失敗しない30代を過ごすための5つのリスト
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30代は、はじめて表舞台に立つ年代です。
しかし、大きな分かれ道でもあります。ごまかしの利かない「素の力」で勝負し、
現実と理想のギャップを知る。人生で「もっとも差が開く10年」なのです。
40代、50代の多くが後悔するのは「30代のとき」だそうです。
そんな失敗した30代を過ごしてしまった諸先輩方からの「あの時こうしておけば・・・」という後悔を「30代を後悔しない50のリスト」からご紹介します。
失敗しない30代のために
出典
失敗から真剣に学ぶべきだった
これは30代のみならず多くの人が
頭では理解しているけど、
やらないことベストテンに入るのではないでしょうか。
ユニクロの創業者である柳井正さんの有名な言葉、「一勝九敗」のように
九回失敗したことから学んで、一勝を勝ち取ることが大切です。
失敗を見直すのは面倒であるからか、
多くの人はそのまま放っておき、同じ間違いを繰り返しています。わかっていてもやらない。
そして再び過ちを繰り返す・・・。
どうして失敗したのかと愚直に考えることが
それをやらずに後悔・失敗してきた人たちから学べることです。
良い習慣を定着させるべきだった
30代を後悔している多くの先輩方は
2つの習慣を身につけるべきだったと話します。
それは、朝型と読書。
諸先輩の話に必ずあがるのは「朝型」と「読書」の習慣です。
効果があるのかどうかはまちまちですが、
多くの人がこの2つを実践しておけばよかったと後悔しているので、
きっと何らかの法則性があるのでしょう。私自身もこの2つを実践して効果を実感しました。
効果的な読書法のような「良い習慣」を身につけることができれば
それが積み重なってあなたの武器になります。
その武器を持っているかどうかで
40代、50代が変わってきます。
正しい「努力」をするべきだった
「努力をしたけど、成果を上げることができなかった」
と30代を振り返る人は多いようです。
彼らは、
「無駄なことに時間をかけるべきではなかった」
「やるべきことに集中できないまま年を重ねてしまった」
「決断できなかった」
と後悔をしています。
成功する人というのは
正しいことに、正しく時間と労力をかけ「正しい努力」をしてきた人であり、
ガムシャラに何でもかんでもやる人とは違います。
正しい努力とは、「選択と集中」、
つまり成果につながることを選択して、
そこに注力して、一番時間をかけることです。あまり重要でない目の前のことにどれだけ力入れても、
残念ながらその頑張りは成果につながりません。
30代では成果が求められます。
成果が出ない間違った努力は後悔の対象となるようです。
何を選択して集中するか。
常に「選択と集中」を意識しましょう。
大量行動をしておくべきだった
大量行動とは純粋にたくさん行動するということ。
ビジネスにおいての20代は修行時代になりますので
必然と大量行動しなければいけません。
しかし30代になり経験を積むことで
要領が良くなり、小手先なテクニックを使ったりします。
そのことから行動に変えることができない人が出てきます。
そこが分かれ道とのこと。
行動せずに頭でしか考えなかった先人達は
この行動量による後悔があるみたいです。
多くの成功者を目にしていると、
凡人との違いはこの「大量行動」に差があるような気がしてなりません。考えるより先に動く、止まることなく常に行動している。
そうしたことは、多くの成功者に当てはまるものです。
先人たちの後悔を聞いていると、
30代こそ基盤を作るために「大量行動」が大切であるということです。
年収を上げる努力をするべきだった
お金にがめつい人は敬遠されがちだったり、
嫌な顔をする人たちがいます。
しかしそういった周りを気にして、
自分の年収を上げることをしてこなかった人は
40代、50代で金銭的に後悔をしているそうです。
もちろん決してお金が全てではありませんし、
若い時はお金より体験を積むべきだとも思いますが、人生の土台となる30代で自分の稼ぎ出すお金にこだわらないのは、
あとで大きな後悔を伴います。(中略)
経済的な余裕はさまざまな可能性を広げてくれることも、
まぎれもない事実です。
年収を上げる努力とは、
社内での評価の他に、
資格取得であったり、会社を辞める、転職や起業、独立・起業をするなど
色々とあります。
30代で動かない人は40代以降で必ず後悔することになるだろうと
本書では指摘しています。
5秒まとめ
ご紹介した先輩たちの30代にしておくべきだった5つの後悔。
- 失敗から真剣に学ぶべきだった
- 良い習慣を定着させるべきだった
- 正しい「努力」をするべきだった
- 大量行動をしておくべきだった
- 年収を上げる努力をするべきだった
今、20代、30代の人も10年、20年経てば
後悔してきた先輩たちと同じ年代になります。
例えば10代の時、
「学生のうちはしっかり勉強しておきなさい」
と言われてもその大切さを私たちは理解していませんでした。
しかし年を重ねるにつれて
「遊んでばっかいないで勉強しておけばよかった・・・」
といったような後悔をします。
そのような後悔をしている20代、30代は10代に
「しっかり勉強しておけ」
と伝えるでしょう。
先輩からの言葉はある意味、
未来の自分からの言葉かもしれません。
同じような後悔を繰り返さないために
先人たちの失敗や後悔をしっかりと学んでおきたいですね。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。