営業に不向きな人の特徴9つ
営業職に不向きな人というのはどのような人がいるのでしょうか。
営業職に向かない人というと、「口下手」とか「社交的でない」というタイプを思い浮かべる人が多いでしょう。
たしかに、口下手よりも話し上手な人の方が、営業職に向いていますし、社交的な性格の方が、仕事にすぐになじめるでしょう。
しかし、そのいずれも、営業の経験を積むことによって、克服できます。
それ以外にの、もっと不向きなタイプがあるのです。
そこで今回は営業に不向きな人の特徴をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
営業に不向きな人
場の空気を読むことができない人
営業の仕事はたくさんの人と接する仕事ですから、相手に不快感を与えたり、気分が悪くなるようなことは言わないようにすることが大事です。
ですから話がうまいことはもちろん、周りの空気が悪くなった時にうまくフォローできるような空気を読む力も必要です。
空気が読めないままだと営業マンのイメージが悪いだけでなく、その会社のイメージも悪くなってしまいます。
商品の売り上げにも影響しますし、場の空気を察することができない人や、ちょっと普通の人とは物の考え方にズレがあるような人は営業には向かないでしょう。
当たり障りのない会話ができるということも大事です。
素直に謝ることができない人
営業は取引先の人やお客さんに正しい商品説明や、取扱いの説明などをすることも必要です。
ですが、勉強不足や経験不足であることで、取引先の人やお客さんに迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。
また、説明不足によりお客さんが誤った解釈をしてしまうようなこともあります。
そんな時、自分ばかりに非があるのではなくても、素直に謝ることができない人は営業には向いていません。
謝罪の言葉があれば失敗も丸く収まることは多いですし、傲慢に感じられることもありません。
まずは素直に謝り、それから正しい説明ができる人が望ましいです。
同じ作業を黙々と続けるのが好きな人
人にはいろいろな性格があるように、物事を行うにも向き不向きがあります。
積極的に人と接したりであったり、話すことが好きな人もいれば、人と接すること自体が苦手で、一人で黙々と作業を続けることのほうが向いている人もいるでしょう。
こういったタイプの人は職人向きなので、人と接することで成果や結果を出す営業マンには向きません。
また、営業職は外出したり、外で行動することも多いので、インドア派の人よりもアウトドア派の人のほうが、どちらかといえば営業職は向いているでしょう。
セルフマネジメントが下手
「セルフマネジメントが下手」というタイプがいます。
営業職は基本的に自分でスケジュールを作り、それを正確にこなしながら、成績を上げていく仕事です。
ですから、自分のスケジュール管理がきちんとできないと、仕事自体が成立しなくなります。
得意先とのアポがバッティングしてしまうとか、スケジュールの組み方に無理があって、予定通りに得意先を回れない、というのでは困ります。
また、大事な商談がある前日に飲みすぎて、二日酔いで商談に臨む、というような営業マンが良い成績を残すことはできません。
すべて、自己管理。これができない人は営業職に不向きなのです。
完璧主義
完璧主義な人も、営業職には不向きです。
仕事によっては完璧主義が生かされるものもあるでしょう。
しかし、常に対人的な仕事をする営業では、それがかえってじゃまになり、取引の妨げになることが少なくありません。
自分で計画し、意図した取引を、完璧に実現しようとする。
しかし、相手あっての取引なのですから、自分の頭の中のプランどおりに進むはずがありません。
どうしても、結果は違ったものになってしまいます。
完璧主義の人は、たとえ「まずまずの取引」が出来たとしても、「失敗した」と自己評価する。これでは仕事は長続きしないでしょう。
お人よし
もう1つのタイプが「お人よし」。
「人がいい」というのは、営業職にとって仕事に生きる長所です。
「彼は人がいいから」と先方に評価してもらえれば、取引は上手くいきます。
しかし、「お人よし」では、相手に舐められるばかりです。
相手にそれを見抜かれてしまうと、多くの場合、相手に言いなりの取引になってしまいます。
相手ばかりが得をして、自社に損失を与えたのでは、営業マン失格。
時には計算高い駆け引きをし、相手を丸め込むぐらいのしたたかさが、営業職には求められるのです。
人付き合いが苦手
営業の仕事は人付き合い無くして成り立ちません。
お客さんだけではなく、社内の人とも良好な人間関係を築く事が必要なのです。
人付き合いが苦手な人はお客さんと懇意になるのが苦手な為、
会社での成績があまり伸びないのではないでしょうか。
成績が伸びないと上司に責められ始め、人付き合いが苦手な為にかばってくれる人も少ないのです。
まさに悪循環に陥ってしまいます。
このような人は営業に向いているとは言えません。
人付き合いが苦手なのを克服するには様々な人と関わりを持つことが大切です。
そう言う努力をする事で営業の仕事もうまく行くようになるかもしれません。
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自分に自信がない
自分に自信のない人はそれが見た目や喋り方にも表れてしまうものです。
営業は会社の商品を誰かに勧め、買ってもらう事が重要な仕事の一つです。
どんなに良い商品でも自信のない喋り方をする人が勧めてくる物は本当に大丈夫かと疑問を持ってしまいます。
更に言うと製品だけでなく、こんな社員を雇っている会社は信頼できるのかと、その会社への信頼度にまで関わってくるのです。
このような不信感をお客さんに抱かせてしまう人は営業に向いているとは言えません。
少しでも自分に自信を付ける為に日々の業務に一生懸命取り組み、ミスなく業務をこなせるようになれば、自然と喋りや態度にも自信が表れてくるのではないでしょうか。
発言がズレている
お客さんとのやり取りで空気が読めない発言をしてしまう事は致命的です。
自分がマズイ事を言ってしまったと言う自覚があればまだ良いのですが、その自覚すら無く人の気分を害してしまうような人は営業に向いているとは言えないでしょう。
営業は人間関係が上手く行ってこそ成り立つ職業です。
知らないうちに他人を怒らせている人、他人から嫌われやすい人は要注意です。どうしてそうなってしまうのか原因を追究し、改善する必要があります。
自分の悪い所を知る事で人間関係を良好にして行きましょう。
営業職に向いていない人は早めに適性を見つけよう
いかがでしょうか。
これは営業職に限った話ではありませんが、人には向き不向きというものがあります。
「あ、向いてないな」、「この仕事は辛い・・・」と感じたら、身を削ってまで働くより、あなたの力が100%発揮できる職業を探してみましょう。
きっとあなたに向いている仕事が見つかるはずですよ。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。
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