忖度する人の特徴と忖度できない人の特徴の違いとは?

あなたは忖度できる人でしょうか。

それともできない人でしょうか。

忖度する人というのは、相手の気持ちを過度に解釈する傾向がありますが、必ずしも悪いというわけではありません。

そこで今回は、忖度する人の特徴と忖度できない人の特徴についてご紹介していきます。

【目次】



忖度の意味とは

 

忖度とは、相手の言葉や態度からその気持ちを推し量り、対応することです。

例えば、「お腹が空いたなぁ」とつぶやいたら、周りの人があれこれ食事を用意するといった行動が忖度です。

ただ「お腹が空いた」と言っただけなのに、その気持ちを理解し満たすようにしているというわけです。

 

忖度する人の特徴

 

頭の回転が速い

 

忖度する人というのは、その時その場、その相手に応じた即時的な判断ができるということで、頭の回転が速い人だと言えます。

目上の人に対してどういった対応をするのが好ましいのか、そのために自分がどのような行動をするべきかというのは、機転の良さと判断力があってこそ取捨選択ができるもの。

細やかな心配りが必要となるため、鈍感な人にはまず務まりません。

また、とっさの判断で損得勘定ができるくらいに計算高い人であるとも言えます。

忖度というのは権力者や目上の人を喜ばせるためにするものですし、うまく立ち回ることができればそういった相手に気に入ってもらえたり好印象を与えたりすることができます。

このような自分にとって有利な状況を作り出す仕掛けができるというのは、頭の回転が速い証拠です。

忖度はするけれども目下の者や同僚、好感を持たれることでその人自身が得をするわけではないという相手に対しては特別な配慮をしない、という人の場合はとりわけ計算高さが伺い知れます。

もちろん、日頃から万人に対して細やかな心配りができるため、結果的に忖度もするという人だっています。

そういう場合にしても、常にさまざまな立場の人に向けて気配りができるというのは並大抵のことではないため、なんにせよ忖度する人というのは頭の回転が速い人なのです。

参考:頭の回転が速い人の特徴9つ



野心や下心がある

 

忖度する人は、当然ながら見返りを期待して手を回している人がほとんどです。

したがって、忖度するということ自体が出世したい、上の立場の人に気に入られたいという野心や下心の表れです。

もちろん、そういったこととは関係なく気遣いから無意識に忖度をする人、ただ尊敬の念から目上の人に忖度をする人というのもいますが少数派です。

大多数の場合は個人的な思惑の元忖度をして、自分の地位や評価の向上に努めるのです。

実際に、そういった理由で忖度する人というのは上の立場の人に喜ばれます。

真意はどうあれ何も言わなくても意向を汲んで、細やかな気配りをしてくれる人は利用価値が高いからです。

もし「忖度」によって何か問題が起きたとしても、その人が自己判断で勝手にやったことだとして、責任を押し付けることができます。

そんな都合よく利用できる「忖度する人」は、当然それなりの成果をあげることができれば見返りも与えられますし、上の立場の人とwin-winの関係になれます。

そういった相手の考え方も織り込み済みで、野心家はなりふり構わず忖度をするのです。

参考:野心家な人の6つの特徴や性格とは?



期待に応えようと努力する

 

自分の意志よりも周囲の期待に応えることを優先するがゆえに、忖度する人というのも存在します。

本当は別の進路を希望しているのに親の気持ちを優先して黙ってそれに従う、兄や姉の機嫌を取るために常日頃から気を回している、学校の先生に喜ばれるように自ら進んで優等生を演じる、会社の上司にとっての理想の部下となるように努力する、など。

「年上や目上の人の言うことに従え」という言葉どおりの行動が染みついてしまっており、自分の意志と関係なく忖度をしてしまうのです。

もちろん、日頃から忖度を図るという習慣が根付いているのは人生においてプラスになり得ますし、年上や目上の人の意見というのは本人のためになり、社会的に正しい方向へと導いてはくれます。

しかし、そうやって常に忖度を繰り返すことで自分の生き方を選んでいては、自分自身の考え方を見失ってしまう危険もあります。

いつしか導いてくれる存在がいなくなった時に、自分がどうすればいいのかわからなくなりかねません。

そうならないように、周囲の期待を優先して忖度をするにしても、自分の意志をかき消すことなく内に秘めておく必要があります。

 

忖度できない人の特徴

 

頭が固く融通が利かない

 

忖度できない人というのは、状況に応じた柔軟な対応ができません。

特別な配慮や気遣いが必要な場面でも、マニュアル通りのやり方しかできないために、人の気分を損ねたりトラブルを起こしてしまったりします。

本人にとっては良かれと思っていつも通りに仕事や対応をこなしており、それがその時の状況にとってマズいことだというのに気がつきません。

気がついたとしても、咄嗟に頭の切り替えができないために臨機応変に動くことができないのです。

これは根本的にその人の能力が「忖度」が必要となる仕事に向いていないということになります。

忖度というものは裏を返せば勝手な自己判断なので、融通が利かないためにそれができない人は余計な主観を交えてはいけない仕事に向いています。

経理や会計など、忖度があってはならないようなフィールドにおいてこそ、その人の素質は存分に生かされることとなるでしょう。

つまり、柔軟に忖度が図れないがために苦労をしている、活躍ができないという人は、現在就いている職種やポジションが自分の適性に合っていない可能性が非常に高いです。

参考:



空気が読めない

 

忖度が必要な状況があるということ自体は頭で理解できるのに、いざその場に自分が置かれるとうまく忖度できないという人の場合は、場の空気を読むことができていません。

あからさまに上の立場の人間やその取り巻きが忖度を求めているのに、それをハッキリ口にされなければ読み取ることができないのです。

忖度というのは誰かが何かを言わなくても、自分の判断で気を回して行動していかなければなりません。

したがって、空気が読めないというのは致命的。

上手に立ち回ることができなくてひんしゅくを買ってしまうばかりか、間違った忖度によって相手に迷惑をかけたり怒らせたりしてしまうことすら考えられます。

空気が読めないという自覚があるのならば余計なことをしようと考えないのが一番ではあるのですが、日本で仕事をするうえではそうも言っていられません。

常にあらゆることに目を光らせる注意力を養い、いかなる場面でどういった忖度を図ればいいのかということを猛勉強することでカバーするしかないですし、相手を喜ばせる配慮というのはどういうものなのかを努力して身につける必要があります。

参考:空気読めない(KY)人の特徴と対処法9選

 

正攻法にこだわる

 

本当はどんな配慮をしつつ対応するのが正解なのかわかっているのにも関わらず、敢えてそういった忖度をしないという人は正攻法に固執しているために忖度ができません。

忖度と言えば国会で大きな問題として取り上げられたことがきっかけで流行語にもなり、ダーティなイメージが強まってしまいました。

しかし、本来的にはルールを破って犯罪に手を染めることでも権力者に取り入るためのものでもなく、目上の人に対する気遣いとして必要なものです。

それでも正義感やこだわりのある人にとっては、忖度を求められていること自体がまるで不正を強いられているかのように感じられ、強い抵抗を示してしまうのです。

もちろん、権力者にむやみに媚びて取り入ろうとしないという姿勢は立派と言えます。

とはいえ、少しばかりの忖度によって他の人の業務が軽減されたり、その場がうまく回るようになったりするケースだってあります。

時に忖度は、目上の人ばかりではなく他の人たちにも恩恵を与えるもの。

したがって、それにこだわりすぎてしまって視野が狭まり、不正や特別扱いとまではいかないようなちょっとした気遣いすらできなくなってしまうのはよくない傾向です。


忖度できる人のメリット

 

空気を読むことができる

 

忖度できる人のメリットとして、空気を読むことができることが挙げられます。

空気を読むことができるということは、学校や会社などの一般の組織に所属している人についていえば抑えるべき重要なポイントといえるでしょう。

一定の組織に所属するということは、自分ひとりだけの個人行動だけではなく仲間や他人と協力してチームとして動くことが必要となります。

忖度ができないと、チームの仲間や他人の気持ちや顔色を推測して思いやりを持った行動をとることができません。

そういう種類の人は、チームの仲間や他人から嫌われたり仲間はずれにされる可能性があります。

自分勝手に仕事を進めたり、仲間を置き去りにして仕事をすることは非常に危険な行為といえるでしょう。

仕事を進めるにはチームの一員として、チームワークを発揮して仲間と協力しあわなければなりません。

空気を読むことができれば、仕事仲間や組織や集団の中で浮いた存在になることがありません。

組織に所属している社会人の人は他人を思い図ることができるといった忖度することがスキルとして必要になるのではないでしょうか?


恋愛・夫婦関係がうまくいく

 

忖度できる人は恋愛や夫婦関係においても良好な関係を構築したり維持できるということがメリットとしてあるといえるでしょう。

忖度できる人であれば、恋愛相手や結婚相手の気持ちをある程度推測して、状況を見極めることができるのでその場に応じた判断や行動をその時々ですることができます。

例えば、恋愛関係を構築する際には初期の段階で相手に自分に対する好意があるのか、果たして脈ありなのかどうかを見極めなければなりません。

忖度することができる人は、相手の言動やしぐさ、表情の変化を感じ取って自分に気があるのかどうか見極めることが可能です。

相手の感情を機敏に察知して相手に必要なことを提供できるというのは、日本社会で生き抜いていくには、必要なスキルのようなものではないでしょうか。

そのスキルを他人を幸せにするために使ったり、信頼を得るために利用することができれば対人関係に苦労することは少ないでしょう。

他人の気持ちを推し量るといった気遣いや相手に必要なものやことを自然に与えることができるといった行動は忖度できる人だからこそできるといえますし、特に恋愛関係においては大きなメリットとなることでしょう。

 

リーダーシップを発揮できる

 

忖度できる人は人間関係を築く過程で、相手に誠実な方法で思いやりを伝えることができるので人から信頼を得ることができますし、何よりも人を惹きつける魅力があります。

人々から信頼を得ることができると人々はその人のファンとなり関係性はより強まりことになりますし、さらに相互的な信頼関係が成り立つので人間関係が発展していきます。

忖度できる人であれば、人の強みや特技を見つけることに長けているので、集団をまとめて一致団結させる力が潜在的に備わっているメリットがあるといえますし、リーダーシップを発揮できるといった強みがあるといえるでしょう。

リーダーシップをとる人は集団やグループを自らが先陣を切って先導することができるので、社会において貴重な存在でありますし、部下やフォローする人々は安心してついていくことができるのです。

仕事やプライベートで築かれる関係性を、更に強めるためにリーダーシップを発揮してチーム内の仲間に留まらず社会に共有して良い方向に導くことができるのです。

忖度できる人は、社会全体が良くなるような良い影響を与えられる社会貢献活動もできるといえるでしょう。

参考:リーダーシップを発揮する方法9つ



忖度しない生き方をしよう

 

いかがでしょうか。

今は、忖度するということが当たり前の状況になっており、受け手側も忖度されて当然だという風潮が蔓延しています。

しかし、最近ではそれによる弊害が目立ってきています。

勝手に忖度することで、本来の立役者である人たちに光が当たらない、ムラ社会的な状況がいつまでも続くといったことが多発しているのです。

テレビ局なんかはまさに忖度で成り立っているといってもいいでしょう。

もちろんそれが全て悪いというわけではありません。

忖度という行為に甘えきっていて、自らは何もせず同じことをひたすら継続しているだけではこれから先の未来は明るくないということが最も重要なのです。

現実としてテレビの力は弱まりつつあり、他に分散されています。

しかし、そうなる前にできることはたくさんあったことでしょう。

まさかここまで悪くなるとは、という声が聞こえてきそうですが、忖度する風潮がなければあらゆるチャレンジができたのも事実です。

こうして見ると、もう忖度する生き方ではなく、忖度しない生き方のほうが現代の生き方としてはフィットしているのかもしれませんね。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。

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