能天気な人の9つ特徴や性格とは?

能天気とは、どんなことに対しても深く考えないことを表す言葉で、言い換えると「のんき」という意味です。

そんな脳天気な人は、どんな環境であっても何人かいるものですよね。

もしかしたら、あなたの頭の中にもパッと思い浮かんだ人がいるのではないでしょうか。

そこで今回は能天気な人の特徴や性格についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。



能天気な人の特徴や性格

責任感が無く何事もきっとどうにかなると思っている

 

自分が困難な状況に陥った時、普通は「どうしよう」「何か解決方法は」と考え悩んで焦ったり不安になったりするものです。

けれども能天気な人というのはそういった状況に陥ったとしても、そのように焦って不安になることがありません。

なぜなら、そもそもの前提が違うからです。

困難な状況だと他人が認識している状況であっても、能天気な人にとっては決して困難な状況ではないのです。

「こんな状況だけど、どうにかなるよね」と思っている為不安になる事はありません。

実際、そういった能天気な人の様子を見かねて周りの人達が解決に導いてくれるといった事が多い為に、本当に困難な状況で困ってしまった、といった経験も少ないのです。

例えそうなったとしても、自分のせいだとは思っていません。

「そうなるべくしてなってしまった」「運が悪かった」「たまたまそうなっただけ」などと考えて責任を取ろうという意識は生まれません。

どんなことでもどうにかなる、流れに身を任せていれば解決されている、といった考えの持ち主なので周りの人にとってはタチの悪い人でしかないでしょう。

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目の前のことに意識が集中しすぎている

 

「現金100万円を1年後に必ず貰えるのと、目の前にある1万円を今必ず貰えるのであればどっちを選びますか?」という質問を投げかけられた場合、必ず貰えるという条件が提示されている段階でほとんどの人は1年後の現金100万円を選ぶと思います。

1万円と100万円、同じ貰えるものであれば当然金額の大きい方を選びますよね。

ところが、能天気な人というのはここで不思議な判断をしてしまいます。

「今すぐ1万円ちょうだい」と真顔で答えてしまうのが、能天気な人の特徴と言えるでしょう。

疑い深く「必ず貰える保証などないし」なんて考えて答えを選んでいるのではありません。

それではなぜ1万円を選んでしまうのかというと、その1万円が目の前にあって、今すぐ自分のものになるという「今」の喜びが欲しいからです。

具体的なイメージとして、1年後の事が想像つかないと言っても良いでしょう。

ぼんやりとした1年先の幸せよりも、今この瞬間の幸せを選んでしまうのです。

10年や20年ならともかく、1年はあっという間ですよね。

それでも先の未来の事はあまり気にしていないのです。

ですから、将来の事やもしもの事を考えて生命保険に加入しておこう、なんて気はさらさら無いといって良いでしょう。

もしあなたの恋人やパートナーが能天気な人であれば、将来に関する保険や積み立てなどはしっかりとご自身で管理されることをおすすめします。

 

何度同じ失敗を繰り返しても反省しない

 

人間であれば1度や2度の失敗はあって当然だと思います。

けれども「仏の顔も3度まで」という言葉通り3回目の失敗となると当然では済まされません。

子供であればまだ成長段階ですから失敗は沢山するでしょう。

それがそのまま大人にも通用するかといえば間違いです。

大人は1度の失敗で、なぜそんな失敗をしてしまったのか、どうすれば次は失敗せずに済むのかという事を考えめぐらせて自分の行いを反省します。

それが普通の大人の対処方法です。

しかしながら能天気な人というのは、どんなに些細な失敗でも何度も繰り返し同じ事をしてしまうのです。

失敗した事を大きな事、恥ずかしい事と受け止めていないので自分の中で反省をすることもありません。

失敗に対して注意されたり、叱られたりしたとしてもその事をすっかり忘れてしまっているという事もあります。

「前回も同じ失敗をして注意されなかったっけ?」と問い詰めたところで「そうでしたか?すみません、気をつけます」なんてのらりくらりとした態度を向けられてしまうのがオチです。

そもそも、何に対して気をつけるのか、気をつける内容も理解していないまま謝っているのです。

能天気な人は自分の中だけで悩みの無い、ストレスの少ない生活を送っていますので、一緒にいる人はその人の分だけ逆に悩みやストレスを抱えてしまう事になるでしょう。

世話好きな人やよっぽど心の広い人でなければ能天気な人の相手をするのは骨が折れますよ。

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周りの人のことは考えていない

 

能天気な人は、周りの人に迷惑をかけてしまうことを多々するでしょう。

待ち合わせ時間に遅刻してきたり、切羽詰まって相談しているのに笑っていたりと、能天気な言動に「何なのこの人」と迷惑がられてしまうことがあります。

ただ、その張本人である能天気な人は、人から何を言われても心に響かず、周りの人のことなんて考えてもいないケースが非常に多いです。

待ち合わせの時間に大幅に遅れてきたのにも関わらず「ごめん」という謝罪の言葉も述べず、笑いながら「先に行っててよかったのに」と能天気に発言。

待っていた側は、「行ってていいならそう連絡して来ればいいのに」と思ったり、「先に謝罪の言葉もないの?」と苛立ちを覚えてしまうことでしょう。

能天気でいられるのは、人のことを考えていないからであり、「待たせて苦痛を与えている」という認識がないからです。

そこに少しでも相手のことを考えられる気持ちがあれば、このような非常識な言動はしないでしょう。

このような能天気な人に、何かをしてもらうことや求めること、期待することは大きな間違いであり、また自分が被害を被ってしまうこともあります。

ほどほどの関係に留めておくことで自分にとっても最小限のリスクに抑えられるでしょう。

 

他のことや自分のことを考えている

 

「ちょっと話聞いてるの?」と問いかけたくなる能天気な人。

実際、能天気な人は、真剣に話を聞いていたり、考えているということは少ないです。

能天気な人は、できるだけ楽しいこと、面白いこと、これから起こる出来事にワクワクして、思いを膨らませたいと思っているものです。

例え切羽詰まった状況であっても、頭の中は楽しいことだらけで、今向き合うべきこととは違うことを考えているケースが多いのです。

聞いていないのに「聞いてます」と言ったり、「分かってるの?」と叱っても笑っていたりと、言っている方が疲れてしまう対応が多いでしょう。

頭の中では常に楽しいことを求め、向き合う問題から逃げ、妄想などに浸っている場合もあります。

現実の世界から目を背けることが多いため、重大な責任のある仕事を任せたり、トラブルを解決させたりといったハードな内容は任せられないでしょう。

社会人となれば、このような能天気な人は出世することはなく、むしろ後輩に追い抜かれていくタイプの人間。

そこにプライドが出てきたり、向上心が出たりということは難しいでしょう。

期待するだけ無駄かもしれません。

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ストレスを感じることがない

 

能天気な人は、物事を軽く見る傾向があり、深く考えることはしない為、悩みを持つという機会が少なくなります。

仮に何かしらの悩みができたとしても、「まぁ、その時になったら考えよう」「誰かがやってくれるでしょ」と考えてしまう為、真剣に考えたり、落ち込むほどの姿になるということはまずありません。

気持ちの切り替えが早く、深く考えない性格は、その人にとってプラスに働き、ストレスがない生き方になっていると言えます。

ストレスがなければ健康を維持できたり、十分な睡眠がとれるために精神が安定したりと、その人にとっては良いことだらけ。

そんな能天気な人を見て、「何も悩みないでしょ?」「どうやったらそこまでポジティブになれるの?」と、尊敬に近い目で見る人もいます。

ストレスを多く感じる社会になっている今、能天気の人のようにストレスを感じない生き方をすれば、もっと人生を楽しめるかもしれません。

ただ、深く考えないことやストレスを感じないことで、人の気持ちを理解したり、人の立場になって物事を考えるということが難しいこともあるでしょう。

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やるべきことを先延ばしにする

 

楽観的な性格をしていて、今が楽しければそれで良いと考える傾向にあるのが脳天気な人の特徴です。

ですから目の前にやるべきことがあっても明日やればいいやと先延ばしにしてしまい、結局ギリギリになってからしか取り掛からないのです。

とくに自分にとって嫌なことや面倒なことは考えたくない、あるいは考えないようにとすることが脳天気な人にはよく見られます。

これはもちろん今現在の楽しい思いに水を差したくない、後でできることなのだから今考えても仕方がないといった心理が働くからです。

ただし脳天気な人も先延ばしにしたところでいずれやらなきゃいけない事だとは分かっており、また先延ばしにすればするほど厄介なことになるとも承知しています。

ですが根が楽観的なので結局は何とかなるだろう、自分が窮地に追い込まれることなどないだろうと考えているのです。

実際、幼い頃からそうやって先延ばしにしても何とかなってきたのでしょう。

例えば宿題やレポートなど、コツコツやれば何でもないことを後回しにしてしまい、ギリギリになって慌てるなんてことがしょっちゅうあったはずです。

ですが脳天気な人は先延ばしにして苦労したことよりも、最終的に何とかなったという結果だけを見てしまうため、同じことを繰り返すのです。

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自分に自信がある

 

脳天気な人というのは基本的に考え方はシンプルです。

ですから些細なことで悩んだりくじけたりもしませんし、もし失敗したらどうしようと悲観的になることもほとんどありません。

ある意味で自分に自信を持っているからこそ、このような考え方ができるのです。

例えば悩まず落ち込まず、自分の思うままに生きてきて、大きなミスをしでかしたとしたらどうなるでしょう。

自分の脳天気な性格のせいで重大なミスをしたとなれば、いくら脳天気な人とはいえ冷静ではいられないはずです。

しかし脳天気な性格から重大なミスにつながるというのは案外ありません。

それは脳天気な人が「人生なんてなるようになる」という自信を持っているからです。

結局のところそれまでの人生は何とかなってきたことで、自分に対して絶対的な自信を持っているのです。

その自信とは運と言い換えても良いのですが、脳天気な人は運の良さを味方につけ人生を乗り切ってきた経験があるからこそ、どんな時でもそれほど悩まず壁にぶち当たることもなく、楽観的なまま生きてこれたのでしょう。

そうした経験によって自分に自信を持つに至ったのです。

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常に明るく前向き

 

脳天気な人の良いところの一つに、明るく前向きな性格をしていることが挙げられます。

脳天気であるがゆえに小さなことでクヨクヨ悩みませんし、落ち込んだ気持ちをずるずると引きずるといったこともありません。

多少落ち込むことがあってもすぐに気持ちを切り替えられるのです。

なぜなら悩んだり落ち込んだりしても解決できるわけではない、それなら落ち込むだけ損だといったある意味シンプルな考え方をするからです。

また悩みを明るく笑い飛ばせるのも脳天気な人の良さです。

それこそ些細なことで悩んでいるのがバカらしいと思えるほどに、脳天気な人はその考え方がシンプルで前向きなのです。

ですからその明るさでもって周囲も同じように明るくする力を発揮することもありますし、脳天気な人の姿を見て元気づけられる人もいるでしょう。

ただしこの明るい性格というのは一歩間違えたら無神経にもつながります。

例えば他人から悩みや相談を受けた時にも、脳天気な人は本来の楽観的な性格ゆえにあまり真剣に受け止めるということをしません。

それが他人から見れば無神経に見えてしまうことがあるのです。

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脳天気な性格には長所と短所がある

 

いかがでしょうか。

脳天気な人にはそれぞれ良いところと悪いところがあります。

そんな人がいることで空気が和らぐこともあれば、ピリつくこともあるでしょう。

なんにせよ、そういった部分も含めて接していたほうが、お互いストレスは感じないはずですよ。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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