向いてない仕事を続けた結果起こることは?続けた方がよかったケースも紹介!

自分にとってやりたい仕事と向いている仕事は、必ずしもイコールとは限りません。

職場によっては、向いてない部署などに配属されてしまうこともあるでしょう。

ここでは、向いてない仕事を続けるとどうなるのか、その結果起こることについて詳しく説明していきます。

向いてるかどうかを判断する方法や、向いてなくても続けた方が良いのかなどについても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

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向いてない仕事を続けた結果起こること

人には誰にでも、得手不得手があります。

自分にとって向いてない仕事を嫌々続けていると、心身に様々な影響が出ることは言うまでもありません。

向いてない仕事を辞めずに続けていると、以下のような心身の変化が現れるようになるでしょう。

多大なストレスが溜まる

自分にとって向いてない仕事だな、と思っているままその仕事を続けていると、身体にも心にも大きな負担がかかるようになります。

そのときは自覚できていなくても、大きなストレスとなってあなたに襲いかかってくるでしょう。

仕事に行きたくない、やりたくないと思うようになったら、大きなストレスを感じている証拠です。

体調を崩す

向いていない仕事をやり続けることは、先程も触れたように大きな負担やストレスがかかるようになります。

精神的なストレスが大きくなると、眠れなくなる、食欲がなくなるなど体調を崩すきっかけになることもあるでしょう。

体調の変化を感じたら、これ以上ひどくなる前に早めに対処することが大切です。

ミスが増える

今の仕事は自分には向いていない、やりたくないと思いながら続けていると、どうしても小さな失敗が増えることは否めません。

「やりたくない」という気持ちが強いため、集中力が途切れてしまうのでしょう。

小さなミスで済んでいるうちは良いですが、そのうち大きなミスをしないように気をつけなくてはなりません。

怒られることが増える

ミスが増えることと似ていますが、向いてない仕事を続けるのは効率も悪くなるため、上司に叱られることも必然的に増えていってしまいます。

周りの人と比べて仕事のペースが遅いなど理由は様々なのですが、上司から叱られると余計にやる気もなくなっていくもの。

叱られることによって、精神的に病むこともあるかもしれません。

精神的にきつくなる

そして、向いてない仕事をするというのは、気持ち的にも大きな負担になることは間違いありません。

そのため、仕事を続けることによって段々精神的にきつくなっていくでしょう。

仕事に行きたくない、と思うことも増えていき、あまりにひどくなるとうつ病などを患ってしまうこともあるようです。



向いてない仕事なのに続けてしまう人の特徴・性格

今の仕事が自分には向いていない、合っていないと分かっているものの、辞めることができない…ということもありますよね。

辞めたい思いつつも辞められない人には、以下のような特徴があることが多いです。

責任感が強い

今の仕事が自分には向いていないと思っているものの、「自分が辞めたら他の人に迷惑がかかる」と思ってしまう人は、嫌な仕事でも辞めることができません。

責任感が強いため、人に迷惑をかけることを極端に嫌うのです。

そのため、自分が最後までやり遂げないといけない、と身構えてしまっているのだといえるでしょう。

周りの目を気にする

自分が他人からどう思われているのか、他人からの評価を気にしてしまう人というのも一定数います。

自分が仕事を辞めることで、「あの人はすぐに仕事を辞める人だ」などと噂されたり、「人に迷惑をかける人」と言われたりするのが嫌なのです。

周りの目を必要以上に気にしてしまう人も、向いてない仕事でも辞めることができません。

断れない性格

そして、人から何か提案されたときに断れない性格の人というのも、向いてない仕事をやめることができません。

本当は今すぐにでもやめたいと思っていても、仕事を頼まれたら断れずに受け入れてしまうため、辞めるタイミングを逃してしまうのでしょうね。



向いてない仕事かどうか判断する方法とは

仕事にはたくさんの種類があり、向いている人や求められている人というのも違います。

今あなたがやっている仕事は、本当にあなたに向いてないのでしょうか。

それを判断するには、以下のことを意識してみることがおすすめです。

やりたいことが他にあるか

今の仕事が向いてないかも…と思うのには、必ず何かきっかけがあるはずです。

たとえば、他に何かやりたい仕事があるなどはありませんか?

他にやりたいことがある、自分はこれがしたい、といった明確な答えが出ているかどうかは、自分に向いてる仕事かどうかを判断するポイントの一つとなるでしょう。

なぜ向いてないと思うのか考える

あなたは今、自分の仕事が「自分には向いていない」「合っていない」と思っているわけですが、なぜそう思うのでしょうか。

単純にやりたくないから、ではなく、向いてないと感じる理由がきちんとあるはずですよね。

その理由を明らかにすることで、答えが見えてくるかもしれませんよ。

先入観を捨てて取り組んでみる

今の仕事が自分に向いてるのか向いてないのかを判断するのは、はっきり言って簡単なことではありません。

あなた自身が、「○○は自分には向いてない」と思い込んでいるだけ、ということもあるからです。

そういう先入観があると、本当は向いてる仕事でも向いてないと思ってしまうため、先入観を捨てて仕事に取り組んでみることも大切ですよ。



向いてない仕事でも続けた結果良かったケース

自分にとって「これは苦手だ」「自分には向いてない」と思う仕事であっても、とりあえず続けていたということもあるでしょう。

向いてない仕事でも何だかんだ続けていると、良い結果をもたらすこともあるのです。

自信に繋がる

自分にとって向いてないと思っている仕事を続けることにより、「苦手なこともできた」「最後までやり遂げることができた」と思えるようになります。

これは間違いなく自信に繋がることであり、今後の生活にも良い影響を与えてくれることでしょう。

自信をつけるのは簡単なことではないからこそ、向いてない仕事を続けて良かったケースだと言えますね。

得意なことが増える

あなた自身は「今の仕事は向いてない」と思っていたとしても、実際に続けてみたら「そんなことなかった」と思うかもしれません。

続けてみなければ分からないことですが、得意なことが増えるかもしれないわけです。

これは、向いてない仕事を続けなければ得られなかったものですから、続けて良かったケースといえるでしょう。

先入観がなくなる

そして、向いてない仕事を続けることにより、「この仕事は苦手だ」という思い込みがなくなるというのもメリットでしょう。

先入観や思い込みによって苦手、向いてないと決めつけてしまうと、今後の選択の幅を狭めてしまいます。

そういうものがなくせるというのは、向いてない仕事を続けたからこそ得られるものですね。



向いてない仕事を続けた方が結果的に良いの?悪いの?

さて、結局のところ自分にとって向いてない仕事に就いてしまった場合、続けるべきなのか、それとも辞めるべきなのでしょうか。

向いてない仕事を続けた方が良いのか悪いのかは一概に決めつけることはできませんが、見極めるポイントはあなたの本心と向き合うことだと言えます。

続けた方がいいケース

自分にとって得るものがある

向いてない仕事を続けるかどうかを決めるのはあなた次第なのですが、仕事を続けることで自分にとって何らかのメリットがある場合は、続けてみても損はないでしょう。

たとえば仕事を続ければ資格が取れる、経験を詰めるなど何かしら得るものがあるのであれば、続けた方が良いかもしれません。

目標がある

あなたが今後やりたいことを達成するにあたり、何かしらの目標がある場合も仕事は続けておいた方が良いでしょう。

目標達成のため、と割り切ってしまえば、向いてない仕事でも続けてみようと思えるのではないでしょうか。

目標が明確に定まっているのであれば、こんな所で足止めを食らっている場合ではありませんね。

人間関係に恵まれている

そして、仕事を続けるかどうかを判断するとき、最も重要だと言えるのが人間関係です。

人間関係に恵まれている、と思える職場というのは、正直なところ相当良い職場なので、簡単に辞めるべきではありません。

仕事自体は自分に向いていなくても、人間関係が良い、居心地が良いのであれば続けた方が得られるものが大きくなるかもしれませんよ。



辞めた方がいいケース

嫌な気持ちが強い

あなたが今の仕事や職場に対し、嫌だ、辞めたいという気持ちが相当強いのであれば、その仕事は続けるべきではありません。

辞めたい気持ちが強いということは、心身に多大なストレスがかかり、悪影響を及ぼしているということ。

これ以上悪化する前に、辞めてしまった方が良いでしょう。

覇気がなくなっている

向いてない仕事や嫌な仕事を続けるということは、体よりも心の方に影響が出やすいといえます。

覇気がなくなり、鬱っぽくなっていると感じたのなら、早いうちに仕事を辞めることをおすすめします。

自分で「このままじゃやばい」と思うということは、手遅れになる1歩手前だといえるでしょう。

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体調を崩している

そして、すでに何らかの形で体調の変化を感じている場合も、向いてない仕事を続けるべきではありません。

どんな形で体調の変化が現れるかは分かりませんが、眠れなくなる、食欲がなくなるなどの症状が典型的ですから、これらの症状が出たときには早めに退職に向けて動き出すことをおすすめします。



向いてない仕事を続けた結果、後悔したくない人が今すぐやるべきこと

自分にとって「今の仕事は向いてない」と思っているにも関わらず、嫌々仕事を続けていると、結果として「もっと早く辞めていれば良かった」と思うこともあるでしょう。

時間は有限であり、戻すことはできません。

だからこそ後悔しないために、今できることから始めていきましょう。

やりたいことを見つける

向いてない仕事を続けたくないと思っているのなら、あなた自身が何をやりたいのか、自分の好きなことややりたいことを明確にしておきましょう。

やりたいことが見つかれば、今の向いてない仕事を早急に辞める決心もつくのではないでしょうか。

そのためにも、自分にとってやりたいこと、大切なことを見つけておいてくださいね。

資格を取る

今の仕事が向いてないからと辞めても、次の仕事が見つからなければ生活することはできません。

転職は簡単なことではありませんし、自分のやりたい仕事をするためには、やはり資格はあるに越したことはないでしょう。

自分のやりたいことに使える資格がある場合は、積極的に資格取得のために勉強などをしておくと良いですね。

転職に向けて動き出す

そして何よりも大切なことは、あなた自身が一歩を踏み出すということ。

向いてないから辞めたい、と思っているだけでは何も変わりませんし、時間を無駄にしてしまいます。

そうならないようにするためにも、仕事を続けて後悔したくないのなら、転職に向けて具体的に、且つ積極的に動き出す必要があるでしょう。



まとめ:向いてない仕事を続けるのは悪いことばかりとは限らない

自分にとって「向いてない」と思っている仕事でも、実際にはあなたの得意を伸ばしてくれる仕事だったという可能性もあります。

これを見極めるのは簡単なことではないのですが、「向いてないから辞める」と簡単に結論を出すことはおすすめしません。

もちろん、体調を崩しているなどなら別ですが、そうではないのなら慎重に続けるかどうかを判断していきましょう。

気持ちを切り替えて向いてない仕事を続けることで、得られるものもあるかもしれませんよ。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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