周りの目を気にしない方法7つ
by aussiegall
人はどうしても周りの目や、他人の評価を気にしてしまうものです。
そして周りの目を気にし過ぎるあまり、自分で勝手に行動を控えめにしたり、制限したりします。
それに疲れてしまうこともあるでしょう。
たまに、周りの目をあまり気にしない人を見かけると、「こんなことやっても平気なんだ!」という驚きとともに、なぜか勇気をもらえたりしませんか?
この時点でようやく周囲の目を気にするあまり、自分で勝手にブレーキをかけていたことに気づくものです。
そこで本日は周りの目を気にしない方法や考え方をご紹介していきます。
気にしない
人の目を気にしないためには以下のポイントがあります。
- 全員に好かれることはまずありえない
- 評価されるべき人ほど評価されない
- 自分を意識する
- 好きなことを実行する
- 目標を持つことができた人はラッキー
この他にもいくつかコツがあります。
また、最後には最も大切な人の目を気にしてしまう原因を明らかにして、そこからの改善方法をご紹介していますので、ぜひ最後まで覧ください。
批判されるのは当然のこと
たとえあなたが一生懸命頑張った仕事であっても、周りの人からは評価されない、褒められない、労いの言葉もないということもよくあります。
その上、ダメ出しされたり、誰にも相手にされなかったりなど、自分が望んだ評価を得られないこともありますよね。
さらに、一生懸命頑張れば頑張るほど、周りとの温度差ができてしまい、それが原因で批判の対象になったり、周りから陥れられたりすることもあります。
頑張って成果を出している場合は、褒めの言葉や良い声掛けをする人もいますが、その一方で成果をあげたことによるやっかみの感情が生まれる人もいるのが現実です。
頑張っても認められないと感じた時は、一生懸命頑張っている人へのやっかみだと思い、開き直ってしまいましょう。
一生懸命やっている人の姿を、まったく頑張ってない人ほど笑うものです。
頑張っていない人たちを、頑張っているあなたが気にする必要はありません。
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評価されるべき人には評価しないもの
人は、頑張って成果をあげている人に対してダイレクトに評価する人がいる一方で、仕事ができない人に対してばかり気にかけ、励ましたり、力になりたがったりする人がいます。
後者は、自分自身に劣等感があり、いわゆる仕事ができる人が苦手で、できない人が好きというタイプの人でしょう。
しかし、このような人は自分自身に優越感を持ちたいと思うパターンが多く、もしかしたらあなたの職場にも意外とたくさんいるのではないでしょうか。
つまり仕事ができる人を認めることが苦手なのです。
そのため、もし、あなたが明らかに成果をあげているのに評価されないなと感じるようであれば、人は評価されるべき人には評価しないものだと割り切る考え方が効果的です。
仕事ができるという当たり前のことに感謝する
評価を気にしながら日々仕事をすると、行動や発言すべてが評価の対象に感じてしまい、仕事が楽しいと感じるどころか、毎日が窮屈になります。
窮屈になると気持ちにゆとりが生まれなくなり、ギスギスしてしまいがちです。
その嫌な雰囲気は周りから見ても感じ取られてしまうので、周囲からはあまり良い感情は持たれないでしょう。
このような職場の人間関係が原因で仕事を辞めたいと感じだしてしまうと、マイナス思考で埋め尽くされてしまいます。
仕事のストレスをためないようし、毎日仕事をすることができるという当たり前のことに感謝すると、穏やかな気持ちになることができます。
職場でおこる小さな楽しみを感じる
日々の小さな楽しみを見つけることも、周りを気にしないためには効果的です。
評価ばかり気にしていると、周囲の人達からどう思われているのか気にしすぎてしまい、自分の個性を失いかけてしまいます。
それよりは、自分の個性を職場で生かすことに努めたり、周りの人の発言に良いコメントをしてみたり、軽い雑談で気晴らしをしたりしましょう。
そうすると、相手の状況や人柄を感じることができ、評価とはまた違った面での喜びにもつながりますし、仕事での評価以外での、人間性の評価につながることもあります。
自分を意識する
日常生活を送っていると、案外手薄になる自分への意識ですが、身体の様子や心の様子は日々変わっていくものです。
自分を常に意識して、どんなときにテンションが上がるか、どんなときに不安になっているかを観察すると、他人へ目を向ける余裕はなくなり、きちんと自分に芯を持つことができ、強くなります。
強くなれば、他人にどんなふうに思われているかを考えることが、どんどん無駄なことに思えてくるものです。
自分の身体を意識することは簡単なようで、他人を気にする余裕が無くなるぐらい、実はとても難しいことなのです。
誰かといるとその人の考えに流されたりして自分を見失ってしまいますので、移り変わりの早い現代は自分を意識することは重要なのです。
自分の好きなことを実行する
自分の好きなことがわからない人も多いですが、たくさんいろんなことに挑戦していると、自然と見つかります。
これは趣味だけでなく仕事にも共通しますし、人はいろんな経験の中から自分が好きなものや、興味があるものを見つけていくものです。
人と関わらなくても一人できることもたくさんあります。
自分が好きだなと思えるものを見つけると、人はかなり邁進します。
そうすると、周りはどうでもよく感じるでしょう。
自分の目標を持つ
目標は大きくても小さくても何でもいいでしょう。
例えば、毎日ごはんを三食食べる、ありがとうと言うなど、一般的に当たり前と言われていることなどでも目標は目標です。
もちろん、海外で仕事をすることや、起業するなど達成するかもわからない目標でも構いません。
このように何でもいいので、とにかく目標を定めることが重要なポイントになります。
なぜなら、目標がある人は強いですからです。
わき目も振らずそれを達成するにはどうするか、と頭をフル回転させます。
すると自然と小さいことは気にならなくというよりも、小さいことを考える暇がなくなってくるのです。
ちまちまと考えている自分が嫌いに思えるほど、熱中できます。
あなたの情熱を注ぎ込める目標が見つかると、あっという間に時間が経つほど、充実した生活が送れます。
この状態になると、周りの評価を気にすることがしょぼいことだと気づき始めるでしょう。
気づいたらこっちのもの。
気づかずに一生を終える人も多々いるので、気づけたらあなたはラッキーな人だということです。
なぜ周りの目が気になるのか
人の目を気にしてしまう主な原因はやはり、自分のやっている事や自分自身に自信がないから、というものではないでしょうか。
自分が何かをしている時に、人にどう思われているのか?と常に周りの評価が気になってしまう人は、あの人に比べて自分は劣っている、などネガティブに考えがちな傾向があります。
なぜ自信を持てないのか
自信が持てない要因として自分自身に評価基準が無いからということが挙げられます。
言い換えれば、自分を持たずに、他者を自分の基準にしてしまっているのかもしれません。
周りと比べて自分はどうなのか?と考えてしまうケースと、自分の中での基準を持っているケースとでは、ベースとなる基準が大きく変わってくるのです。
誰しも、尊敬する人や憧れる人がいたら、その人を自分の基準の対象にしがちです。
理想を高く持つのは良い事ですが、上ばかり見ていたのでは、いつまでたっても自分は劣っていると感じてしまい、自信につながりにくくなります。
ブレない基準を作ろう
気にしないマインドを身につけるには、周りを基準にするのではなく、自分自身で「前回の仕事に比べて出来は、どうだったか?」「昨日と比べて、今日はイケてる?」と考えることが大切です。
ひと言で言うと、他人ではなく、過去の自分と比較するということです。
もちろん、失敗も成功も数多く経験するものですが、小さくても成功体験を積み重ねていく事でいつの間にか自然と自信がついてきます。
たとえ失敗した事であっても、次回にクリアすれば、それも成功体験として経験値がプラスされていきます。
その経験という「点」が、未来の「点」と結びつくことで思いもよらない成功をしたります。
失敗を恐れて何もしなければ、経験はできません。
経験できなければ、未来には何もつながらないまま終わってしまうということです。
自分で決める
このように成功体験を繰り返してきて、少し自信がついてきたところで今までを振り返ってみましょう。
自分で基準を作り、自分で自分を評価するということは、確実に前進しています。自画自賛、自作自演とも言えますね。
このように、実は人に評価されるという事は、あなたが思っているほど、そんなに大事なことではなく、自分で自分を褒める、認めてあげるという事の方が大事なのです。
気にしない性格になる方法
とりあえず、頭の中を空っぽにしてみる
何かが気になって仕方がない時、無意識のうちにそれに執着しすぎてしまっている可能性があります。
そのような時は一度頭の中を空っぽにしてみましょう。
気になることを一旦頭の中で棚に上げるイメージも効果があります。
常に何かに捉われている人は、最初は難しいかもしれませんが、習慣にしていくことで、徐々にできるようになります。
瞑想でも良いですし、自然の音に耳を傾けてみるのも効果があります。
実際に近くにそのような環境がない時でも、頭の中でイメージしたり、動画などを見て、その雰囲気に浸るのも一つの方法です。
頭の中に溜まっている雑念を一度取り払うことで、必要なものが見えてきます。
案外無駄なことまで気にしすぎていて、ストレスが溜まりやすくなっているかもしれません。
頭の中を空っぽにする習慣が身に付くと、気にしない性格になるだけではなく、睡眠の質も上がりますし、また集中力が付くようになり、いろいろな良い効果が出てきます。
悲観的に考えないようにする
物事を気にしやすい性格の人は、悲観的に考えがちです。
それは先のことに対して不安感が強くなっていることも考えられます。
悲観的に考えないということは、楽観的に考えるということでもありません。
良くも悪くも考えない、ニュートラルな心の状態にしておくことが必要です。
悲観的に考えるということは、心と身体へのダメージが大きくなります。
そのため、気にしすぎる性格の人は、どうしても体調を崩しやすくなってしまいます。
日々、心も体も健康で快適に過ごしていくためにも、気にしない性格になるように心がけたいものです。
「類は友を呼ぶ」という言葉のように、似たような性格の人が寄ってくる傾向があります。
もし、周りの人の多くが気にしやすい性格ならば、自分もそういう傾向があるかもしれません。
もし、周りの人で悲観的な性格の人がいたとしても、反面教師として捉え、自分はそうならないように気を付けていきましょう。
周りと適度な距離を置くようにする
周りとの距離が近すぎると、嫌な部分も見えてくるようになります。
すると、どうしても自分が受け入れられない部分が気になってしまいます。
気にしない性格になるには、周りとの適度な距離を保つことが必要です。
人間関係や今ある環境と上手く接していく人の多くは、適度な距離を保つことができる人です。
近すぎればうっとうしいですし、遠すぎると疎外感を感じてしまうかもしれません。
この適度な距離感を保つことは難しいかもしれませんが、自分で体得していくしかありません。
また、何かに気になってしまった時は、一旦距離を置くことも必要です。
近すぎて見えなかったことが、少し距離を離してみることで見えてくることもあります。
何かを気にしすぎずに、自分が居心地の良い環境を作っていくためにも、周りとの距離感は非常に大切です。
自分の弱さやできないことを受け入れる
気にしすぎる性格をマイナスに捉えてしまうと、さらにその症状が悪化してしまうことがあります。
気にしない性格になるにはまず、気にしすぎる自分を意識しすぎないようにすることが大切です。
もし自分で気にしすぎているなと感じたら、その都度治していけば良いのです。
気にしすぎる自分をまずは全て受け入れてあげることが大切です。
自分の弱さを隠すために、あれこれ先回りをして物事を考え、対処してしまう人もいます。
しかし、未来に起こることは予想外のことも少なくありません。
そのため、先周りで行うにしても一人では限界があります。
もし誰かに自分が足りない部分を指摘されたとしても、それを上手く聞き流す術を身につけたいものです。
何でも100%できるスーパーマンのような人は存在しません。
それぞれが出来ることを補っていくことで、周りと良い関係が築いていけるものです。
人の評価の多くは無責任
仕事の結果や成果を人に評価してもらう事などは社会において必要なことです。
しかし日常の生活の中で「あいつは、〇〇なヤツだ」や「〇〇って〇〇だよね」などと言われることは、気にする必要は一切ありません。
案外、言ってる方も深い意味は無いことのほうが多く、適当に言ってるだけだったりします。
また、そういう事を言う人こそ自分に自信が無いので、周りを落としたり、笑い者にする事で自分の立ち位置を確保してるのです。
中には、その人を落とし込もうと反撃を企てる人もいるかもしれませんが、あまりオススメできない行為です。
イギリスの元・首相であったマーガレット・サッチャー氏はこのような言葉を残しています。
お金持ちを貧乏にしても、
貧乏な人はお金持ちになりません
この言葉の本質を当てはめてみると、あなたが相手を落としこんだとしても、自分の評価が上がるわけではないということです。
そんなことをしているのなら、もっと確実に評価をあげられる方法を選択するべきでしょう。
「あぁ、可哀想な人だな。もっと自分に自信を持って良いんだよ」と思えたら、全く気にならなくなるものですよ。
しかし、どうしても仕事場などで気になってしまうということであれば、もしかしたら今の職場や仕事があなたに合っていないことが考えられます。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。