておくこと。
自己中心的な人は、周りが何を言っても聞く耳を持ちません。
そんな人とまともに関わろうと思っても時間の無駄なので、相手が何をしていても気にせず放っておきましょう。
誰からも相手にされなければ、そのうち自己中心的な人が変わるかもしれません。
まとめ:自己中心的な人の性格を直すのは非常に困難
自己中心的な人が身近にいると、チームでの仕事ははっきり言って捗りません。
周りへの負担も大きくなりますし、できることなら関わらない方が良いでしょう。
自己中心的な性格というのは、なかなか直すのが難しいもの。
なぜなら自己中心的な人自身が、自分の性格を自覚することから始めなければならないからです。
周りにできることは正直少ないので、できるだけ関わらずに過ごしていきましょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。